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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

イソウ
1976年
10歳ぐらいの女の子がいるが、手足が縄をなったようである。足を首にまわしたり、手をまわしたりしたら、届かない場所はない。

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カマイタチ
1996年 新潟県
鎌鼬にかかるのは、躓いたときに手や足が骨が見えるほど裂けることである。女の子が、家の脇で遊んでいると少し躓いただけなのに、女の子の大切なところの近くを切られたという。小さな竜巻にさわった男性も、足を切られた。
類似事例

カマイタチ
1996年 新潟県
小さい女の子が、鎌鼬にひざを切られたこともある。
類似事例

カマイタチ
1998年 新潟県
女の子たちが鬼ごっこをしていると、こけた時に右足の脛に痛みを覚え、見てみると出血こそしていないが、肉が裂けていた。我慢して橋の所まで行くと、急に血が噴出した。かまいたちによるものである。
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タヌキ
1992年 奈良県
寂しい所を馬をつれて荷を運んでいたら、小柄な娘が現れ、「馬に乗せて一緒に連れて行ってくれ」と言った。それが毎晩のように続いた。今日こそは手をつかまえて家に引っ張り込もうと考え、娘の手をつかまえて帰った。家の前まで来た時、娘が「痛いから持ち替えてくれ」と言うので持ち替えた。そして思い切り引っ張ったら、手はナンバキビに変わっていた。
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ガラッパ
1959年 鹿児島県
昭和初期のこと、ミヤマという山へ木を拾いに行った5・6人の子供たち(10歳程度)の内、1人の女児が夕方になっても帰らなかった。大人たちはこれはガラッパの仕業であるとして、山を「町(チョウ)が動いたぞ」といいながら捜索した。結局山中で少女は見つかったが、全身スダの葉まみれになり、口には馬糞をくわえて気絶していた。問いただすと、可愛い子供たちと遊び、団子を食べていたという。
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メドチ,カッパ
2001年 青森県
堰の端を歩いていたところ、きゃっきゃっと声を上げながら堰を上ってくる子供があった。それは、黒い体に赤い顔の十歳ほどの子供であったが、髪をさらりと冠っていた。こちらがめどちだなと思っていると、その子供は水の中に消えてしまった。
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ヘビ
1997年 奈良県
小学生が三輪山の奥に遊びに行ったら、手洗いの水のところに蛇がいた。棒でいじると、触れるたびに蛇が大きくなった。小学生はそれを見て一目散に帰ったという。
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カミカクシ,キツネ
1926年 奈良県
12、3年前に、北葛城郡五位堂村で座敷に寝ていた10歳の女の子が、夕方に神隠しにあった。狐の悪戯として村中で探したが見つからなかった。帰ってみると、その子はもとのところで寝ていた。
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カマイタチ
1998年 新潟県
外で泣き声がしたので見に行くと、娘が田圃の脇で足を踏み外していた。引き上げると、出血はしていなかったが肉が切れていた。かまいたちのせいだろう。
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キツネ
1982年 三重県
大きな家に女中奉公していた娘さんが夜に縄を編んでいたら後ろの戸が開いて知らない人が立っており、母の危篤を知らせた。娘は家に帰ろうと飛び出し、その家では女中さんがいなくなったということで組の人などに探してもらったら、山の中で真青になってづれづれに(傷だらけに)なっていた。キツネにだまされたのだろうという。
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アタマヲナデルヤワラカイモノ
1982年 東京都
田んぼ道を10時頃通ると柔らかいものが頭をなでる。毎晩のことなのでかまわずにいると、今度は針のようなもので足をなでた。おそろしくて川へ飛び込んだら高くて上がれない。明け方になって川だと思ったのが小さな堀だったと気付いた。
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カミカクシ
1973年 岩手県
数年前のこと。近所の子供が行方不明になった。帰ってきた後聞いてみると、何かに憑かれて1日中歩き回っていたといった。
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キツネ
1998年 奈良県
夜遊びに行った帰り、きれいな娘さんが立っていた。それで、娘さんに声をあげて抱きついた。正気になってみると、それは棒が立っているだけだった。
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キツネ
1988年 長野県
きつねがついたことがある。ある娘にきつねがついたときなどは、夜に出歩いたり、天井へ上がったりなどしていたという。これをはらうには祈祷したりなどした。
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キツネ
1989年 山梨県
Aさんが10か11だった時分に、おじさんが大きな山へ出たときに騙されて人が変になり、タバケたりして困った。
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ウロコ,ヘビ
1992年 富山県
ある家の娘は1代に1人ずつ橋の下の蛇に見込まれるという話がある。その娘は腋の下に鱗を持つ。
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トイレ
1986年 東京都
小学校の1階の女子トイレに入ると中から手が出てくるという。そのため怖くてトイレに入れず、もらした子がいた。
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ムヂナ,ノッペラボー
1938年 岐阜県
旧家の裏庭で大工が仕事をしていると土蔵の間の道で長い袖の着物を来た7歳くらいの女の子が踊っていた。声を掛けると振り向いたが顔がなかった。そして急に姿を消しあとにははき古した下駄が残っていた。
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ブナガヤ
1985年 沖縄県
10歳の頃、川岸で芋を洗っていたら、ブナガヤが現れ、それはまるく真っ赤なものであった。驚いて芋をほったらかしたまま逃げ帰ったが、姉は信じてくれなかった。それで姉と2人で川に行ったら、姉もブナガヤを見てびっくりして、芋を置いて家に戻ってきた。
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テング,オシヤゴジザマ
1931年 長野県
十歳頃の子が何処へ行ったのかわからない。村中で探したが見つからなかった。夜明け前探していた人たちが家に引き上げてくると、家の中の馬屋の中にいた。村の人たちはおしゃこじ様が隠したのだといった。天狗様のいたずらだともいった。
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