(ゾクシン) 1964年 福島県 7日はさいびなので山狩りによい。
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ケマツリ 1964年 福島県 獲物があると、1匹に1度毛祭りをする。第1に耳と耳の間のえり首の毛、第2に左の耳先の毛、第3に右の耳先の毛、第4に左手先の毛、第5に右の手先の毛、第6に左の足先の毛、第7に右の足先の毛の、7箇所の毛を切って木のまたなどにあげ、日光権現様に祈る。猿丸猟師の子孫であると申し述べると、神様がよく守護してくださるという。
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(ゾクシン) 1964年 福島県 狩りでは、7日がえり、7人かり場などは忌む。
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ヤマノカミ 1964年 福島県 狩り小屋では、朝は毎日水をあびて山の神に十二様(十二大明神、大山祇命など)と唱えて祈願する。
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マツリナオシ 1964年 福島県 山で凶変があったときは、まつりなおしと言って最初から行事をやり直す。狩場山をくだって里の家にかえり、やど、あるいは祭り宿といわれる大将の家で山の神のまつりを行う。みやげはくまの頭と胸骨をもっていく。この際、くまの心臓としたは山の神祭りの肴とするので、祭りざかなといわれた。くまのすい臓も祭りのさかなにする。腎臓と胸の肉は山の神のししといって、くしにさしやきものにした。
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ヤマノカミ 1982年 新潟県 1月8日に各戸一人が集まり、藁で蛇を作って山中の奥の院にのぼり、後から神で作ったさまざまなものをもって、「山の神様山行きやる 山繁盛 里繁盛」とはやしていく。奥の院では頭を村に向けて老杉に蛇を縛り、木で作った鉈や鎌などをこれに結んで酒を飲み、2本のタラの木をそこに立て、帰りは振り向くと長いものに巻かれるといって山の出口まで一目散に下る。また、それから4日目が山の神様の種蒔きの日である。
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シチニンヅカ,クセヤマ 1966年 静岡県 七人塚は、狩人7人が7頭の犬をつれて、山で行き倒れになったものを祀っている。七人塚のあたりはくせ山と言われ、山師たちが嫌う場所。
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シチニンカリュウド,シチニンミサキ,シチニンヅカ 1927年 静岡県 七人狩人の墓として伝えられる塚がある。七人みさきとも七人塚とも言う。7人の狩人が山に入ったまま行方不明になった。7人のミサキ(霊)を祀り、塚をつくった。
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ヤマノカミ 1942年 高知県 狩猟の際に、獲物の両耳あるいは片耳を切って、山の木の枝に挟んで立て、山の神に供える。こうしないと、山の神がお怒りになる。
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マタギノキンキ 1956年 宮城県 猟師の妻が出産する時は山の神様が女神で穢れを嫌うといわれており、二十七夜位猟を休む、あるいは赤不浄でケガレだといわれているので、お七夜まで休む。不成就日に猟をすると獲物がない。大勢の者に半月以上も不猟が続いた時、山中で自殺者の死体が見つかりそれ以降不思議と当りが続いた、など。
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ノタウチバ 1966年 香川県 猟師のしきたりとして、旧暦12月のある日から7日間、祭壇を設け、毎夜壇上で銃を構え、夜中に通る物を射つ。この祭壇の場所をノタウチバと言い、獣の他にも妖怪や魔物が親・兄弟の姿に化けて通るのだという。
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シチニンミサキ,オンリョウ 1985年 愛媛県 鷹狩りの鷹を食べた一家七人が山之内の里人に訴えられ斬首された。その後、山之内の者が斬首の場所を通りかかると必ず何か災害を受けた。一家の怨霊の祟りとされ、七社権現として祀った。これも七人ミサキの一種である。
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ヤマノカミ 1971年 山梨県 毎月17日が山の神の祭の日で、1月17日が春の山の神様、10月17日が秋の山の神様。山仕事をする人はこの両日か12月17日と1月17日、または21日の年2回を山の神の祭とした。山の神の祭りの日に木を切ると怪我をするという。
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ヤマノカミ,(ゾクシン) 1951年 徳島県 3月3日の翌日をシカのアク日といい、仕事を休みにする。3日に遊山をして山の神を迎え、4日には家に籠もって山の神を田の神として迎え入れて神に奉仕するのだという。
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シチニンヅカ,シチニンオチ,シチニンミサキ 1927年 愛知県 七人落ち、または七人塚と称する塚がある。狩人の神として信仰される。猪を獲るときに押し潰された跡だという。七人ミサキともいう。
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ヤマノカミ 1978年 山梨県 1月17日と8月17日は、山の神様が山で弓を引く日であり、あたるといけないと言って山仕事はしない。
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ウサギ,ヤマノカミ,(ゾクシン) 1915年 熊本県 狩をして兎を獲るとすぐにその鼻を切って山の神に供えるという。
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ヤマノカミ 1978年 山梨県 1月17日と8月17日は、山の神様が山で弓を引く日であり、当たると怪我をすると言って山仕事はしない。
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ナナクサノカミサマ 1982年 新潟県 七草の神様は女の神様で、稲・年取り神で7日夜には神様が藁を与えるという。
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ヤマノカミサマ,テング 1985年 福島県 毎年、元旦・2月17日・10月17日は山の神が里にお出ましになる日だという。山の神は男性で天狗であるという。この日には山で仕事をしている人々が親分の家に集まって餅を搗いてお酒を飲んだ。この日は山に入って災難にあったら山の神様のおとがめがあったという。
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