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検索対象事例

ニイボン,ホトケ
1964年 福島県
新盆の家では、仏が足を洗うといって、たらいに水をくみぞうりをそろえておく。

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ホトケ
1969年 埼玉県
盆花はミソハギで、これを迎えのときにもっていって、仏が足を洗うといってミソハギで水をかける。
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ホトケサマ
1943年 長野県
8月の盆の前には、家の周りの草をきれいに刈っておく。そうしないと仏様の足に引っかかるという。
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ホトケ
1985年 静岡県
新盆に遠渡ではショウロサンといって瓜で牛の形をつくってそれに麻の芯で足をつくる。そして盆棚の蓮の上に水・飯・ソーメン・オハギなどと一緒にしておく。それに乗って仏が来るのだという。
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ガキボトケ
1984年 愛媛県
湯灌の時は畳を敷き替え、荒むしろを裏返しにして木の杓で湯をかけながら洗う。杓は底を抜いて海に流す。そうしないと餓鬼仏が杓で通りかかる船に水を入れて沈めようとする。
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ソウシキ
1939年 長野県
葬式から帰ってきたら、家の入り口で塩で手を清め、たらいで足を洗って家に入る。この時、足と足をこすって手を使わずに洗うため、平常は足と足をこすって洗うことを忌むという。
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ホトケサン
1958年 香川県
十三日、新仏の燈籠と白い布を座敷の口に吊るす。この白い布はオチョウテヌグイといって、仏さんが手を洗う。
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ホトケサマ
1965年 宮崎県
盆の13日の晩には仏様が来るので、家の入口から仏壇に通じる戸をすべて、少し開けておく。この仏は夜中に帰っていく。
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ホトケサマ
1977年 山形県
8月13日、仏様が苗代で足を洗って入ってくるので、朝、玄関口の田の草をむしる。
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ボンノホトケ
1982年 新潟県
盆の仏は13日に来て16日に帰っていくので、家に来ている仏の足を切ると悪いからこの間は草刈をするものではない。あるうちの親父が盆の16日に村はずれで草刈をしていると、死んだバサの声がする。聞いてみると、家は盆だというのに忙しがって、ろくなごちそうもせず、土産もなく、業がにえたから、小さな子をいろりへ落としてきたといっていので、急いで帰ってみると、小さい子がいろりでやけどをしていた。
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カッパ
1997年 青森県
河童の害を防ぐため、お盆にキュウリに箸を4本挿して馬にしてレンコンの葉に乗せ、7日間仏様に供養した。
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ホトケ
1934年 鳥取県
盆の16日にまだ向こうへ帰らない仏が、海にいて、柄杓をくれという。もし柄杓を渡すと船に水を入れてひっくり返す。そのため、船を出さない。
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ホトケサマ
1963年 福島県
7月7日の朝、小麦の藁で作った七夕馬を母屋の屋根に上げる。この馬に乗って仏様が降りてくるという。仏様とは家の先祖のことである。この日は仏様を追い出して仏具を洗う。
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コウボウダイシ
1977年 秋田県
何某の家では付近を流れる清水を「弘法の受け水」として敬っている。その水で二足四足の動物を煮る、洗濯する、風呂を沸かす等のことをしてはいけない。
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ホトケ
1989年 静岡県
盆の16日は仏が帰る日だから、海で泳いではいけない。一緒に連れて行かれる。
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ボン
1965年 岩手県
七月十六日は盆の中心日で、この日一日は精進料理を食べ、「仏送り」がすめば両親のある者は生臭いものを食べてもいいという。
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ホトケ
1970年 鳥取県
7月16日の朝に盆の仏送りをする。この日には仏が海に帰るので、漁師は船を出さない。
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オクリオオカミ
1957年 和歌山県
送り狼に送られた時は、足を洗った水を置いておくと狼はそれを飲んで帰るという。
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(ゾクシン)
1938年
盆棚の上に載せるござは、周りにおりひげのついたものを使う。一般に、仏様はこれにつかまってござの上に上ると信じられているという。
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ダイブツサマノヨウナヒト
1982年 群馬県
大仏様のような人が米山薬師を背負って来て丸山に降ろし、金山に腰掛けて、渡良瀬川で足を洗った。そのときの草鞋の土が大丸山、小丸山。
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(ゾクシン),シリョウ
1933年 京都府
葬式から帰ってくると門口で柄杓一杯くらい水を流しその上にたらいをまいてふみふみして家に入る。でないと一緒についてきた死霊がはなれずにいて間もなくその家に死人ができるという。
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