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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

ヨビイシ
1967年 福島県
呼び石といわれている石の前に立ち声を発すると返事があるという。

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オウムイシ
1974年 三重県
伊勢路のとある島におうむ石と呼ばれる石があり、浄瑠璃を歌うと同じ声が返ってきたという。
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モンドウイシ
1987年 長野県
雲之助城址にあり,二つの石が向き合っている。尋ねたいことを唱えると答えてくれる。
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ネンブツヲイウバケモノ
1921年 鳥取県
上長田村の念仏岩では赤子のような声で鉦をたたいて念仏をいう化物がいた。
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(ゾクシン)
1973年 香川県
死の直前、その人の名を井戸に向かって呼ぶと、生き返るといわれている。
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ウナリイシ
1986年 埼玉県
山林中にある唸石は、地上に現れている部分は長さ三尺、幅二尺、高さ五寸といわれ、昔うなり声を出したり、夜に泣いたりした。
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ヨブコエ,アヤカシ
1992年 広島県
海から「こっちに来い」という声が聞こえてくる。声に呼ばれていったら死ぬ。6,70年前にその声に殺された人がいる。
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(ゾクシン)
2001年 沖縄県
人に声を掛けられたら一声ではなく三声で返事をしなければならない。一声だと亡霊だとみなされるからだという。
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タヌキ,キツネ
1994年 京都府
「山では返事をいっぺんにするな」と言う。呼ばれてすぐ返事をすると、狸や狐・魔のものの神通力に引っ掛かる。誰かが呼んでいるのが聞こえても、初めは聞こえない振りをして聞き逃し、二度目に呼ばれたときに返事をする。狸などは二度と同じようには言わないから、悪戯を見破ることができる。
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シャベリイシ
1935年 群馬県
奥上州の伊参村という所に二間三間二間の三角の奇石がある。鎌倉の頃、親の仇を捜しに中国から来た武士が、この大石の下で眠っていたところ、この石の中から仇の居場所が聞こえてきたという。それ以来、この石は時々人語を話したので村人が恐れ、囀石と呼んで崇め祀った。数年後、越後の人がその声に恐れて石の角を切って落としたらしゃべらなくなったという。
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ボウレイ
2001年 沖縄県
以前、ある男が夜中に自分の名を呼ぶ声を一声聞いた。これに応じて外に出たところ、亡霊に惑わされて二三日後に死んだ。だから一声の声掛けには応えてはならない。
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ギョリュウセキ
1976年
魚竜洞より流れ出る石を割ると、中に魚竜の形がある。人がその洞の前を通る時言葉をしゃべると、たちまち風雷の音がする。
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アカゴイシ
1932年 愛知県
赤子の足跡の付いた石がある。その石のある方向からは、離れていても赤子の鳴き声が聞こえるという。
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ポンカリ
1956年 宮城県
ぽんかり(キキョウ科の植物、蛍袋のこと)に向かって大声で叫ぶと、熊が来るという。
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ヒシノムラノナナフシギ,モンドウイシノレイ
1987年 長野県
言問えばそれと答えて面白し石にも霊のありやしぬらん
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ヤマノカミサマ
1985年 福島県
山の中で石が落ちそうなところを通るときには、山の神様にお願いすると神様が石を抱いてくれるという。
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ウグイスイワ
1938年 京都府
鶯岩と呼ばれる岩の中からは鶯の鳴く声が聞こえる。
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アカゴイシ
1971年 長野県
赤子石には、赤子の跡が深く刻まれている。赤子が泣く時は、その岩に赤子が泣かないようにと願いに行くと、不思議と泣き止むという。
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テング,ヨバワリヤマ
1922年 東京都
呼わり山(ヨバワリヤマ)へ行って天狗にさらわれた人の名を呼ぶと、その人の足が止まって見つかるという。
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ウバキリイシ,オンナノレイ
1986年 岐阜県
昔、石の傍らで悶死した女の霊が石に乗り移った。夜中になると石は人肌ほどに暖かくなり、奇声を発した。京都の高僧が歌を詠み、喝を入れるとそうならなくなった。その石は姥切石と呼ばれた。
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ツガルシャリ
1976年 青森県
今辺地の海岸に奇石がある。大きなものは拳くらいで、白色に薄赤い色を帯びている。小さいものは豆粒のようで、白色で光がある。これを津軽舎利と名付け宝塔に納め、頂礼恭礼すればまれに増えることがあるという。
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