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検索対象事例

テングサマ
1982年 群馬県
十日夜には笠丸山などの山の神に参り、一晩中お籠りをした。天狗様が出雲に出かけて留守になるので、留守番をするのだという。

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テングサマ
1982年 群馬県
十日夜には天狗様をお祀りする。
類似事例

テング
1963年 栃木県
昔、猿のように木に登るのが上手な子がいた。ある朝、その子が母親に今日は笠間の祭日なので今から行って朝飯までには戻ってくると言った。そして朝飯までに戻り、寝てしまった。母親は心配になり部屋に行ってみると、天狗が寝ていた。正体がばれた天狗は家から出て行ったが、長いあいだお世話になったお礼に、雹が降らないようにすることを約束した。
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テング,ライジンサマ
1976年 栃木県
雷電神社がある天狗山に1人の天狗が住んでいた。その天狗は人々に自分が寝ているところを絶対に見るなと言っていた。ある村人が覗いて見ると、天狗は座敷いっぱいに羽根を広げて寝ていた。寝姿を見られた天狗は、「俺が丈夫なうちはここらに雷やヒョウは降らせない」と言ってどこかにいってしまった。それからというものこの地区には雷やヒョウの害がないと言う。その天狗は雷神様だったという。
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テング
1969年 愛媛県
石槌山は天狗の巣である。麓の村では裏庭にある高い松に夜になると烏天狗がとまっているという。大きなムクの木にも闇の晩に天狗が来て休んだといい、小さな火の光が枝の間で光っていると言われた。
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テングサマ
1995年 島根県
横道のある猟師は、山で山伏が振る鈴と金の常箸を拾って以来、天狗さまを尊び、毎日山に行った。山ン婆が飯を炊くので山へ行ってはならない2月9日も、猟師は天狗山に行った。大きな猿のような爺を打つと下へ落ちていったが、それは天狗さまだった。その後、大雪の晩に、猟師は行方がわからなくなり、天狗山の奥深くで、大怪我をして見つかった。
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テングサマ
1929年 新潟県
山には天狗様がいて、ふもとの村があらされて困るので、占女の神口を聞いてみると、それは天狗様のたたりだといわれた。毎年お酒を天狗に供えなさいと告げられたので、その通りにした。その酒は翌年の10月八日までに天狗が全て飲んでなくなっているという。
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テング
1982年 群馬県
天狗が迦葉山に寺の小僧に化けて住み込んだ。ある年の十五夜の晩、その小僧がいい事をして見せると言ってススキの葉の上を飛び、白い馬に乗って行ってしまった。以来迦葉山では天狗を祀る。
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テング
1981年 神奈川県
山の神をお祀りしてある山に天狗の住処といわれた大松があった。ある日美しい娘が行方不明になり天狗の仕業だということになった。松のところにさがしに行くと娘が座りこんでいて、話をきくと、やはり天狗にさらわれたということであった。
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テング
1995年 群馬県
行者が御嶽山の御堂に一週間ばかり籠もった。満願の日に奥の諏訪山にお礼参りに行くと天狗がのりうつった。
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テング
1933年 長野県
ある日、婆が山で薪をとっていたら、天狗が現れ手紙を頼まれた。天狗の言うとおり目を瞑ると、体が浮き上がるようになり、目を開けると別の天狗がいた。手紙を渡してから同じようにして戻った。手紙を渡したお礼に天狗は村の火事から婆の家を守ってくれた。
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オテングサマ
1953年 埼玉県
麦作りに子どもを連れて行ったらいなくなり、捜したら木のウロで寝ていた。お天狗様の仕業。
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ヤマノカミ,ヤマイヌ,テング
1928年 愛知県
山には山の神(山犬)や天狗が住んでおり、深い山や高い山は崇められている。
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テング
1972年 石川県
山中では天狗がいつも見守っている。深い山にいてもそれほど寂しくないのは、天狗が守っていてくれるからだという。
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テング
1991年 石川県
ワスケ山の笠のようになった大木に、天狗が住んでいた。
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テング
1915年 滋賀県
今から4代前の主人が天狗になったという家がある。この人はある日外出したまま帰ってこず、死んだということにしていたが、数日後下女が畑の物置で寝ているのを見つけた。驚いて飛んで帰り家人に知らせたが、再び戻って来て見ればすでにおらず、すぐ側の山を2足で登っていき、行方知れずになった。人は皆天狗になったと言っている。
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テング
1976年 和歌山県
日光神社に泊まっていた時、木を伐る音がした。そして、急に木の倒れる大音響がした。それで噂の通り天狗のいることを知ったという。
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テングサマ,コウジン,テング
1950年 群馬県
天狗さまは山の荒神であるので人家の近くに祀ると祟る。
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ヤマガミ,テング
1973年 富山県
ある時炭焼き小屋に泊まっていると晩の八時ころ突然ドンドコドンドコと太鼓のたたく音がした。そこでお祈りすると聞えなくなった。山神は地方によっては天狗だともいわれる。
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テング,ヤマノカミ
1984年 愛知県
天狗(山の神の説も)が、大きな岩の上に立って山の講の日に山へ入った樵を睨みながらその名を呼ぶ。それ以来、山の講の日には山へ入らないようになった。
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テング
1995年 長野県
三河峠で真っ暗になって困っていたら、白髪の爺さんが現れて肩へ乗るよう言い、言う通りにすると直ちに家に到着していた。それは天狗様だったという。
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