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検索対象事例

ヤマノカミ
1982年 新潟県
山の神の祭りの日には、山で髪をすくきれいな女をみたといい、山中で髪をとかすことを禁じている。

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ヤマ ノ カミサマ
1960年 三重県
昔山奥に行った人が、河原で綺麗な着物を着て髪を洗っている女に出遭い、見たことを話すなと口止めされた。これが山の神様。
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ヤマノカミ
1992年 宮崎県
山の神は年老いた長髪の女とも、若いきれいな女だともいう。
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ヤマノカミ
1973年 富山県
山神祭の日は山の神が山を回っているので山入りしてはいけない。とか、刃物を持ってはいけないという。
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ヤマノカミサン,ヤマノカミノタタリ
1974年 兵庫県
山の神さんの祭りの日には、山の神さんを祭っておこもりをする。この日には山の神が木を調べて歩いているので、人間が山に入ると祟るといわれている。
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ヤマンガミ
1958年 鹿児島県
山ン神は女性とされている。12月29日は山ン神が出られる日で、それ以後は山へ行ってはいけない。父が29日に山に行ったら、長い髪を後ろにたらした美人がいた。笑っていたが、父を見たとたん髪を前にたらして顔を覆い姿を消した。その後、父は3日ほど寝込んだ。
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カマイタチ
1998年 新潟県
山間部では、山の神の日に山に入るとかまいたちに会うといい、この禁忌はかまいたちの構え太刀説を説明するものであろう。
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ヤマノカミ
1989年 静岡県
山の神の祭りの日に山に入ると、神風に吹き飛ばされる。
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ヤマノカミ
1982年 山形県
旧暦の10月17日は山の神祭りで、この日は山行きは止められ、山の神が木を数える日だから木は切ってはならない。
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ヤマノカミサン,タタリ
1975年 兵庫県
山の神さんの祭りは、講が中心となっておこもりなどをする。ある講ではこの日に山に入って木を切ると山の神さんの機嫌を損ねると言い、別の講では祟りがあるといわれている。
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ヤマノカミ
1946年 岩手県
山の神様の祭日には山仕事をしてはいけない。
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ヤマノカミ
1989年 鹿児島県
山に入るとき、山の神がいれば、髪の毛が逆立つのでわかる。山に入るときは山の神を驚かさないようにあらかじめせきばらいをしたり、物音をさせてから入る。また、山で仕事をする人は、入り口で焚火をしてから入る。これをしないで山へ入ると熱が出たり身体の調子がおかしくなる。
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ヤマノカミ
1964年 福島県
山の神はみにくい女の神であるため、猟のないときはおこぜをあげる。おこぜをあげるから熊をとらせてください、などと、ふところからちょっとおこぜの顔を出してみせるとよい。
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(ゾクシン)
1984年 新潟県
2月9日の山の神祭りには、山の神が矢を射る日だから山へ行くなという。
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ヤマノカミ
1989年 山梨県
17日には山の神が弓を引くから、山へ入ってはいけない。
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ヤマノカミ
1981年 秋田県
結婚後の数日間は山に入れない。山の神が祝儀火を嫌うためで、田畑の仕事やワラ仕事、家の中の雑用などは行ってもよかった。
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ヤマヒメ
1956年 鹿児島県
山の神は女の神であるという。山中で山ヒメに出会ったときは、山ヒメが笑って、額に舌がついて目が見えなくなったときに逃げなくてはいけない。そのとき、火のついたままの提灯を投げるとそれを拾うので、その間に逃げればよい。
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ヤマノカミ
1982年 三重県
山の神様は女の神様で、3月から7、8月までは海にいて、それ以外には山にいる。
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オテングサマ
1973年 山梨県
金峰山は女は登ってはいけない。男の子が髪の毛を長くして登ったときにも山の神に吹きおろされ、山はごろごろ音がした。雨が降るかお天狗様がイワを落ちる音である。
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ヤマノカミ
1940年 岐阜県
山の神に関する俗信。2月初寅、11月7日が山の講だが、講をしないと山落ちがあるという。山の神は女神で、女性が講の下りものを食べると気が荒くなるという。マドギ・ホウキギ・カモエダは山の神が好きな木なので、切ってはいけないという。山の神は醜女なので、女性が詣ることを忌むという、など。
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ヤマイリノキンキ
1956年 宮城県
旧二月十二日は山の神の祭日で山入りできない。ある時、若者が木を伐りに山に入ると、谷川の巨岩の上に黒髪で半裸の女がおり、声をかけると恐ろしい形相の女で若者を睨み付けた。若者は逃げ帰ったがその後病気になり死亡した。その女は山の神であった。
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