クラヤギツネ,ヤクダシギツネ 1989年 三重県 倉谷きつねは大入道に化けて通行人をからかい、電灯がついてからも人をよく騙した。矢下しギツネは5つか6つの可愛い女の子に化け、ごちそうを盗る。
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キツネ 1997年 岐阜県 昔、栄楽座の下にはたくさんのきつねが住んでおり、その辺を歩いてきた人を化かしては道に迷わせていた。化かされた人は、頭がぼうっとして自分がどこに居るのかわからなくなったという。
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キツネ 1990年 長野県 きつねがこっぱらにいて、よく人を化かしたという。ある日、隣の娘が化かされて帰ってこなかった。家人が行ってみると、まんじゅうだと言って馬糞を食べていたという。
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キツネ 2003年 山梨県 十郎という人に化けたキツネがいたずらを繰り返していたが、村人は祠を建て、祀ったら、いたずらをするのを止めたといわれる。
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キツネガヒトヲバカス 1990年 山形県 キツネが人を化かす。昔、校長先生が引っぱられて道に迷ってしまった。キツネには利口な人がばかされる。
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キツネ 1976年 宮城県 よくキツネに化かされる人というのがいる。近所にそういう男の人がいたが、1965年ごろ亡くなった。キツネは馬鹿でも利巧でもない、普通の人を騙す。
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キツネ 1990年 長野県 昔、夜になると、塩尻の桔梗ヶ原の玄蕃之丞や横出ヶ先のお夏といったきつねたちが芝居をして見せた。塩尻の方に灯りがつき、その灯りの下で芝居をしてみせたという。きつねに化かされたという人もいたが、ここでは立っていても見物できたという。
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キツネ 1975年 静岡県 赤坂おひさという名前のキツネが人を化かしたという。
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ヤマウバ,テング,キツネ 1978年 石川県 昔、山うば・天狗・きつねが山で人を化かして、探しに行くと、化かされた人が気が触れたようになっているのを見たことがある。
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キツネ 1976年 山口県 きつねは人を化かす。提灯を灯したり、石を投げたり、西瓜を盗んだりする。
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キツネ 1999年 宮城県 キツネは人を化かす。歩いている人の視界にある木や石に化け、歩く人に追わせて迷わせる。
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キツネ 1982年 群馬県 キツネは人を化かす。魚やアブラゲを取ったり、一箇所をぐるぐる歩かされたり、肥溜めを風呂に見せられたりする。
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キツネ 1982年 群馬県 キツネは人間の姿に化けて人を化かす。
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キツネ 1999年 兵庫県 山中では、キツネが化かして人を道に迷わせるという。
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キツネ 1988年 愛知県 西浦・大谷・古場で漁業が盛んだった頃、漁師は大漁のときには大足の堀田稲荷社にいわしなどのお供えを持ってお参りに来ていた。大門田のキツネは、このお供えを人を化かしては取り上げてしまったという。
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オマンキツネ 1986年 京都府 おまん狐は、厚部落の峠に昔いたという狐で、盛んに人を化かした。
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クダギツネ 1990年 長野県 橋場という場所にクダギツネがいた。ある時、話者が同級生と一緒に田んぼの中に赤いいたちに似たものがいた。追いかけると、真っ黒い蛇に化けて脅かした。「きつねに化かされた」と言って逃げ帰った。
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タヌキ,キツネ,ムジナ 1987年 岐阜県 切立のあたりの山には狐、狸、ムジナが多くいたので化かされたという話が残っている。狸より狐の方が化かすのがうまいという。
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キツネ 1988年 岩手県 昔は、五枚橋のあたりで市日の帰りに、よくキツネに騙された。
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キツネ 1990年 長野県 山中歩いて一晩中歩き回って家へ帰ってこなかったとか、養蚕が盛んだった頃桑を背負ってきて途中で遅くなると、ニヤニヤ笑っている人が待っていたりした。きつねが出て化けていたのだという。
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