テング 1930年 新潟県 天狗の爪をカゼのときに削って飲むとたちまちなおるという。
類似事例 |
|
テング 1956年 富山県 サメの歯の出土品と思われるものを「天狗の牙」、石斧を「天狗のヨキ(斧)」、「天狗のマサカリ」と呼んでいる。石斧については、ほかに「狐のヨキ」「狐のトンガ(唐鍬)」とも言う。
類似事例 |
|
テングノアシアト 1971年 福島県 天狗の足跡が今も残っている。
類似事例 |
|
テングノツメ 1978年 石川県 能州石動山の林の中に天狗の爪というものがあり、色は青黒く、長さは5分程で、石のようであり先がとがり、獣の爪のようである。地元の人が雷雨の後に林の中で発見したという。水に入れて飲むと瘧が治るという。
類似事例 |
|
テング 1939年 京都府 大木の幹に大きな穴があいており、天狗が棲むといわれていた。
類似事例 |
|
マス,テング 1980年 和歌山県 マスの底を叩くと、天狗が来る。
類似事例 |
|
テング 1976年 天狗の図
類似事例 |
|
カラステング 1932年 家康の頃、力持ちの和尚のところに大敵と勝負をするので和尚の右腕を貸せという天狗がきた。切るには及ばず、ただ貸すといえというので、貸すというと、右腕の力のみを借りていった。7日後、天狗は力を返しに来て、お礼に天狗の爪をくれた。
類似事例 |
|
テング 1988年 富山県 烏堂の宮でいさかいするようなはげしい叫び声がした。翌日行ってみると血の付いた爪みたいなものがおちていた。天狗の爪だという。
類似事例 |
|
テング,ダイジャ 1976年 和歌山県 天狗山という山があるが、天狗がいたという話は聞いていない。下に蛇穴があり、蛇がいたという。
類似事例 |
|
テング 1980年 和歌山県 立岩にさし歯の下駄をはいていくと、天狗が道のはたに出て来て人を通さないという。
類似事例 |
|
テングノツメ 1974年 西国では矢の根石を雷の爪と言う。また、深い山の中を歩いている時、天狗の爪と呼ばれるものを拾う事がある。小さいものは1寸ほど、大きいものは4寸ほどあり、本は分厚くて先はとがっており、とても重いという。
類似事例 |
|
テング,マス 1916年 和歌山県 桝の底を叩くと天狗が来るという。
類似事例 |
|
テング 1982年 群馬県 前橋市の天狗岩用水は、天狗の助けで開鑿できたもの。
類似事例 |
|
テング 1955年 山形県 稲山の木の松タサ(不明)に大きな石が入っている。この石は天狗が入れたもの。
類似事例 |
|
テングサマノツメ 1988年 富山県 喧嘩の声がうるさかった次の朝、見たら血だらけの天狗様の爪が落ちていた。
類似事例 |
|
テングサマ 1936年 石川県 天狗が山を足場にして村々を遊び回った。天狗の爪がかかったため山は禿山になった。
類似事例 |
|
テング 1932年 長野県 赤穂村にある大きな石の面にある凹みは天狗の足址だといわれている。
類似事例 |
|
テングアナ 1951年 和歌山県 紀伊国高野山の上湯川の天狗岳の天狗は穴に棲む。この天狗穴の入り口に生きた鰻をこすりつけると天狗が怒って雨を降らすので、雨乞いに用いている。
類似事例 |
|
テングイワ,テング 1938年 京都府 大昔、天狗岩と呼ばれる岩に天狗が座って棲息していた。
類似事例 |
|