タヌキボウズ 1971年 岐阜県 夕方、狸坊主と言う大きな坊主のお化けが出たという。
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コボウズノオバケ,タヌキ 1989年 岐阜県 79歳の姉が少女の頃、青い小坊主のお化けに出会ったことがあった。狐は人を化かすが狸は自分で化けるというので青坊主の正体は狸であったのだろうということになっている。
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ノリコシ 1956年 初めは小さな坊主頭で現れるが、はっきりしないのでよく見ようとすると、影法師のようなものがめきめきと大きくなり、屋根を乗り越して大きくなるという。全国的に伝えられている入道坊主などと大同小異。
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タヌキ 1995年 滋賀県 狸が絣の着物を着た娘に化ける。すれ違ったあと、人間が振り向くと娘はいない。50年ほど前のことである。
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ミアゲニュウドウ 1956年 タカボウズとほぼ同じ。初めは小さな坊主頭で現れるが、はっきりしないのでよく見ようとすると、影法師のようなものがめきめきと大きくなり、屋根を乗り越して大きくなるという。全国的に伝えられている入道坊主などと大同小異。
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ムジナ 1960年 福島県 夜中にやかましく歌い踊る子供のようなものに悩まされた坊様は、歌の中身を手がかりに狢を捕まえるのが上手な犬を2匹手に入れた。その犬を抱いて寝ているとまた子供のようなものが現れたが犬が退治してくれた。狢の化け物だった。
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ミコシノニュウドウ 1989年 長野県 村外れには大きな森があり、そこを通らないと隣の集落へは行けなかった。そこを夜に通ると古坊主が出てくる。はじめは小坊主だが、だんだん大きくなり、いろいろ物を巻き上げるという。だから、小坊主が出てきたら「みこしの入道」とか、「お前より先に見越したぞ」というようなことを言う。すると大きくなれないので消えるという。道を通る人があるたびにそう言われるので稼ぎがなくなり、余所へ引っ越したという。
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タカタカボウズ,カワウソ 1985年 愛媛県 執筆者の父親が祖母から聞いた話に、タカタカ坊主が出たというものがある。ある夜、中門の戸がたたかれるので開けると高下駄を履いた小僧がいる。どんどん背が高くなるので「高いねや」と言うと低くなり、「低いねや」と言うと高くなる。伸びきった頃を見計らって棒で足を払うと一匹のカワウソになり逃げて行った。
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タカボウズ 1983年 愛媛県 飛梅天神社の北にある竹薮の中の小道に白い着物を着た小坊主が出た。見ていると大きくなり、そのまま消えてしまった。
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コボウズ 1975年 岡山県 深夜11、12時頃、紺絣を着た小坊主がよくでた。夜でしかも遠方からなのに、絣の模様がはっきり見え、見ると身体がじんとしたという。
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ミアゲボウズミサゲボウズ 1939年 神奈川県 ミアゲ坊主、ミサゲ坊主は山道にさしかかった時出る大きな坊主で、見上げると大きくなり、見下げると小さくなる。
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(オオキナボウズ),(ミチニデルヨウカイ) 1990年 長野県 道には大きい坊主が出るという。
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ノビアガリ,タカボウズ 1985年 愛媛県 重信川の伽藍通りで高坊主に出会った。ぞっとして目をつむったが、恐いもの見たさでちょいちょい見ると、そのたびに高くなった。川の近くによく出るので、カワウソのお化けだという所もある。
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スモトリボウズ 1991年 香川県 茶堂の辺りにはスモトリ坊主がいて、小さい子供の姿になって通る人に「すもうをとらんか」と誘いかける。子供とあのどれないなかなか手ごわい相手だという妖怪だった。
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ヒヒ 1991年 山形県 屋敷に化け物が出る。ヒヒのような妖怪だが、1ツ目小僧や鳥の化け物、大入道、顔だけの化け物など様々に化けて、人を驚かして喜んでいた。これが評判になり、見物人が詰め掛けた。お陰で屋敷は高値で売れたが、妖怪は驚かすのに飽きて、いなくなってしまった。
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ウミボウズ 1968年 愛媛県 二神の沖で、40年前に海坊主が現れたという。頭は坊主で赤銅色で、手足があって目が丸い。7・8寸の尾があり、泳ぎ方は人間よりも少し遅いという。これを見た人は長寿するといわれている。
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アラレボウズ 1957年 新潟県 昔は10月の末頃になると、「あられ坊主がくるぞ」と子供をおどかした。
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オミコシ 1955年 静岡県 お見越しという妖怪が出る。道を通ると優しい人がいて、話をしているうちに話の様子によって大きくなって見せる。
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オオニュウドウ,キツネ 2002年 愛知県 ある人が日暮れ時に長谷の池のそばを通りかかると急に自転車が重くなった。変だと思い後ろを見ると小坊主がすわっていて、みるみるうちに大坊主となった。これは大入道に違いないと思い石を拾って下の方に投げつけると変な声を出して消え、犬のようなものがぱーっと走っていったという。
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アヅキドキ 1931年 岡山県 小豆どきという妖怪がいるといわれる。
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