国際日本文化研究センター トップページ
怪異・妖怪伝承データベース
データベース検索ページ 更新情報 お知らせ 怪異・妖怪とは データベース検索 異界の杜 製作者
データベース検索ページ

検索対象事例

ウワバミ
1984年 長野県
大きなくぼ地には水神様が祀られている。そこは水で満ちており、山の上にある池であった。そこには一匹のうわばみが住んでいて、村人には恐れられていた。

類似事例(機械学習検索)

ミズガミ
1933年 岡山県
山にある大きな池の側に水神を祀ってある。この池で魚を獲ると大雨が降るという。
類似事例

ウナギ,イケノヌシ
1971年 茨城県
仲郷集落の水神様を祀る湧き水の池の主はうなぎ。尾が長く、耳のない、太いうなぎだという。
類似事例

ウワバミ
1933年 山口県
爺と婆の間には子供がなかったが、ある日、明神様の境内で拾った玉子からうわばみ(大蛇)が生まれた。一と名づけられ大切に育てられたが、村人が恐れるので捨てることになった。一は化物を退治したが自分も死んでしまった。
類似事例

カッパ,ヒョウスンボ
1930年 宮崎県
150年余り前、佐土原にやんぼしが住んでいた。ある夏やんぼしの息子がヒョウスンボにとられた。怒ったやんぼしはホウゴツを書いて川に流した。するとヒョウスンボはシガツロに上って死に、それを祀ったのが今の水神様である。
類似事例

ダイジャ,イワガミ,ウワバミ
1995年 愛知県
昔、大木ほどの大蛇が出てきて、村人を大変な目にあわせた。人々は侍に大蛇の退治を依頼し、その後、大蛇の頭を祭り、その頭をうわばみと呼んでいた。後にこの呼び方は岩神へと転換された。
類似事例

ヤマノカミ,オイタアマ,ロウバ,イケノヌシ
1983年 岡山県
尼ヶ山の山頂には池があり、その池の主でもある山の神は、老いた尼の姿をしているという。ある年、日照りが続いて稲がみな枯れそうになり村中で心配していたところ、一人の老婆が現れて、自分を祀れば雨を降らしてやろうと言った。村人がその老婆の姿が見えなくなった池に祈ったところ、大雨が降った。今でも、日照りが続くとこの池に雨乞いをするのだという。
類似事例

カッパ
1990年 長野県
村の上の方に大きなため池があり、たきがりと呼ばれていた。かっぱがいて引きずり込むので、近づいてはいけないと言われていた。
類似事例

ヘビ,イケガミ
1976年 三重県
城山で畑仕事をしていた老夫婦が、お池には神さんがおるというが本当か、と話をしていたら、神様が怒って池が渦を巻いた。それ以来、その家では池神様を祀っている。池神様は蛇。
類似事例

ハゼコイ
1960年 三重県
大きな鯉が釣れた。ところが鯉には足があり、陸の上をのっそりと歩いた。この鯉ははぜ鯉と言い、山椒魚のことである。はぜ鯉を取った途端、村から水が少なくなった。そこではぜ鯉は神社の守り神で祟りではないかということになり、はぜ鯉を川に放した。そのため、毎年山椒魚が、お礼のために鯉に化けて来るという。
類似事例

キラキラヒカルモノ,ユメマクラニタツ
1989年 山梨県
タカギシゲンザエモンという人が、猟をしにいき、池太神の池の周りを歩いていたら、水面にキラキラ光るものが見えた。「魔物じゃあうち殺す、神ならこの矢にけってとまれ」というと止まった。家に帰って寝たが、屋鳴りがして怖い。夢枕に立ったので、東山の大家のロクベエさんとキタナカムラの人と有志の衆の3人でヨーゴー岩という大きな石の上に置いて祀ってきた。そしたら夢枕に立って、「俺はまだ8町行ったところだ」というので、行ってみると大きなお池があったのでそこに祀った。
類似事例

ヌシ
1935年 岐阜県
大丹生池には主が住んでおり、大蛇の様な物を実際に見た人もいる。主の一族が分住する時には高原川が洪水になると噂され人々は恐れた。また、ある時円空上人に仏像を沈めてもらい主を鎮めた。
類似事例

ムラヲスクッテクレタオオカミ
1987年 長野県
ある年,娘が悪者に襲われそうになった時,山から狼が現れてその悪者をかみ殺した。このようなことがあったので,村人達はますます狼を犬神様として崇めた。
類似事例

ダイジャ
1994年 愛知県
鵜がたくさんいる鵜の山のふもとには大きな池があり、この池の水を抜くと鵜が逃げてしまうので水を無くしたことはなかった。上野間の人が池の水を抜きにいったが、池に大きな大蛇がいたので驚いて帰った。しかし別の人が池のいりを抜き、その人は祟りで病気になって死んだ。以来、いりを抜くときは必ず御神酒を供えるという。
類似事例

ウワバミ
1973年 広島県
うわばみが棲むと言われている淵がある。旱天の時は、木を刈って淵を埋めて祈れば、雨が降るという。
類似事例

ゴズテンノウ
1987年 長野県
昔,村の人が馬を曳いていると馬が大きな穴に足を取られてしまった。するとその穴の底から「俺は牛頭天王だが,俺を祀ってくれないと村中に祟ってやる」という声が聞こえた。そこで村中で祀ることになり,今は村の東方の馬場山上に祀ってある。
類似事例

〔ミサキサマ〕,イヌ
1963年 岡山県
小西の山の上に大きな犬がいて女に憑くので困ったので、相談して鉄砲で撃ち殺した。ところがそれから不幸が続いたため、ホウジャに見てもらうと犬が祟っていると言われたので、御崎様として祀った。
類似事例

ジジンサマ
1976年 大分県
地神様は、元々山上にあったものを池に移し、それを更に戸高家に移した。この地神様を移すと死者が出たり、大病にかかったりするという。
類似事例

ヤマノカミ,ヤマイヌ,テング
1928年 愛知県
山には山の神(山犬)や天狗が住んでおり、深い山や高い山は崇められている。
類似事例

ダイジャ
1986年 埼玉県
昔、じいさんと娘がいた。その娘は不思議な力を持っていた。ある年日照りが続いたので村人が娘に雨を降らせて欲しいと頼みに行くと娘は「七日七晩は決してお堂に入らないように。」と言ってお堂に入った。一人の若者がお堂を覗いてしまった。するとそこには頭が二つの大蛇がおり、若者の顔を見ると天に駆け昇ってしまった。すると空から大雨が降りだし、三日三晩降り続いた。村人は娘を竜神様として沼のほとりに両頭庵というお堂を建ててお祀りした。
類似事例

カラスヘビ
2001年 愛知県
昔内福寺に大きな烏蛇がいて、粗末な扱いがあると田畑を荒らした。村人は困り、山の中に祭り、大切に崇めると、それ以後は田畑に被害もなく旱魃の時などは雨乞いを聞き入れて雨を降らせ、豊作をもたらせてくれるようになった。山に祀った烏蛇は烏蛇明神と呼ばれ、金色の光となって姿を現したこともある。
類似事例

国際日本文化研究センター データベースの案内