国際日本文化研究センター トップページ
怪異・妖怪伝承データベース
データベース検索ページ 更新情報 お知らせ 怪異・妖怪とは データベース検索 異界の杜 製作者
データベース検索ページ

検索対象事例

サンモンノリュウ
1979年 茨城県
山門の龍は彫刻者の精霊が宿り時に本物となる。龍の水浴びを見た人は、必ず病魔に犯され衰弱する。寺の和尚と龍供養をして龍の瞳に五寸釘を打ち込むとおとなしくなった。昭和に池の水を汲み続けると大雷雨となって、作業が中止になり池の水は前にも増して増加した。

類似事例(機械学習検索)

サンモンノリュウ
1975年 茨城県
老人が鈎の位置を直していると、妖気を持ち水面が赤黒くなり怪物のようなものが現れた。その後老人は病魔にかかった。ここを通る村人も同様で、常光寺の山門の龍が水浴びに来て悪戯をしているということになった。住職と龍供養の大法要を行うとこの現象は止んだ。
類似事例

リュウ
2001年 東京都
西蓮寺の彫刻の竜が池の水を飲んだので、クサビを突き刺した。
類似事例

リュウコツ
1940年 東京都
昔、小僧が草を刈っているときに、誤って小蛇の頭を口からまっぷたつにしてしまった。この小蛇は井の頭の龍だったので、たちまち真体になり、川には三日間血が流れた。小僧はその祟りで死に、頭の上部は中野の寺まで流れて祀られているが、下部は井の頭弁天にある。これが龍骨で、雨乞いしても雨が降らないとき、これを持ち出すと必ず雨が降るという。
類似事例

リュウ
2001年 神奈川県
米倉寺の、左甚五郎の彫刻の竜が川の水を飲んだので、眼を潰した。
類似事例

リュウ
2001年 大阪府
大広寺の彫刻の竜が池の水を飲んだので、眼を潰した。
類似事例

リュウ
2001年 茨城県
浄光寺の彫刻の竜が沼の水を飲んだので、目に釘を打ちつけた
類似事例

ガリョウ
1952年 三重県
観音堂の天井の画龍は時々抜け出て水を飲んだので、今は眼に釘を刺してある。
類似事例

ウンリュウ
2001年 青森県
革秀寺の、狩野法眼が描いた絵の雲竜が池の水を飲んだので、釘で打ちつけた。
類似事例

リュウ
2001年 埼玉県
泉福寺の、左甚五郎の彫刻の竜が洪水を起こしたので、針金で縛った。
類似事例

アクマ,リュウ
1928年 大阪府
天王寺の龍が井戸は、昔、太子が仏法の邪魔をする龍を封じ込めたと伝えられている。中ごろ、一舎利上人が龍の姿を見たいと念ずると龍が現われた。眼が潰れたが、一方の眼を手で押さえていたために片目だけですんだ。
類似事例

リュウ
2001年 奈良県
奥の院の、狩野春甫の天井画の竜が池の水を飲んだので、眼を釘で打ちつけ、鱗を塗りつぶした。
類似事例

イケノヌシ,リュウ
1973年 三重県
池の主の龍が若い男に化けて娘遊びをしていた。龍の親は「いつまでも娘遊びをしていると、いたずらされてダメになる」と言い、息子は「娘の腹には自分の子がいる」と言った。しかし親は「人間は菖蒲湯に入るから、子供がいてもどうにもならない」と言った。池の主はそれでも遊び回り、あるとき娘に針で突かれてのたうち回った。娘は菖蒲湯に入ったので子どもは産まれず、龍は親の言ったとおり、ダメになってしまったという。
類似事例

ダイジャ
1934年 大阪府
大蛇が年に一度昇天する。その時に竜の姿が見え、井戸の周りには水煙が立ち上る。周囲の人家まで被害を受けるので、人々は恐れて何とか昇天しないようにと頼んだ。和尚は、天井に竜の絵を描いて竜を封じ込め、昇天を禁じるように祈願をしてもらった。
類似事例

リュウ
1933年 兵庫県
永福寺の門の上にある木彫りの龍は朝見ると全身がびっしょり濡れている。これは龍が夜のうちに抜け出して前の浜へ潮を浴びに行くからだという。金網が張られたのはそういう理由だといわれる。
類似事例

ウマ
2001年 静岡県
西山寺の彫刻の馬が池の水を飲んだので、眼を釘で打ちつけた。
類似事例

リュウジョ,ダイジャ
1977年 岐阜県
寺の先祖であるお坊さんの妻が出産の際に「絶対に覗いてはいけない」と頼んだ。約束を破り覗くと、妻はとぐろを巻いた大蛇の姿となっていた。すると妻は池に飛び込み、そのまま姿を現さなかった。その池の跡地には竜宮乙姫の古井という井戸があり、底が深く琵琶湖と繋がっているという。その後、生れた子どもは境内のかやの木の実を舐めて育ったと伝えられる。
類似事例

ダイジャ
1982年 群馬県
池の薬師に夫婦の大蛇がいて、雄が鉄砲打ちに撃ち殺された。雌の方は娘に化けてお寺に行って坊さんの話を聞き、お血脈を頂いて消えた。それからのち、その寺の坊さんが池の薬師に行って雨乞いをすると必ず雨が降る。
類似事例

リュウ
2001年 福岡県
神社の、タケダバンリュウの彫刻の竜が池の水をあふれさせたので、金具で打ちつけた。
類似事例

リュウ
1988年 奈良県
江戸時代、百拙和尚が竜象寺を再考したとき、本堂の天井に狩野春甫が竜の絵を描いた。その竜が夜中、広大寺の池に水を飲みに抜け出すので、竜の目に釘を打ち、ウロコを3枚墨で塗りつぶしたら、抜け出なくなった。
類似事例

リュウジン,シロヘビ,ヤマブシ
1986年 山形県
昔、引竜山周辺は、竜神の化身である白蛇が祟ると噂されていた。ある山伏に頼んで、白蛇を懲らしめることになった。山伏は農夫を集め、引竜の池の水を汲み出させた。池の水が少なくなると、空が曇って大雨が降り、雷鳴が轟いた。山伏は雷雲をにらみつけ、数珠を手に呪文を唱えた末、池の主である竜を降伏させた。以後は白蛇の祟りがなくなったという。
類似事例

国際日本文化研究センター データベースの案内