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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

カイダンノカイ
1938年 東京都
ある男が、怪談会で自分の家にまつわる怪談を話し始めた。ところが、本筋に入る前に黙ったまま進む事がなかった。参加の一同もしばらくは聞いていたが、埒が明かないので散会した。すると、男はその場で気を失い、そのまま死んだ。

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カイダンシ,コンパク
1989年 長野県
怪談師の話を聞くために、たくさんの人が集まってきた。佳境に入ると、ランプが消え、怪談師は妖怪の面をあてて見物席を周る。観客が怖がれば怖がるほど、怪談師はその日の怪談の成功を喜んでいた。
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ヨツヤカイダン(ゾクシン)
1925年 東京都
夜になって四谷怪談の話をしていると、障子が動くことがある。
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ジュウサンダンメノカイダン
1999年 栃木県
学校では、13段目の怪談を踏んではならない。
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オタフク
1933年 京都府
色々な物が置いてある部屋に寝ていると小さなお多福が天井に浮かんでくる。そして、それが次第に大きくなって天井一杯になる。このような怪談は大茶屋に付き物であるが、実際に見たという人は聞いたことがない。
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ケンムン
1977年 鹿児島県
昔、美人妻を持つ男がいた。一人の男がこの妻に横恋慕した。その男は、妻を持つ男を漁に誘い出して殺した。男は村に帰り、美人の妻に夫は死んだから自分と結婚するように説得した。妻は男に、木を抱けば結婚すると条件を出した。男が言われた通りにすると、妻は男の掌を釘で打ち付けて殺した。男は7日7夜泣き、ケンムンになった。
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バケモノヤシキ,オイワサン
1925年 東京都
住んでいた家は化物屋敷と言われていた。1ヶ月ほどで次々と入居者が変わって行ったが、この女性は全く化物を見たことも感じたこともなく、10年ほど住んだ。前の道は鬼横町といい、四谷怪談のお岩が鬼のような形相で通って行った通りに名前の由来がある。
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オニ
1936年 鹿児島県
ひとりの男がいた。あるとき男が豚と馬を鬼が食ってしまった。男は木に登って逃げたが、池に姿が映っていた。鬼は池の中に男が居ると思って水を飲み干した。その後で上にいる男を見つけ登り方を聞くが、男は嘘の上り方を教えた。最後に男は神様に降ろしてもらった綱で天にのぼり、それを真似しようとした鬼は途中で綱が切れて死んでしまった。
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ユウレイ
1941年 新潟県
首を吊って死んだ男がそのままの姿で通るという。これを見た車夫が気を失ってしまったこともあり、非常に恐ろしくなった。
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ヨツヤカイダン
1997年 東京都
江戸東京博物館では、四谷怪談の装置がある。コンピュータで動かしていたが、動かなくなったので、誰かの発案でお岩稲荷に詣でると、動き出したということである。
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ケンムン
1974年 鹿児島県
枕木に使えるほどに育った木を切りに3人の男が山に入った。その木のそばの石の上に赤い顔の男が座っていた。3人の男が交互に見に行ったが、何も話さなかった。ケンムンを見ると話してはいけないのである。
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キツネ
1939年 青森県
男が狐にだまされて青森を見物して歩いている気がしたが、実は自分の町を歩いていただけであった。
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カメブチノヌシ
1932年 愛知県
夜、男が山道を歩いていると、向こうから禿げ頭の童子がやって来た。童子は亀淵まで付いて来、男に話しかけたが、男は童子を怪物と看破し、眉間の間を力一杯煙管で殴った。一瞬気を失った男が我に返ると、もう既に夜が明けていた。
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クダギツネ
2002年 長野県
嘉永元年(1848)の秋頃より本郷村で変病人が続出した。祈祷師によると、病人は同村A家からきたくだ狐だと口走ったという。このA家では親子が昨年末に病気に罹り、日蓮宗僧の祈祷によって回復し、それ以来A家は日蓮宗を熱心に信仰するようになっていた。本郷村では悪狐退散の祈祷を一同で行ったが治まらず、A家を非難した。同村はA家が日蓮宗の信仰を止めないのが原因だと断じ、A家を説得したが埒が明かず、村中の負担にて京都吉田家にくだ封じの祈祷を依頼した。
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タヌキ,ムスメ
1938年 長野県
男が森に入ると狸が美しい娘に化ける。男は気づかずに娘と山の中へ入っていったが、娘は狸に戻り、男は逃げ出した。
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キツネ
1998年 福島県
男が母狐を殺した。そうしたら、その狐の子に男は化かされ、学校の前で寝ていたという。
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タマシイ
1935年 新潟県
大病を患っていた男が、叔母の家に行きはっきりとその神棚の様子を覚えていた。叔母は男が挨拶をしてふっと消えたという。男が生還して聞いてみると、その神棚は男の行ったとおりに飾っていたという。
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オオニュウドウ
1955年 静岡県
大入道を一番上まで見てしまうと、気を失う。
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カワウソ
1938年 石川県
ある雪の夜、家路を急ぐ男であったが、いくら進めど自分の村につかない。夜明けを待とうと腰を下ろしていると、すぐ近くで汽車の汽笛が鳴った。それで我に返った男は、自分がてんで見当違いのところまで来ていることに気づいた。
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ウシオニ
1991年 島根県
ある男が海辺で寝ていると牛鬼が出てきて男の名を呼んだ。男は念仏を唱えると牛鬼は逃げた。その後、男の髪の毛が抜けた。
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〔トロブチ〕,ウスグモヒメ
1961年 愛媛県
昔、男が上流から材木を流したが、止呂淵で全て水没した。男が淵に入って探すと、淵底近くにうすぐも姫がいたので、男は材木を出してくれるよう頼んだ。姫は自分がそこにいたことを口外しない約束で材木を出してくれたが、後に男はその事を口外してしまい、その途端に死んだ。
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ヒョウスボ
1965年 宮崎県
山で「ホーイ」という声を聞いても、黙っていなくてはいけない。もし応えてしまったら、ヒョウスボが黙るまで、応え続けなくてはいけない。
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