ニオウ 2001年 埼玉県 勝願寺の、運慶の仁王は往来の人を脅かし、子供を食ったので、僧に首をすげかえられた。
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ニオウ 2001年 埼玉県 慈光寺の仁王様は子供を食べたので、母親に谷に突き落とされた。
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ユウレイ 1990年 長野県 子供を脅かすために、幽霊が出ると言ったという。
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チチモチジゾウ,タタリ 1985年 福岡県 ある時、川で子供が乳持地蔵を洗っていた。これを見た男がこの子供を叱ったところ、男は地蔵に祟られた。座頭さんにおうかがいをたてると、地蔵さんが子供と遊んでいるのを邪魔したせいだと言われた。
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コクイノミダ 2001年 埼玉県 広徳寺の阿弥陀如来は子供を食べたので、住職に首を挿げ替えられた。
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オコゾッピ 1917年 長野県 満願寺の裏山にお小僧火が出る。昔この寺で虐待された小僧の亡念が迷っているのだと伝えられる。
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ユウレイ 1989年 長野県 子供の弱い心を脅かしたり、強くするための手段として幽霊が出るぞと言った。
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ジゾウ 1986年 滋賀県 地蔵堂の地蔵は子供の神様で、この堂の前では絶対に子供は怪我をしないといわれ、昔から地蔵堂の辺りは子供の遊び場となっていた。今でも幼稚園の送迎バスがここに止まったり、何かと子供が集まる場所となっている。
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コドモノスキナジゾウ 1922年 福島県 岩城郡草野村大字北神谷の観音堂に子供の好きな地蔵がいた。村の庄屋が地蔵で遊ぶ子供を叱責したところ、地蔵は庄屋に祟り、庄屋は病気になった。
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ショウヅカバアサマ 1967年 茨城県 子供が言い付けを守らないと、「しょうづかばあさまが来て、塩をつけて焼いて食われる」という。ショウヅカは、エンマ大王と共に並置され、形相が恐ろしい守護神として畏敬されている。
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ヤクシサマ 1965年 宮崎県 八峡の薬師様の木像を子どもが持ち出して、川で水浴びをさせていたのを大人が見つけて叱った。後にその大人は腹痛を起こした。薬師さんは子どもと遊ぶのが好き。
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カッパ 1977年 福島県 源八沼には河童がいて子供を引き込んだり、馬をさらったり、雨夜に女に化けて通行人を呼び止めたりした。常在院の源翁禅師に説教されて、河童のいたずらはなくなった。
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オニバン 1984年 山梨県 夜寝ない子どもを「オニバンが来るぞ」と脅した。
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ツガネジノニオウサマ 1987年 長野県 津金寺に戸隠の九頭竜権現様が来て仁王さまを彫ったとき,誰も見てはいけないと言われていたのにある人が覗いてしまった。権現様は怒って帰ってしまい,仁王さまは完成しないまま今に至っている。
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ジゾウ 1975年 福島県 夜外にいると地蔵にさらわれるぞ、と子供を威す。
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キツネ 1995年 愛知県 悪いことをしたり、夜遅くまで遊んでいたりすると狐に騙される、化かされる、と子どもを脅した。
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ユウレイ 1990年 長野県 幽霊が出ると言って、子供たちを戒めることがある。
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オナルバアサン 1974年 山口県 おなると呼ばれる場所で遊んでいる子供を脅かす言い方としておなるばあさんが出る、あるいは連れて行かれる、というのがあった。
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ジゾウ,バケモノ 1940年 大分県 船主が死亡した為に建てた地蔵がある。この地蔵が「私より向うに子供が行くと、守ってやれない」と言った。地蔵より向うには娘に化ける化者がいる。
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コンピラサマ 1985年 香川県 妊婦を金毘羅様へ連れて行ったため、子が死んだことがある。金毘羅様は女神といわれ、女を嫌うのである。
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