テング,ヤマノカミ 1971年 福井県 天狗は山の神様。他の木と違うところのある変わった木は、天狗の御休み場である。
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テング 1985年 香川県 大川山へ登る途中に天狗松がある。昔は天狗がこの木の上で休んでいるところを、よく見ることがあったという。
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テング 1977年 富山県 天狗は一本杉や巨松、大杉にいるといわれている。
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テング 1972年 岡山県 二上山は郡内第一の高峰で、大山を望むことが出来るが、この山上の天狗杉は大山の天狗が飛来して羽を休める所という。
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タロウボウ,ジロウボウ,ソウジョウボウ 1980年 愛宕山の太郎坊や比叡山の次郎坊、また鞍馬山の僧正坊などは、僧侶であった前世に慢心が深かったのでみな天狗になったという。
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テング 1918年 京都府 愛宕山には太郎坊という天狗がいる。もとは名僧として高雄山にこもり、行徳すぐれていたが染殿の後にまどって恋死して天狗になったという。
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テング 1931年 天狗には、翅を持ちくちばしのとがったからすてんぐや、羽団扇を手にし顔が赤く鼻の高い鞍馬山の僧正坊、兜巾をのせ鈴掛を着て足には野袴をはいた木葉天狗がいるらしい。平安朝の文献には天狐とあるが、これが天狗本来の姿ではないか。
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テング 1961年 和歌山県 寺山の岩の上の松を天狗松という。天狗が松の木の上で歌を歌うという。
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テング 1989年 福島県 天狗山には天狗が棲んでいる。天狗は山の高いところに棲む、鼻の伸びる生き物。
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テング 1957年 山口県 八合目に桂の大木の森があり、これを山の神の森という。桂木山は日本三大天狗霊場の一つで、天狗はここで修業する。ここでは天狗が山の神なのだ。
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テング 1991年 岡山県 伯耆大山の伯耆坊は、主のいなくなった相模大山に山移りした。伯耆大山には清光坊という天狗が棲んでいるという。
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テング 1952年 三重県 以前天狗がすんでいた楠の巨木がある。元は近くに八天狗社があり、土仏山にも天狗の松と言われる三叉に別れた巨松があった。
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テング 1991年 石川県 ワスケ山の笠のようになった大木に、天狗が住んでいた。
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テング 2001年 宮崎県 古墳の麓に古木があり、天狗が住んでいたため、天狗杉と呼ばれていた。天狗は山奥に住んでいて、人間に似ているが顔が赤く、鼻が高く、翼があって空中を飛び回れる。天狗は杉から飛び立って別の杉や松に宿ったという。
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テング 1939年 京都府 大木の幹に大きな穴があいており、天狗が棲むといわれていた。
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テング,テングスギ 1929年 東京都 田んぼの真ん中に立っている大杉がある。この枝が下に垂れているのは、天狗が来て、この樹の又に腰掛けたからだという話をきいた。この杉を天狗杉と呼んでいる。
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テング 1987年 富山県 二股に分かれた幹を持つけやきの大木には天狗が住んでいた。仕事の行きには無事を願い、そして帰りには感謝して合掌していた。
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テング 1982年 群馬県 天狗が迦葉山に寺の小僧に化けて住み込んだ。ある年の十五夜の晩、その小僧がいい事をして見せると言ってススキの葉の上を飛び、白い馬に乗って行ってしまった。以来迦葉山では天狗を祀る。
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テング 1977年 和歌山県 勝手神社の杉の木に天狗がいて、川に飛びこんだりして人を驚かしたという。
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テング 1993年 群馬県 修験道の道場でもある武尊山には天狗がいる。大天狗、小天狗の祠があり、天狗屋根や天狗岩もある。
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