国際日本文化研究センター トップページ
怪異・妖怪伝承データベース
データベース検索ページ 更新情報 お知らせ 怪異・妖怪とは データベース検索 異界の杜 製作者
データベース検索ページ

検索対象事例

サンキチサン
1924年 秋田県
火事のとき、屋根の上に5・6歳の親戚の娘がいるのを見かけたが、それは秋田の三吉さんが童形となって消火に従事してくれたのだということになった。

類似事例(機械学習検索)

カミサマ
1977年 青森県
菊池家では、風の強い日には白い着物の5,6歳くらいの小さな子どもの姿の神様が屋根の上に立ち、袖を振って家を火事から守っているという。
類似事例

オタイシサマ
1975年 山口県
火事があった際、子供姿のお大師様が荷物を運び出してくれたという。
類似事例

テング,アカイキモノヲキタハナノタカイヒト
1958年 岐阜県
昭和30年頃の事。ある家が火事になったとき、子供が「赤い着物を着た鼻の高い人が来て火を焚けと言った」と言った。それが天狗だろうということになった。
類似事例

ヒナニンギョウ
2002年 香川県
二ノ坂の焼き場の近くに住んでいた三平さんの家では、雛人形を飾って声をかけていた。ある日、この家が火事になったとき、お性根が入っていたのか雛人形は外へ転がり出ていたという。
類似事例

ヒケシジゾウ
1936年 島根県
火事になったとき、見知らぬ坊さんが鎮火の手伝いをした。村人は喜んで何方様かと尋ねると、火消し地蔵であると答えた。
類似事例

ドロカケジゾウ
1922年 宮城県
5、60年前、田植えのときに人手不足で困っていると、一人の童子が来て手伝った。見ると、地蔵堂の御本尊が泥まみれになっていた。
類似事例

レイゲン,ワラワ
1947年 愛知県
ある家では守り神と童の加護で永久に栄えるという言い伝えがある。その家の娘が幼少の時、知らない童に起こされ、見ると、ろうそくが倒れて仏壇が燃えていた。そのおかげで火事にならずにすんだという。
類似事例

コボウズ,アカシャグマ
1985年 愛媛県
小坊主とアカシャグマという小童の話がある。山仕事から帰ってきて家の中を見ると、薄暗いのでよくわからないが、囲炉裏で四・五人の子供が手を火にかざしてあたっていた。不思議に思って家の中に入ると、こそこそと床下にもぐって見えなくなった。
類似事例

タヌキノヒ
1984年 香川県
夜がふけてから真向かいの山に火が見えて、傍の家の障子の桟がありありと見えることがある。きれいな娘が味噌桶をかかえており、その着物の縞目まではっきり見える。これは狸の火だという。
類似事例

ヒトダマ,ヒノタマ
2003年 長野県
大正5年6月頃、夜中家の池にたたずんでいると、隣家の庇からファーンと揺れながら火の玉が出た。翌朝になって隣家の少女が亡くなっていた。目撃した火の玉は人魂だったと世間一般の事として聞かされた。
類似事例

サンキチサン
1924年 秋田県
羽後地方には秋田三吉さん信仰がある。三吉さんという神様は時々児童の姿となって現れる。ある相撲取りに飛び入りで勝負を挑んだ小丈の若者は青丈を手でひねって腰に巻くような強力だったが、相撲取りが全力を出すとさすがの若者もたぢたぢとなり、悔し紛れに顔を赤くし、額から小角出したという。これは三吉さんである。
類似事例

カッパ
1976年 大分県
ある人が、船の下で火を焚いていたところ、河童を見た。河童は船を揺らした。火に映って真っ赤だったという。
類似事例

コボウズ
1983年 愛媛県
山仕事から帰ってくるとユルイ(囲炉裏)で四~五人の子供が手を火にかざしている。家の中に入るとこそこそと床下へもぐって見えなくなった。
類似事例

コボウズ
1983年 愛媛県
山仕事から帰ってくるとユルイ(囲炉裏)で四~五人の子供が手を火にかざしている。家の中に入るとこそこそと床下へもぐって見えなくなった。
類似事例

(カミカクシ)
1965年 兵庫県
雇われて住み込みで仕事をしていた娘が、仕事がきついので朝早く逃げ出して家へ帰ろうとした。娘がいないので大騒ぎになり、娘の家のものが苗代でボンボン火を焚いて祈祷した。すると山の中で迷っていた娘は、その煙を見て里へ降りることができた。
類似事例

ヒトダマ
1999年 宮崎県
話者の姉の子が死んだときのこと。人魂が出た。屋根の上を、赤い尾を引いた火の玉がパーッと飛んでいった・
類似事例

キツネ
1978年 新潟県
下の方から森へ上ってくるとき、三右ェ門(屋号)宅から出火して見えたので、慌てて近くまで行った。すると、何事もなかった。狐に化かされたのだという。
類似事例

ナガシズノイケ
1956年 宮城県
昭和28(1953)年2月28日長清水部落が大火によって全焼した。その前々日の夕暮時,部落の阿部某と子供三人が長清水池を通りかかると,沼のほとりを一尺位の人形のような美少女が一人歩いていたので不思議に思いながら通り過ぎた。後にそれを聞いた人々は,保呂羽神社の御本尊(観音様)が抜け出して大火を予告されたに違いないと噂し合った。
類似事例

ハクイノセノタカイヒト
1941年 東京都
火事のとき、皆が荷物を運び出すなか、白衣の背の高い人が手伝ってくれた。礼を言おうとしたところ、もう姿が見えなかった。屋根の棟の上に水が入った天水桶が乗っていたが火事で焼けなかった。桶の持ち主が判らないまま、今でも使っているという。
類似事例

ケンムン
1975年 鹿児島県
ある冬のころ、少し開いていた雨戸から、真夜中に猫のようなものがすっと入ってきた。それが火に当ると、人間のような姿になった。だから家族の者を起こして、みんなで見た。
類似事例

国際日本文化研究センター データベースの案内