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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

サワノヌシ
1961年 岩手県
12メートル位の木を入れても全部沈んでしまう位深い底無し淵が昔あり、何を入れても埋まらないので、ぬしがいたのだろうという。20~30年前にざいが出て来たという。

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ゴウラ
1968年 奈良県
ゴウラ淵と呼ばれる大きな淵があり、昔からゴウラの棲家として知られている。そこに1尺くらいの穴があり、ツカイモノ(ナガモノ)がいたと伝えられている。
類似事例

ジョロウガブチ,オニ,オオキナクモノヨウナドウブツ
2001年 奈良県
今はダムに沈んでしまったところに、女郎が淵と呼ばれる淵があり、鬼が出るといわれていた。多くの死人が出るのでお坊さんに護摩を焚いて拝んでもらうと、淵の岩の底から眼が光る、蜘蛛のようなものが上がってきて、川を泳いで向こうの山に逃げた。それから人は死ななくなった。その蜘蛛が人を食べていて、大きさは5メートルとか、10メートルあったとかいわれている。
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マメダヌキ
1973年 香川県
昔、縁側に豆だぬきが手を掛けて中をのぞいていることがよくあった。「まあ入れまあ入れ」というのでよく見ると井戸だったという。
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ウナギ,クモ
1982年 宮城県
熊ん堂という岩穴の主の鰻と蜘蛛が喧嘩をし、蜘蛛に胴体を切られた鰻が淵をせき止めたので、熊ん堂淵は底なしになった。
類似事例

カッパ
1987年 長野県
昔,露切峡の上流(今の露切橋下北の辺り)に「竜淵」と呼ばれる滝と深い淵があり,かっぱが棲んでいるといわれていた。今はない。
類似事例

ダイジャ
1989年 長野県
昔、桑井川に淵があり、仲村に嫁いだ嫁が淵に身を投げた。以来、その嫁の化身である大蛇が主になって住みついたという。
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カッパ
1987年 長野県
吉田池にはかっぱがいて,引きずり込まれ,しりを抜かれるから,深い所へ入ってはいけないと言われた。
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カッパ,フチノヌシ
1936年 岩手県
昔、チヤガという泳ぎの上手な8歳の子供がいた。友達の又という7歳の子を誘って直地淵に遊に行った。チヨガは飛び込んでい遊んでいたが、急に沈んで浮き上がってこなくなった。又が近所に人を呼びに行き、チヨガを引き上げたところ、肛門は抜け、腸は全部取られて空になっていた。河童の仕業であると言われた。河童なら肛門は抜けないので、淵の主の仕業とも言われた。淵の主には毛が生えた謎の生き物だという。
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ウワバミ
1973年 広島県
うわばみが棲むと言われている淵がある。旱天の時は、木を刈って淵を埋めて祈れば、雨が降るという。
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ワンコブチ,リュウ
1989年 長野県
昔、村人は何かあるたびに淵の主である竜から椀を借りた。いくつ貸してくれと頼むと、その数だけ淵の底から出てきた。ある人が借りた内の数個を返さなかったため、以来、淵の主は椀を貸してくれなくなった。わんこ淵はおお淵といい、小道木地区にある。
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カミサマ
1980年 青森県
かげが淵は、昔、かげの馬に乗って蛇のたすきをかけた女が飛び込んだところ。淵の近くに立つと水面に神様の影がうつるという。
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ダイジャ
1970年 群馬県
昔、利根川の上流から1匹の大蛇が流れてきて、「龍王の岩」に這い上ったといい、両岩の間には底知れぬ深い淵が渦を巻いており、その底は竜宮に達していると伝えられている。
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カッパ
1987年 長野県
牛が淵にはかっぱがいた。下駄を突っかけてやったらゲタゲタと笑いながら沈んでしまったという。
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オンガフチ
1938年 京都府
恩ヶ淵は太古以来、枯れたことの無い淵で、旱魃の年には必ずここで雨乞いをする。
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カッパ
1987年 長野県
昔,おにん淵で水浴びをしていた男の子が,飛び込んだきり出てこなかった。死体は,しりく玉が抜かれてなかったという。
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セトブチ
1989年 長野県
瀬戸淵はその底が竜宮まで達していて、祝儀などで道具がいるときは淵の上で呼ぶと中から一式浮き上がってきた。ある時、道具を傷めたまま返したので、それ以後貸してくれなくなった。
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フチノヌシ
1931年 長野県
昔、嫁さんが白馬に乗って淵を通りかかったとき、白馬は嫁さんを乗せたまま淵に入り沈んでしまった。それから年月が流れ、また百姓の白馬が淵に飛びこんでしまった。村人は淵の主が白馬を引きこむためだと言い、白馬ケ淵と呼ぶようになった。
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リュウ
1937年 京都府
今から100余年前の夏、黒くもが下り、水を巻き上げて砂を降らした淵は、龍が天上したといわれている。
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カニ
1982年 石川県
淵に雨を祈り、水に穴をあけると巨蟹があらわれて、誤ってその足を鍬で切ってしまった。蟹が土中にかくれると同時に大雷雨がした。
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カッパ
1987年 長野県
昔,盗みをしたことのある人が親沢川の「じくえん淵」で禊をしていると,かっぱに尻をかじられた。
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