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検索対象事例

ユウレイ
1935年 新潟県
檀家のものが寺にきて、珍しく本堂でずっと鐘をたたいていた。すると、その者の死亡が寺に伝えられた。白いたびを履いた足のある幽霊だったのだろう。

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レイコン
1953年 新潟県
寺に碁を打ちに来ていた老人が重病になった。ある晩、寺を徘徊する幽霊の足音が聞こえてきたので、住職はこの老人の死を知った。数10分後その老人が死亡したと知らせにきた。
類似事例

(シノゼンチョウ)
1982年 群馬県
ある人が裃を着て山門から歩いてくるので、住職が本堂で衣を着て待っていたところ、ツゲの人がその人の死を知らせてきた。
類似事例

タマシイ
1988年 富山県
誰かが死んだ場合は寺の鐘がなる。霊魂が寺へ参って鐘をつくのだという。
類似事例

シノシラセ
1995年 福島県
檀家の人が亡くなると、寺には知らせの現象が起きる。男ならば本堂の大戸が開いた気がする。女ならば流しで洗い物をする音や米を研ぐ音がする。
類似事例

ヒトダマ
1992年 宮崎県
人が死んだとき、近親者に仏前の鐘が鳴るような音が聞こえることがある。人魂が挨拶に来ている。人魂はただちに寺へも挨拶に行き、お寺の鐘をかすかに鳴らすので、僧は檀家の不幸を知るという。
類似事例

タマシイノオツゲ
1990年 長野県
お寺の本堂でドンドンと大きな音がした。和尚は「誰か死んだ。今、魂が来たところ」だと言った。翌朝、死者の知らせがちゃんと来たという。
類似事例

アシオト
1964年 滋賀県
人が死ぬと、お寺のお坊さんには足音が聞こえる。
類似事例

(シノゼンチョウ)
1982年 群馬県
ある人が正装できて住職に挨拶して本堂に入った。まもなくその人が死んだと知らせに来た。
類似事例

カネ,エンノギョウジャ
1928年 静岡県
長福寺の門前に貧しい山伏がいた。大峰修行の際、ある老僧から援助を受けていたが、その老僧が入滅後に後を継いだ住職は、金銀を惜しみ、撞鐘で役立つならもっていけといった。その晩、山伏の枕もとに白髪の老人が現れ、峰入は心配するなといって消えた。次の日、鐘がなくなっていた。住職が山伏と一緒に大峰に行く途中の夜、山鳴りがして大岩の上に鐘が引っかかったという話を聞いて見に行くと、寺の鐘であった。老人は役行者の化身であった。
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シノヨチョウ(ゾクシン)
1989年 山梨県
死の予兆。からす鳴きがわるいと人が死ぬ。人が死ぬときには寺の本堂で音がしたり鐘が鳴ったりするというように知らせがある。
類似事例

シノゼンチョウ
1938年 東京都
人が死ぬ前には必ず寺に「知らせ」がある。人が入ってくる気配があった後、本堂で物音がしたり鐘を叩く音が聞こえたりする。男の場合は駒下駄の音をさせ表口から、女の場合は日和下駄を鳴らして裏口から入ってくるという。
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ユウレイ
1983年 新潟県
住職が夜寝ていると、寺によく来るお婆さんが十二単を着て出てきた。電気をつけると消えた。お婆さんが亡くなったと悟った住職は読経をして、行ないすました午前1時ごろ、告げ人がお婆さんの死を知らせに来た。
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ユウレイ
1988年 長野県
不幸な目に遭って死んだ者が幽霊となって出てくる。幽霊は女の姿をして現れる。それは髪を乱して白い着物を着、両手を前にだらりと下げており、そして足はないのだという。お墓に出る。
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(シノゼンチョウ)
1982年 群馬県
寺の住職は死の予知に敏感で、死人の来る草履や駒下駄の音が聞こえたり、女なら流しで茶碗の音、男なら本堂で筆の音をさせたりするのを聞くという。
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ユウレイ
1987年 長野県
幽霊は自身が死んだことを知らせるために,生前の姿で寺にでる。
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(シノシラセ)
1967年 栃木県
1935年頃、寺の住職が一時いなかったときのこと。留守居の人が、死んだ人が知らせをする音をたびたび聞いた。お勝手の戸の開く音がすれば女、玄関で靴や下駄の音がすれば男だという。
類似事例

ユウレイ
1935年 新潟県
幽霊は居るのかもしれないと考えてしまう。村の男が、雪崩に巻き込まれて死んだとき、一晩中寺の本堂を廻っていたともいわれる。
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ユウレイ
1987年 長野県
玄江院の現住職が先代の住職にきいた幽霊の話。寺男の斧太郎が朝の庭掃除をしている時,寺総代の中宿の甚作様がいつものように白い襟巻をして本堂に入るのを見た。朝食の時,その話を方丈様にすると,甚作様は以前から重病の床についていて,来るわけがないと言う。すると間もなく親戚の者がきて,今朝方甚作が亡くなった事を知らせた。
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シノシラセ
1996年 神奈川県
人が死んだのでお坊さんを頼みに行くと、「ああ、やっぱり」と言われる。「カランコロン下駄を履いて来られて、お寺の本堂にドーンとぶち当たるのでわかっていました」ということであった。
類似事例

ユウレイ
1983年 新潟県
寺の前の家の犬が夜吠えたので、人が来たのかと思って出て見ても誰もいない。再度吠えたのでまた出て見ても誰もいない。寝ようかと思ったところに檀家の人が亡くなったと告げ人が来た。犬は人の死を感じていたのだろうか。
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