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検索対象事例

(ツゲガラス)
2001年 新潟県
葬送のおり、女衆がカラスダンゴを作って火葬場へ持って行き、カラスに喰わせる。カラスはツゲガラスといって、死を知らせてくれるので、そのお礼。

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カラス,タマシイヨビ
1983年 高知県
葬制。カラスが鳴くと死の予兆である。枕元で名前を呼んだり、竹の筒に米を入れてふってきかせたりして魂呼びをおこなう。
類似事例

(ゾクシン)
1984年 新潟県
死の予兆に関する俗信。「カラス鳴きが悪いと人が死ぬ」といい、それをシニガラス、ヨコゴエガラス、ミツクチガラス、アイガラスなどという。
類似事例

(ゾクシン)
1982年 新潟県
カラスが鳴いて死や天変地異の予兆をするという俗信。「村知らせ」「シニガラス」「サワギガラス」「からす鳴き」など。
類似事例

(ゾクシン)
1978年 新潟県
葬送に関する俗信。カラスがたくさん鳴くと、人が死ぬといわれている。出産で死んだ人が出ると、流れカンジャをする。死者の着物に川の水をかけてもらうが、100人の人にかけてもらわないと死者が浮かばれないという、など。
類似事例

(ゾクシン)
1981年 栃木県
葬送に関する俗信。カラスが鳴くのは、死者の予兆であるという。枕元で名前を呼ぶと、帰るという。死者の腹の上には刃物を置いておく。猫が死者をまたぐと化けるので、これを避けるためである。墓場で転ぶと、三年間は生きられないという、など。
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シカノダンゴ,シシャ
1999年 鳥取県
鳥取県若桜町では、シカノダンゴ四十九個を竹串に刺して死者に供える。枕飯と共に墓地に運ばれ、早く烏などが食べてくれれば成仏したといって喜ぶ。
類似事例

(ゾクシン)
1983年 富山県
人が死ぬ時、カラスがかわいい、かわいい、かわいいと鳴くが、死ぬ当人にはそれが聞こえないという。また、いやな声で鳴くとどこかで人が死ぬといわれている。
類似事例

(ゾクシン)
1974年 宮城県
葬送に関する俗信。カラス鳴きが悪いと、人が死ぬといわれている。4・5日死体を置いておく場合は、棺を釘付けせずに蓋の上にナタを置いておく。そうしないと、猫が棺の中に入って、死体が歩きだすという、など。
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シノヨチョウ(ゾクシン)
1983年 山梨県
死の予兆。カラスが鳴くのは死の前ぶれ、葬式が出るときにはお寺から火の玉が飛ぶ、など。
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カラス,シニガラス
1984年 福井県
カラスが屋根に止まって「カァーカァー」と長く尾を引き哀調をおびた声で鳴いているとその家の誰かが死ぬといい、しかも、その鳴き声はその家の者には聞こえない。これを「死にガラス」といっている。
類似事例

カラス,シニガラス
1984年 福井県
カラスが屋根に止まって「カァーカァー」と長く尾を引き哀調をおびた声で鳴いているとその家の誰かが死ぬといい、しかも、その鳴き声はその家の者には聞こえない。これを「死にガラス」といっている。
類似事例

(ゾクシン)
1976年 大分県
葬送と墓制に関する俗信。カラス鳴きが悪かったり、カラスが山の方で鳴くと人が死ぬという。猫が死人の前を横切ると、死人が踊りだすという。お腹の大きな人が死んだときにそのまま埋めると、母親が子供のために飴を買いに来るという、など。
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シノヨチョウ(ゾクシン)
1984年 山梨県
死に関する俗信。カラスがお寺の高いところで鳴くと人が死ぬことがある。葬式が出るとき、お寺から火の玉が飛ぶ、など。
類似事例

(ゾクシン)
1981年 福岡県
葬送に関する俗信。近所の高い木でカラスが妙に鳴くと、死者が出るという。猫が死人をまたぐと、立ち上がるという、など。
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アクリョウ
1972年 沖縄県
葬式の夜、竹とススキを束ねたものを燃やし破裂音を出す。次に女性達が呪文を唱えながら家の柱を叩く。これにより悪霊となった死者の霊を追い出す。
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カシャ
1978年 宮崎県
死体をカシャから守るため、棺の上に竹と紙で作ったタツガシラのついた天蓋をさしかける。
類似事例

シノヨチョウ,カラス
1978年 静岡県
「お宮でカラスが鳴く」のは死の予兆
類似事例

タマシ
1938年 秋田県
臨終時に身体を抜け出た亡魂のことをタマシと呼ぶ。男のタマシは錠の口から、女のそれは水屋から入ると言われ、水屋で膳椀を鳴らす音等がすると、家人は親戚の女性の死を予感する。タマシが鳥になって思う人の頭上で鳴き回った、火の玉になったという話もある。
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シノヨチョウ(ゾクシン)
1983年 山梨県
死の予兆。カラス鳴きが悪いと死の前ぶれ、葬式があるときは、お寺の方からその家の方へ火の玉が飛ぶ、お墓へ埋めるときに雨が降るとまた死人が出る。
類似事例

シゴ,カラス,マクラダンゴ
1999年 青森県
青森県八戸市付近では、死後すぐに団子を作って供える。葬列と共に運ばれて、墓上に置かれる。これを烏が食べてくれないと、死人が続くといって気にした。
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