キツネ 1991年 奈良県 狐は「うどんを食べろ」と言って食べさせる。けれどもそれはうどんではなく、ミミズをうどんに見せて食べさせるのである。
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キツネ 1991年 石川県 ある男の人が狐にだまされて行方不明になった。太鼓を叩いて探したら山で見つかった。木の実なども食べていたが、狐に騙されて糞を食べさせられたのだろう、ということになった。
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キツネ 1999年 佐賀県 子供が行方不明になり、3日後戻ってきた。いままで何を食べていたか聞くと「うどん」と答えた。手にはミミズが握られていた。キツネにだまされたらしい。
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キツネ 1975年 埼玉県 昔、長慶寺の住職が葬式の帰り土産にボタモチを貰ってくろにた山を通って帰宅すると、ボタモチは皆馬糞に変わっていたという。
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キツネ 1984年 山梨県 狐に化かされて、馬糞をぼた餅だといって食べさせられたりした。
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キツネ 1985年 山梨県 昔の話だが、道に迷ってキツネに馬糞を食べさせられたという。
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ダイコン 1958年 東京都 馬引沢では亥の子のボタモチはオエビス様にあげる。この日にはカエルが重箱にボタモチを入れて大根の所に背負って行く。すると大根が、早くボタモチを持ってこないかなぁと首を伸ばす。だからこの時期になると大根が地面の上に出てくる。
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テンゴウ 1983年 東京都 山へマキを取りに行った男がてんごうに遠くへつれていかれた。腹がへったので「うどんをくれ」と言ったらミミズだった。それがうまかったらしい。
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ダイコン 1958年 東京都 10月9日には亥の子ボタモチを作る。カエルがボタモチを背負って帰る。それを見て大根がドーレと首を出す。
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ダイコン 1958年 東京都 一宮では、亥の子のボタモチがおいしくできると大根が首を出すから、来年も大根のできが良いようにと言ってボタモチを作る。
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テング 1952年 神奈川県 キノコ沢で天狗さんに化かされて、男が3,4日行方不明になったり、また別の男が数日後に天井で見つかったりしたという話がある。
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キツネ(ゾクシン) 1916年 岐阜県 狐は娘に化けて人を化かす時、ミミズをうどん、馬糞を牡丹餅、ため池を風呂に見せた。維新以前は度々あった。
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キツネ 1938年 長野県 ある人が山からの帰りに山奥へ連れていかれ、みみずや馬糞を食べさせられた。
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キツネ 1995年 長野県 職人さんの一番小さい子が狐に下手平につれていかれ、馬糞やミミズを食べさせられた。水天宮のお札をちぎって川に流し、それがとまったところをさがしたら見つかった。
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キツネ 1984年 山梨県 夜にキツネに連れて歩かされミミズをウドンだといって食べさせられた人がいた。
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コウシンサン 1960年 愛媛県 庚申さんは継母に御飯を食べさせてもらえず、つまみ食いをした。それを見つかり、豆飯を一杯食べさせられて山で焼き殺されそうになったが、雨が降ってきて火は消え、殺されなかった。
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ミ 1939年 福島県 馬に野送りさせるとき以外には、馬に箕で食べさせるなという。
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キツネ 1970年 新潟県 子供が帰宅しないので探しているとようやく見つかった。子供は狐にさらわれ、馬の糞をぼた餅だと言われて食べさせられたと話した。
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ダイコン 1958年 東京都 瓜生では亥のボタモチをオエビス様にあげる。この日、カエルが重箱にボタモチを入れて背負ってあぜ道をあるく。すると大根が「もう亥の子か」と言って首を出す。
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カワッパ 1972年 福井県 ある男がカワッパを助けたら、飼い葉桶に毎日鱒が届けられた。
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キツネ 1976年 新潟県 酒を飲んで隣村から帰ろうとした男が、母親に化けた狐に騙されて「ソバをくえ」といわれて、ミミズを食べさせられていた。家の人が捜しに行くと、野原に一人ぼっちでいた。
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