キツネ 1990年 福島県 狐が憑くと体を震わせて狐のように歩くようになる。どんなに止めようとしても止まらない。それが治ると、憑かれた人は1~2日、寝込んだ。
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キツネツキ 1971年 福島県 狐憑きになった人が夜に歩いていた。
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キツネ 1984年 山梨県 狐に憑かれた人は眼が細くなり、手を使わずに物を食うようになり、3日も4日もずっと寝ているようになる。
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キツネ 1961年 千葉県 狐は普通、若者に憑く。若者が寝込んでいる枕元に老人が座り、「ワケエモンに憑かんと、わしにつけ」というと老人に移るという。また、魂3人殺さないうちは、狐が戻らないと言われる。
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キツネ 1955年 静岡県 狐に憑かれると食物を要求してくる。食物を置いても人が見ていると食わない。人がいないとき、寝床に入れて食う。名乗ったり、出来事を予告したりする。
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クダギツネ,ノラギツネ 1953年 千葉県 人につく狐にクダギツネとノラギツネがある。ノラギツネは逃げやすいが、クダギツネは落ちにくい。夜道を歩いていて何か音がするとき、ふり向くと憑かれる。
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キツネ 1995年 愛知県 狐は化かして同じところをくるくる歩かせて、人を帰れなくさせる。
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キツネ 1955年 静岡県 狐は憑いた人の肩にいて食物をとって食べてしまうので、憑かれた人は痩せてしまう。
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オーサキギツネ 1972年 埼玉県 オーサキ狐は鼠より少し大きく、色は真白、赤、白、黄などがあり、尾はリスのようで、毛並みは美しい色をしている。野山に住むオーサキ狐は人に憑いたりはしない。家に憑いているオーサキ狐は、その家の主人の言いつけに従って他人に憑いたり、主人の考えを察知して実行したり、自分からも主人のために色々なことをすると言われた。
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キツネ 1960年 岩手県 誰かを待ったり、迎えに行こうかと思っていると、狐がその人に化けてやって来る。
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キツネ,ヤコ 1972年 長崎県 狐が憑くことをヤコが憑くという。憑依された人は狐のような行動を取ったり、色んな事を口走ったり、病気になったりする。狐の足跡が肩に付いていることもある。狐は物知りや坊さんに落としてもらうという。
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キツネ,イナリ 1961年 長野県 狐つきは、背中に鼠のようなものが憑く。たいてい女に憑き、オコリ、テンカンのようになったり、目が見えなくなったりする。ホウゲンサマが稲荷を使う。恨みのある人が頼んで憑けさせる。憑かれた家は味噌がいたむのでわかる。
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キツネツキ,ヒキメ 1970年 長野県 狐憑とか、ヒキメが憑いた、とかいう。ヒキメとは、ガマのような目つきをした、悪い狐のこと。
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ツキモノ,キツネ,オサキ 1982年 群馬県 群馬県には憑物、特に狐(オサキ狐)が憑くという例が多い(以下参考文献列挙)。
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クダギツネ 1979年 愛知県 クダ狐は人に憑く。イタチより小さくモグラの穴に入れる程の大きさである。人の声に似た声を出す。
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キツネ 1982年 東京都 狐に憑かれると狐の命令で動くようになる。タモトに毛があったり、油揚げを食べたりする。また、食べても食べてもやせ細る。狐を出すためにオオカミサマのカワを借りてきて、寝床に置くこともある。
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キツネ 1983年 群馬県 狐が人に憑くのを、狐がたかるという。神主に頼んでお祓いをして落としてもらうが、なかなか落ちずたいへんという。
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キツネ,タヌキ,ツビョウ,トマッコ,イヌガミ,ツキモノオトシ 1983年 岡山県 憑き物といわれるものには、狐、狸、トウビョウ、トマッコ、犬神などがある。
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キツネ,タヌキ 1923年 京都府 狐や狸は化ける。両方とも火を灯し、憑く。狐は山の中で人を騙すことがある。
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キツネ 1976年 狐はあやしい獣である。常に人間に化けて、人をたぶらかす。また、人の体内に入って苦しめたりと、不思議な事をすることが多い。狐の寿命は800歳であり、300歳になると、人間に化ける。夜には尾をうって火を出す。頭に髑髏をのせて北斗七星を拝み、髑髏を落とさなくなったら、人に変化できるようになる。しかし、これほど修行をしていても、焼いた鼠の臭いを嗅ぐやいなや、たちまち罠にかかって、命を落とす。
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