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検索対象事例

ヤクガミサマ
1984年 神奈川県
厄神様の風邪薬はお茶の葉で、これを煎じて飲むと風邪が治るといわれた。

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トウシ
1938年 鳥取県
元旦に死んだ人の塔婆を黒焼きにして呑めば、肺病が治る。
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マヨケ,チマキ,(ゾクシン)
1960年 愛媛県
五月の節句に団子をエセの皮で包んだちまきを作る。これを煎じて飲むと風邪が治るといわれる。このちまきを門口につるして魔よけにする風習がある。またこれを子供が生まれた時に粉にして飲むと乳の出が良くなるといわれている。
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(ハノカミサマ)
2000年 新潟県
風邪や疳、耳痛、歯痛など、さまざまな病気を治してくれる。
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(マジナイ)
1957年 山梨県
流行性感冒の予防には、正月にするめを火鉢で燃やした煙で風邪を追い払う。
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セキノカミサマ
2000年 神奈川県
風邪で死んだ旅人の塚があり、咳の神様とされていた。風邪を引いた時はご飯が炊き上がるまでのあいだに拝みに行けば治ると言われていた。
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カゼノカミ
1991年 大阪府
ぼろぼろの長屋に貧乏な男が住んでいた。冬のある日、風邪を引いた男がスルメを焼きながら酒を飲んでいると、押入れから貧弱な老人が出てきた。実は風邪の神で、スルメの臭いが嫌いだから出てきたのだった。風邪の神が出て行くと、風邪が嘘のように治った。
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(ゾクシン)
1982年 新潟県
流行性感冒に関する呪的療法。風邪はトックリ過ぎたということで、門口に徳利に杉の葉をさしてさげる。ニンニクを門口にさげる、ヨシのことも、など。
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(ゾクシン)
1963年 愛媛県
トンドと昨年の古いお守り札を焼く火種で正月の餅を焼いて食べると、風邪を引かないといわれている。
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ムラノボウイエノシュフ,フルギ,ヤクジン
1956年 山梨県
6、70年前、ある主婦が古着を買うと、その日の夕刻から熱にうなされた。うわ言から古着から厄神が憑いたと判った。伺うと、これから須走へ人を取り殺しに行くのだが、古着を買う時に金を古着の上に置いて渡さなかったので仕方なく憑いたという。古着を買うときには手から手へ金を渡してはならず、渡すと厄神が古着に憑いている時には憑かれる。今後の宿の約束をし赤飯とお神酒を上げて去ってもらうと3、4日して全快したが、須走の某家は全員とり殺された。主婦の家は厄病が流行しても憑かれないという。
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オシリョウサマ
1982年 群馬県
体が悪くなったのはオシリョウサマの祟りだと易者に言われたので、毎朝オシリョウサマにお茶を進ぜた。
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(ゾクシン)
1973年 香川県
厄年に関する俗信。厄年の人は厄落としの帰りに持っていた銭や厄餅を捨てるが、この餅は病を軽くすると言われていて、みんなで分けるという。
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(ゾクシン)
1974年 宮城県
道祖神をなめると、百日咳に良いといわれている。
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(ゾクシン)
1977年 福島県
子供が病気になったときは、小豆を煮て砂糖菓子を作り地蔵さんに供える。そしてそれを下げて、子供に食べさせると病気の治りが早いという。
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(ゾクシン)
1982年 群馬県
七草に関する俗信一束。七草粥を食べると風邪を引かない、など。
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ユノハナ,ユタテシンジ
1956年 宮城県
神官が笹の束で湯を浴びて託宣を伝える。この湯をかぶると頭病みが治り、目に塗ると薬になるといわれる。
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ハカイシノタタリ
1981年 和歌山県
話者の娘が椎の実を拾いに行き、墓石に腰掛けて、帰ってきて熱を出した。近所のお婆さんが「玄関の敷居に座らせ、お茶とお線香を立ててイタミを逆さにして『飛んでけ』と言って3回仰ぐとよい」と教えてくれ、そうしたら治った。
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ヤマノカミ
1967年 大分県
平沢水近くの山の神は風邪熱の神として信仰されている。赤土を団子にして供えて祈願する。
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ジガミノタタリ
1984年 新潟県
ある家の主人が風邪を引いたようになって寝込んだが、そのうちに口が利けなくなり、耳も痛くなってきた。入院したが、病名がわからない。「八海山」が神さまにうかがったところ、「地神さんの祟り」ということがわかった。その家の地神は屋敷の藤の木の根元にあり、毎日お椀1ぱいの飯を上げていたが本尊のムジナの眷属が多くなってそれでは足りなくなったという理由であった。早速たくさんの供え物をしてまつったところ、主人は急に回復した。
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(ゾクシン)
1975年 愛媛県
節分の時、厄年の人は四つ辻に出て豆打ちをし、厄落としをする。豆を投げ終わったら振り向かずに帰る。振り返ると厄がつくという。竹筒に豆を封じると風邪を引かないという。節分の豆を寝床の下に敷いて寝るとできものができるという。また、山へ持っていくと魔がつけるという。
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ヤクチ,モッコウ,カッコウ
1980年
やくち(益智)・もつかう(木香)・くわつかう(霍香)の3種の生薬を同量混ぜて、3度湯に入れて振り出した後に煎じて飲めば、あらゆる病に効くという。これを「信玄のよろひのそで」と呼んでいる。
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