カジノヨウニミエルアカイヒカリ 1983年 秋田県 享保14年12月28日夜5ツ時、上空に上った火事のように見える赤い光は2本筋が入っていた。津軽や南部、江戸、仙台、西国でも見えた。
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〔ベニカスミ〕 1979年 大阪府 早朝の太陽がまだ出ていない時分に、天に紅色の霞が立った。それは夜に起こった火事のようであり、雨の予兆もしくは遠くで大地震があったとする。実際にその日は大雨で、暮れから雷鳴がとどろく。10月の雷は畿内では珍しいという。
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ヒバシラ 1978年 新潟県 宝暦元年の名立くずれの際、沖へ出た猟師が陸の方を見たところ、空が赤く火柱が立っているようだった。慌てて戻ると、何事もなかった。その夜、地震と共に崩れたという。
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コウズイ 1974年 夕方空が赤くなり、血のように家の中にも照り入り、人の顔などまでも朱色に見えると必ず洪水になると言う。
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カジ 1956年 宮城県 火事を見ると、生まれる子供に赤アザが出来るという。
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ハアリ 1974年 京都府 仁和3年4月に地震が有った日、達智門上からけむりのようでけむりではない気が立った。それは虹のようで虹ではなく、天にのびていた。見た人はこれを羽蟻と言った。
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ヒカリモノ 1982年 京都府 文政13年7月の京都大地震の際に、丑寅から辰巳の方へ光り物が通り、その光の中は燃えているような火が見えたという。
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トージ 1936年 高知県 暴風雨中に起こる怪光という。
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アカキキ,アカキキザシ 1974年 京都府・北海道・長崎県・石川県 明和7年7月28日夜戌の時に北の空が赤くなった。同じ時刻に松前や長崎でも同様の事があった。加賀では海上に夕刻から黒雲がたちこめ中に赤い光が見えていて、夜になると立ち満ちたという。
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アカハチ 1915年 石川県 夜中、海上に、赤い光があたかも灯火のように輝くことがある。これは赤蜂という怪物の仕業であるという。
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アカイトリ 2001年 鹿児島県 雷が落ちた場所から赤い鳥が一羽飛んでいった。
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アカイタイヨウ,アカイツキ 1982年 享保16年4月5日、日の光が丹のように赤かった。夜になると月も同じように赤かった。
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ヒバシラ 1967年 石川県 時化の晩、海からみたら陸に火柱が見えた。
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カイシシンロウ 1974年 松前で津波が起きる前は、空中に仏神の姿が飛行するのが見えたという。
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アカイタマ 1983年 新潟県 火葬場の近くで赤い玉を見た。地面にあって、近づくと消え、離れると大きくなった。
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ヒノタマ 1988年 茨城県 火の玉が出るのは闇夜で少し雨が降っているようなとき。火の玉は赤い。
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シンカ 1979年 鹿児島県 安永8年9月29日夜酉の刻に地震があり、翌10月1日卯刻、桜島の御嶽南の峰に煙が立ち昇り、午の刻に至り山の腰前後6,7合目から神火が燃え上がり、黒雲のように煙が5,6里立ち昇った。
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イタチノヒバシラ 1981年 茨城県 子供の頃、イタチの火柱を見た。天神様などで見え、赤みがかった色で、形はすうっとしていた。見ていると消えてしまうが、火柱が倒れた方向にある家には火事が起こるといわれていた。
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ヒ,テング,クモ 1936年 石川県 沖で見る火が赤いときは天狗の火、青い時は蜘蛛の火で小さい。
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コマユミダケ,カンジャダケ 1987年 長野県 この山は霊山で,天変地異のある時には鳴り動いて危険を知らせた。
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