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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

キツネ,タヌキ
1940年 滋賀県
34年前、男がいっぱい飲んで家へ帰る途中でのこと、自分の女房が迎えに来たと思ったが、狐の化身であることを見破り、女の膝のあたりを力いっぱい足で蹴ったところ、女の姿が消え、化けていた狐は死んだ。狐ではなく狸だったかもしれない。

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キツネ,ムジナ
1990年 秋田県
狐は狢よりだます。人間が男であれば女に、女であれば男に化けることが多い。
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(ウマレテクルコドモノセイベツウラナイ)
1967年 福島県
山の神を迎えに行く途中で会う人が男なら男、女なら女が生まれる。
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タヌキ,キツネ
1997年 福井県
狸が化けるのは坊さん、狐が化けるのは女の人、という。
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キツネ
1960年 岩手県
誰かを待ったり、迎えに行こうかと思っていると、狐がその人に化けてやって来る。
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キツネ
1934年 大阪府
狐が女に化けていたのを、巡礼の男が妻にしたが、正体を見破られ、短冊を残して去ってしまった。その後、ある女が、夢で見たとおり、狐が宮の前で死んでいたのでそこに埋めてやった。
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キツネ,オンナ,オオニュウドウ
1937年 岩手県
昔、夜遅くに若い女を見て狐が化けていると正体を見破った男は、次に大入道に会い、狐と見破る。家に着くと狐がいたので叩いているとそれは雨着だった。またある時には、大水が出たと思わされて、蕎麦畑を裸であるかされたりもした。
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キツネ,タヌキ
1923年 山梨県
狐も狸も化けるが、狐は人を化かして悪いことをするが、狸はひとりでに化けて正体を明かすが、人に悪いことはしない。
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キツネ
1938年 長野県
狐をたすけた男が、女に化けた狐と結婚して子供を作った。女は子どもに狐の姿を見られ、子供を遠ざけようとするが、子供は聞き入れなかった。
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キツネ,タヌキ
1981年 和歌山県
昔、狐や狸に呼ばれることがよくあった。
類似事例

キツネ
1972年 千葉県
狐は、男相手には女に、女相手の時には男に化けて出る。
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キツネ,タヌキ
1999年 福岡県
ある百姓の女房のもとに、狐か狸のような獣が男に化けて通い、女房は妊娠した。女房は出産したが、その後女房は死んでしまった。化物ではなく、ある男だったという風説もあった。
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キツネ
1973年 千葉県
野原で出会った女と結婚して、子供まで産まれたが、ある時子供が女の正体を狐だと見破ると女は出ていってしまった。その子孫は自らを狐の血筋だと言っている。
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キツネ
1977年
女に化けて子を産んだことから、「来つ寝」と言われ、狐と呼ばれるようになった。
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キツネ,タヌキ
1957年 和歌山県
野狐と狸は化ける。
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キツネ
1961年 静岡県
頭の鈍い女が、山に行って弁当を食べていると狐がつく。つかれた女の人が食べても、実際には狐が食べる。また、女の口を借りて狐が物をいう。その狐を落とすには鉄砲で脅す。狐が離れるときには体が震える。そして「行く」というところで転ぶと離れる。
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キツネ
1972年 千葉県
用崎というところには狐が沢山いて、狐に化かされたり、狐の相撲を見たりすることがたびたびあった。
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キツネ,オンナ,キツネツキ
1974年
狐は雄でも女に化け人と通じる。狐と通じた人は死ぬ。人が死ななかったときは狐が死ぬ。狐憑きを見極めるには樒の葉を煎じて飲めば良い。狐が憑いているとこれを嫌って飲めない。半井家には狐落としの妙薬が伝わっている。
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キツネ,タヌキ
1939年 佐賀県
狐と狸が化かしあいをした。狸が化ける番になって、犬を連れた猟師が現われた。狐は狸が化けたものだと思っていたが、本物の猟師だったので、狐は撃たれてしまった。
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キツネ
1933年 鳥取県
おこん狐という狐がよく人を化かした。ある男が川の中で網泥を一生懸命かぶっている狐をみつけたが、その狐が立派な女に化けて馬に乗せてくれという。馬に乗せて連れて帰り、火であぶったので、狐は正体を現した。人を化かさず、ここにすまないことを約束して許してやった。数年後、伊賀の山辺で娘に化けたおこん狐に会った人があるという。
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キツネ
1974年 大阪府
曽根崎で親を殺されたという狐を譲り受けたが、餌を食べないので困っているところに狐の叔母だという女が現れ、狐を養うかわりに狐を保護した人を助けたいので金が欲しいというので与えた。しかし女は狐を自分の乳で育てていた詐欺師であった。
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シノダノキツネ
1966年 山形県
昔あるところに一人暮らしの男がいた。嫁を欲しいと思ってはいたがあきらめていた。信太の狐と呼ばれていた大狐がその心中を察して、男の元を女に化けて訪れ嫁となった。子供も産まれたが、ある日狐の姿で子供を抱いて寝ているところを見られた。子供に情のある狐は事情を話し、昼間は子供に乳を飲ませに来ると約束して、信太の森に帰っていった。
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