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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

イズミ
1941年 朝鮮
平北泰川郡西面清渓洞の林泉山に泉があって、深さは非常なほどで、この泉に姿を映すと三日以内に死ぬ。

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コウズイ
1941年 朝鮮
平北泰川郡西面清渓洞の林泉山に、人の死体をを埋めると大洪水になると言い伝えられている。その際は牛を殺してお祭りをし、死体は他所に改葬される。
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スガタミノイド
1928年
姿見の井戸と呼ばれる堀井に自分の姿を写して、影が写らないときは3年のうちに死ぬと言われている。
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ユウレイ,トラ
1941年 朝鮮
平安北道鐵山郡西林面蓮山洞に昔富豪がいた。その富豪の後妻が先妻の娘二人を殺そうと考え、姉は後妻の息子に池に投げ入れられた。すると突然虎が現れて、息子の片腕を咬み取ってしまった。妹が池に選択に行くと、姉の幽霊が現れて事の次第を述べ、妹も後を追って池に身を投げ死んでしまった。それ以来、この地方の監史は2、3日の間に奇怪な死を遂げた。ある大胆な監史の前に姉妹の霊が現れ事の次第を述べた。監史が後妻らを処罰すると平穏になった。
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ウシオニ
1965年 和歌山県
牛鬼滝には牛鬼が住んでいて、人をとって食うとか影を見られたら死ぬとかいわれていた。滝壺に木を落としたら、牛鬼はそれに当って死に、7日間その血が流れていたという。
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オニババ
1932年 長野県
埴科郡清野村のお寺山の中腹に住んでいた鬼婆は、旅人を取って食っていた。旅の僧をつかめて山へ登り始めた鬼婆は、途中で石につまずいて転んだ拍子に石に変わった。その後誰でもその石に触ったのものはすぐ死ぬと言われていた。
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シャシン,(ゾクシン)
1933年 兵庫県
飾磨郡では、三人で写真を撮ると、真ん中の人が死ぬという。
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オオヘビ
1964年 福島県
霊山の北の沢で水を飲もうとしたら、大へびがきた。二斗だるほどの太さであった。驚いて逃げ帰ったが、その人は数日で死んだ。
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スガタミノイ
1916年 奈良県
常覚寺という普賢菩薩を祀る寺に姿見の井というのがある。参詣者はみな試みるのだが、影がはっきりと水面に映らぬ者は死ぬと言われている。
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ルリケイノセンシュウタン
1938年 京都府
「大河内など怖い所ではない」と嘲っていた3人がいたが、瑠璃渓の千秋潭のほとりについたとき、下駄や笏や蛇の首が流れてきて、ひとりはそこで即死し、2人は逃げ帰ったもののすぐに死んだという。
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ウマイシ
1974年 岐阜県
美濃国の郡上の西に穴馬村の山に穴があり、その中に馬石がある。日照りの時にはこの洞窟に入って馬石に鞭を打つと、必ず雨が降るという。しかし鞭を打った者は3年以内に死んだという。
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オンナ,タキノヌシ
1989年 静岡県
天城湯ヶ島町の浄蓮の滝に樵が鉈を落したら、美しい女が滝壷から出て来て鉈を返してくれて、このことは誰にも喋るなと言った。うっかり喋ってしまったら、翌朝、その樵は滝壷に浮かんで死んでいた。
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ヤクオニ,ヤクガミ,ビンボウガミ
1974年 広島県
備後国三好鳳源寺で、顔が青ざめ、ひどく痩せた白髪の80才位の老人が堂内の結界の中に入ろうとしたので止めたら消えた。近在の村々では疫病が流行したが、この寺のある村では流行らなかった。
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ゲンスケイワ
1938年 京都府
源助という男が頭を打ち付けて死んだ岩の付近に泳ぎに行くと必ず死ぬという。
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オンナ
1921年 岩手県
上閉伊郡上郷村に住んでいた美しい娘が急病で死んだ。その3年後、六角牛山という深山に狩りに行くと、女がいて、死んだようにみせかけられ、人ではない夫に連れてこられたのだという。狩人はこの話を他の人にすると、女の命も自分の命もなくなると言われた。
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イケノマ,ハクハツノロウバ
1941年 朝鮮
平北宣川の街から3里のところに険しい山がある。その険山の峰の間の池は深くて恐ろしく、ここで泳ぐと2度と陸に戻れないといわれている。あるとき、農家の若者たちが山遊びに行き、この池のほとりで弁当を食べようとしたら、全員の弁当が空になっていた。気味悪くなり下山してふりかえると、山で白髪の老婆が笑っていた。池の魔だろうということになった。
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(ゾクシン),シャシン
1933年 長野県
諏訪湖畔地方では、3人で写真を撮ると、そのうちの1人が死ぬという。
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オウギュウ,フチノシュレイ
1975年 愛知県
東上村の北の雌滝と呼ばれる深淵で、六左衛門という男が鮎を獲ろうとしたところ、水が大いに逆巻き、淵の中から大きな黄牛が現れ、吽々と吼えて襲ってきた。六衛門は淵から上がり宿に帰ったが、急に発熱しうわ言を言い出して、3日後に死んでしまった。深淵から牛が出るのは奇妙だが、淵の主霊だったのだろう。
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カイエン,シシノアタマ
1976年 岡山県
備中松山から作州の温泉への行路に、漆淵という淵がある。ある兄弟が淵の底で漆や高価な物を発見した。弟が独り占めしようと獅子の頭のようなものを作り淵に沈めた。兄がそれに驚き逃げたので弟が取りに潜ったところ獅子に噛まれた。
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シイラビクニ
1931年 宮城県
平泉の秀衡が滅びたとき、家人の五郎三郎も討死した。その妻の片照は娘のシイラを連れて本吉郡の竹島に隠れた。竹島の天女洞の天女はこのシイラで、240~250歳までは40歳代に見えたという。
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ナナフシギ
1918年 和歌山県
くぼみから水が沸く石があった。弘法大師の手洗いの井戸に顔が映らなくなると、あと3年以内に死ぬといわれる。このような七不思議があるのが和歌山である。
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