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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

(ゾクシン),(ワルイバショ)
1935年 奈良県
奈良駅の西南へ3丁ほどいった、関西線の第二という踏切では、犬、猫、鼠などがよく轢かれる。そしてその後できっと人が轢かれる。

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タヌキ,デンシャ
1939年 大阪府
線路の向うからやって来る電車があった。運転手は驚いてブレーキをかけたが、別に何も起こらなかった。再び同じ経験をし、今度はブレーキをかけずに電車と衝突したが、無事であった。翌朝、その場所で狸の死骸が見つかった。
類似事例

タヌキ
1933年 秋田県
秋田の河辺・仙北の境の踏切を吹雪の夜に限って怪しい汽車が通った。ある夜、脱線した列車を迎えに行くために機関車が踏み切りに差し掛かったとき、また怪列車が現れて正面衝突したが、機関車はそのまま進み、あとには狸が一匹轢死していたという。
類似事例

キツネ
1966年 群馬県
夜行列車が通りかかると、前方から汽車が現れ警笛を鳴らすので驚いて汽車を止めると、そこには何もなかった。翌朝その場所で狐の死骸が見つかった。
類似事例


1977年 長野県
信州木曽路の小田井の駅の西に、草の生えない14~15間で、幅5~6寸の輪がある。その近くにも輪があり、この輪の中に馬を乗り入れると必ず死ぬという。
類似事例

キツネ
1937年 新潟県
前方から汽車が近づく音がしたので、運転手が駅に戻ったが、汽車はやってこない。翌日も同じことがあったが、そのまま進んでいくと、正面がなにかに乗り上げた。そこには狐の死体があった。音を出していたのは狐であった。
類似事例

キツネ
1926年 長野県
明治35、6年ごろに鉄道が開通した当時、佐右衛門やコンコン坊などの狐が赤色の灯を線路に現して汽車を止めた。そのときに轢き殺されたという話もある。
類似事例

イタチ,オオニュウドウ
1982年 群馬県
上越線が開通した頃、イタチが大入道に化けて、3回線路に出て来ておどかした。最後には汽車にひき殺された。黒イタチだったという。
類似事例

キツネ,(ゾクシン)
1935年 大阪府
狐が、山の尾根から谷へ道を横切って下ると、人が死ぬという。
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タヌキ
1962年 大阪府
明治43年京阪電車が開通した頃、雨の夜に電車を運行していると同じ線路をヘッドライトも明るく電車が突進してきた。急停車すると何もなかった。何人もの運転手が同様の事に遭遇した。ある時停車せずに突進したら幻は消えた。翌朝大きな狸が御殿山の下の線路沿いで死んでいた。
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キツネ
1972年 千葉県
追分というところには狐がいて、夜、人を化かす。目的地につけずに、グルグルと同じ場所を歩かされてしまう。
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タヌキ
1976年 岡山県
備中松山で、狸が盲人に化け、介助者に手を引かれながら毎月3両を作州に送っていた。ある昼間に犬が介助者もろとも盲人を食い殺した。1,2刻過ぎて死骸が狸になったのではじめて正体がわかった。また、予州の女が狸と通じて懐妊し、6匹の狸を生んだ。
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シロネズミ
1932年 大阪府
住吉街道茶屋村より南むくげのうちでは、大きさが猫ほどもある鼠が出て人に喰い付き、その小犬が恐れるほどの勢いは止まるところを知らなかった。そこで人々はこれを殺して埋め、しるしの石を置いた。これが今は住吉墓地に併合させられた南海鉄道阪堺線の勝間停留所の東側の墓地にあった鼠の塚である。
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カッパ,ミズシ,カワウソ
1978年 石川県
河童のことをミズシといい、淵の近くにいて尻を抜くという。また、カワウソともいい、奈良瀬橋や春日橋などの危険な場所にいる。黒い猫のようなもので、人間を殺すという。また、吉岡の川向こうの大巻という場所では泳いではいけないという。
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ナスノノセッショウセキ
1980年 京都府
京都の橘づしと室町通りの交差した東に、那須野の殺生石の片割れと伝えられている石がある。その石の上に鳥が止まると、必ず死んでしまうというので、厳重に垣をめぐらして立ち入り禁止にしている。
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オンナノコエ
1986年 東京都
踏み切りで女性が通り魔に刺された。助けを求めたが救助は来ず、そこで死んだ。翌日から、夜中に車で通りかかると、「助けて」と呼ぶ女の声がする。声につられて近づくと、目の前に電車が迫っている。
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イタチ,オオニュウドウ
1982年 群馬県
上越線が開通した頃、イタチが大入道に化けて線路に出て来て、列車にひき殺された。
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フシギ,サル
1974年 京都府
元文二年の春のこと。どこからか大きな猿が来て、京都市中を徘徊した。その猿が来た家の主人が次々と死んだ。
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(ゾクシン),カラスナキ
1933年 新潟県
常念寺門前でカラスの鳴き声が悪いと死人がでる。
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ガマ
1975年
服部坂辺りの屋敷で、猫が蟆蜍(がま)にちょっかいを出していると、別の蟆蜍が出てきて猫を取り巻き毒気を吹きかけて殺したという。
類似事例

キツネ
2005年 島根県
御津へゆく峠で狐が人を化かすと聞いたことがあるかもしれない。
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