ウブメ 1987年 山形県 夜中に便所に、難産で亡くなった女の人の幽霊が子どもを抱いて出るので、夜中便所に行ってはいけない。
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ジゾウ 1975年 福島県 夜外にいると地蔵にさらわれるぞ、と子供を威す。
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ヨウカイ 1990年 山形県 昔から夜になると外出はしなかった。闇の中に妖怪がいて、病気を植え付けるからである。
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アクリョウ 1972年 沖縄県 臨終後、悪霊と化した死者の霊に魂を奪われる事を防ぐ為,家族以外は屋外に出る。
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(ゾクシン) 1969年 岐阜県 死んだ人の魂は生まれ出てきたものになる、という。たとえば死んだ後に猫が生まれると、死者は猫に生まれ出たことになる。
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(ゾクシン),ユウレイ 1935年 島根県 妊産婦が亡くなったときには子供を背負わせて埋葬しないと、幽霊になって現れて「子を負わせてくれ」とすがりついてくるという。
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ユウレイ 1990年 長野県 幽霊が出ると言って、子供たちを戒めることがある。
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(ゾクシン),シリョウ 1933年 北海道 誕生した子供に故人の名前をつけてはならない。もし用いると死者の霊を悲しませるのみではなく、ひいては死霊の祟りがあるという。
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シボウシタニュウジノユメ 1985年 鹿児島県 乳児や幼児の洗濯物は月夜に外へ干してはならない。あ る時、乳児が死亡した。悲しみにくれる母親が、その子の夢を見た。その子が言うには、月夜晒しの着物を着させられたため、私は夜神の共をすることになった、と。夜干しの着物は不吉とされている。
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コソダテユウレイ 1976年 高知県 臨月近い女が死亡すると、開腹してから埋葬する。そうしないと、母が子育て幽霊となって出てくるといわれる。
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タマシイ 1989年 長野県 人が死ぬと魂が抜け出し、生まれた家に帰ると言う。
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ヒトダマ,ユウレイ,(ゾクシン) 1933年 兵庫県 飾磨郡では、夜に外出すると人魂が出る、幽霊が出るという。
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ユメ 1956年 宮城県 子供が出来た夢を見ると死ぬなどという。
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シリョウ,(ミチニデルヨウカイ) 1990年 長野県 道には死霊が出るという。
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ユウレイ 1989年 長野県 祟りがあるとき、幽霊になって出てくるという。また、夜に子供を外出させないために幽霊が出ると言った。白い着物で足のない姿で出て、女性が多いという。墓・暗い道・竹やぶや寺に出るという。
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ユウレイ 1990年 長野県 子供を脅かすために、幽霊が出ると言ったという。
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ユウレイ 1988年 長野県 幽霊は生前の怨みをはらすために出るものであり、その出現場所は暗い所である。
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ユウレイ 1987年 山形県 母親が何人も子を間引いて、庭の隅に埋めたら幽霊になって出た。お墓に埋葬したら出なくなったという。
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コギャーナキ 1976年 高知県 臨月に近い妊婦が死亡した時には、子供と共に埋葬してやらないと魂がコギャーナキとなって出てくる。これは、往来の者に取り憑いたり、赤子の声を発したりする。
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ユウレイ 1988年 長野県 子供に愛情の残っている母親が幽霊となって現れるのだという。それは生前の姿なのだそうだ。家の中や屋敷内に出る。
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