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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

ワライジゾウ
1922年 東京都
上野の東照宮の石鳥居の傍らにある大灯篭の周りを3度、息を吐かずに廻ると幽霊が出るといわれ、化け灯篭と呼ばれる。

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ワライジゾウ
1922年 鳥取県
地蔵の周りを3度廻ると地蔵が笑い出す笑い地蔵の話を聞いたことがある。
類似事例

ツユナシノサト
1956年 宮城県
今東照宮の立っている玉田ヶ崎のふもと、福沢の蜂屋長者の家に、1人の美しい女の召使がいて、毎夜長者の家を抜け出し、夜の明けないうちに帰っていた。ある日、長者にひどく叱られて家を出たきり帰ってこなかった。翌朝女が寝た跡らしい草むらに、一首の和歌を書いたものが落ちていて、「風も吹き雨の降るをもいとはねど今宵ばかりは露無しの里」とあって、それ以来福沢一帯に夜露がおりなくなり、女の寝ていたところを伏寝という。
類似事例

ユウレイ
1931年 沖縄県
夜、口笛を吹くと幽霊が出る。多くは四辻に出現する。石垣に向かっていたり下問のない提灯を持っているのは、幽霊である。夜間名を呼ばれても、三度聞かない内は、返事をしてはいけない。二度までは、幽霊でも呼ぶ力がある。
類似事例

ユウレイ
1989年 長野県
この世に恨みがあるときには、幽霊になって出てくるという。あるいは、薬師様の周囲を七回半回ると幽霊が出るという。両手を前に上げてたらし、足はなく髪はオッサワラにしていて、墓に出るという。
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オカリミヤチカクノカイカ
1956年 宮城県
夜更けに雨の中を菊田治助という者が東照宮御旅宮(東六番小学校の辺)の傍らを通りかかると,花京院通の四辻に燃えている杭が無数に撒き散らされて燃えていた。そのときはそのまま帰宅したが,後で考えると雨中で燃えていたのがどうも不思議なので翌朝早くそこを調べてみると,燃えさしの薪どころか炭片さえ落ちていなかったという。この辺りには怪異のことが多く,すべて狐の仕業らしいといわれた。
類似事例

オノノコマチノボウレイ
1981年 山形県
美女塚の近くで息をつかないで目をつぶって、びっこまねで3回まわると小野小町の亡霊がでてくるという。
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オウテクレババ
1924年 奈良県
興福寺の北圓堂を夜人が通っていると、突然後ろから「負うてくれ」と取り付く負うてくれ婆がでる。負えばその人を頭からかぶりつく。同寺境内の三重の塔を三遍まわって石を投げつけるとそれが出てくるとも言う。
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オオキナウシノヨウナバケモノ
1973年 香川県
十輪院の上に、大きな牛のような化け物がいて、夜にそこを通りかかる人々を騙していたという。
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ミヤシタノナナフシギ,オキョウヅカノヨルノアメ
1987年 長野県
諏訪神社の西方数町程の所にある経塚。この経塚の森には,一箇所,どんな夜でも必ず雨が降るといわれる。また,この一帯に雨が降る晩は,必ず化け物が出るという。
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タタリ
1975年 神奈川県
箱根の三枚橋の東に溝があり、その溝に3尺程の石を5,6枚わたして橋としている。北より2枚目の石に馬の足跡がある。伝える所では、昔、曾我五郎時致が馬でここに来た時、馬蹄が石に4、5分ほど入り、跡がついたという。もしこの石を踏めば祟りがある。ある人がこの石を動かした所、その人は死んだ。脚気を患う人はこれを祈るとすぐ治る。
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バケモノ
1989年 鳥取県
念仏岩に彫ってある南無阿弥陀仏の文字が消えてしまったら、化け物が出るといわれていた。
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(トンチボニバカサレル)
1984年 新潟県
歩くと化かされる道がある。それは「トンチボ(ムジナ)の仕業」という。化かされたときはトンチボは周囲3尺のところにいるという。
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オバケ
1974年 山梨県
寺下集落の庚申塔のある淵で水死した人がお化けになって出るという。
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ユウレイ
1988年 茨城県
鹿島神社の下には御影石があるが、そこに幽霊が出るといわれている。
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バケジゾウ
1918年 栃木県
旧足利藩戸田家の小林某の仲間が、夜三重村大字五十部を通りかかると、怪しい変化が現れたので真っ二つに切りすてた。翌朝調べたら首のない石地蔵であった。それ以来化け地蔵と称して今も御本尊になっている。
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タヌキ
1964年 鹿児島県
化物の中に、タヌキがいる。タヌキは山道を歩いている人の前に、人間の格好をして現れて、人を化かすといわれる。
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バケモノ,フルデコ,フルミノ,フルガサ,フルツヅミ,シャクシ
2000年 山形県
「あんじょ寺」と呼ばれる寺には化け物が出るという噂だった。そこへ旅人がきて泊まったが、夜12時も過ぎた頃、台所の囲炉裏を焚いて話をする声が聞こえた。古蓑、古太鼓、古傘、古鼓の化け物であった。見つかりそうになった旅人は杓子の化け物のふりをしてやりすごした。よく朝みると、古道具があちこちに放ってあった。
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ネコ
2000年 神奈川県
猫のお化けが出るというので、猫の祟りではないかということで、念仏講の人たちがお金を集めて供養塔を建てた。そうしたら、猫のお化けは出なくなった。
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バケモノ,タヌキ
1960年 鹿児島県
メクラオトシとタイガの墓場には化け物がでる。それはタヌキが化けており、夜に出るという。出ないようにするにはタバコが一番だという。
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1940年 鹿児島県
大隅徳之島の俗信。晩に訪れる者があると、向こうから三度呼んでから返事をしないと、時々魔が来るという。
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