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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

カンノンサマ
1983年 山梨県
Aさんの「うちの守り神さん」である観音様は、馬頭観音と石である。2人の八十八ヶ所巡礼の人が来て、観音様を見て、「これはすごいから大事にしらっせーよ」と言ってお札をくれた。

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カンノンサマ
1983年 山梨県
Aさんの「うちの守り神さん」である観音様は、馬頭観音と石である。隣のおばあさんが1万円をなくしたときにある場所を教えた。
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カンノンサマ
1983年 山梨県
Aさんの「うちの守り神さん」である観音様は、馬頭観音と石である。工場を建てるとき、大工さんを決めるのにオウカガイをしたところ、5人目で石が上がったので頼みに行くと、息子の友達で、すぐに建ててくれた。
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カンノンサマ
1983年 山梨県
Aさんの「うちの守り神さん」である観音様は、馬頭観音と石である。もとは一対で林にあったが、明治20年ごろの水害で1つが流されて、残っていたものを持ってかえってきた。世襲ではなく観音様が夢枕に立ったので、占うようになった。オウカガイでは、「観音様おしえて下さい」と問うと、良ければ石が持ち上がり、悪ければ持ち上がらない。
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カンノンサマ
1983年 山梨県
Aさんの「うちの守り神さん」である観音様は、馬頭観音と石である。Aさんの夫が太平洋戦争で品川を発つ時や戦死したときに観音様が夢枕に立った。
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カンノンサマ
1983年 山梨県
Aさんの「うちの守り神さん」である観音様は、馬頭観音と石である。去年、隣のBさんの息子が交通事故にあったが、その2日前に観音様が倒れて、息子さんの傷の場所と同じところに泥がついた。その前日にAさんの夢枕に観音様が立ったが、意味が理解できなかった。
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ウマノタタリ
1977年 山梨県
馬頭観音は、昔、神主さん(先祖)の乗った馬が落ちて足を折ったことが代々本家に祟って、足が悪くなる。そこで7,8年前に葛野川から石を持って帰って、葛野のツチヤの神主さんに拝んでもらって祀り、毎月8日に線香をあげる。
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クルソンザン,ヒカリ,カンノンサマ
1975年 山口県
九州の信心深い人が、毎晩山に光が見えるので来てみた。すると木が立っており、その傍から観音様が現れて祀ってくれと言うので祀りはじめたという。
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(ゾクシン)
1979年 静岡県
千代には馬頭観音が2つある。そのうちの1つは大正7・8年頃に御室家の下男が馬の供養に建てたものである。瀬尻から来た人たちが、ここで一度休んで木の枝など青いものを馬頭観音にあげると、楽に上れると言った。馬頭観音のおかげだという。
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カンノンサマ
1983年 岩手県
話者が祈祷師に拝んでもらっていたら、ロウソクのロウが溶けて観音の像になった。祈祷師に「観音様が憑いている。供養しなさい」と言われ、近所の観音林の観音堂を世話するようになった。
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コヤスカンノン
1973年 香川県
森氏が大阪・兵庫の店などから寄付を募ってお祭りしたのが観音様である。子安観音は落雷があったときに自分の子に雷が落ちないようにと持ち帰った。子安観音にある割れ目はその時に落ちた雷のあとであるという。
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バトウカンノン
1984年 山梨県
話者宅で馬の調子が悪くなり、祈祷師に見てもらったら、以前飼っていた馬が今の馬をねたんで苦しめているので馬頭観音を祀れといわれた。
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バトウカンノンサマ
1995年 愛知県
豊橋市小松原の観音様に願掛けに行った目の見えない人の夢枕に観音様が立たれ、もっと近くに本尊があると告げた。その人が西尾市西幡豆町松原の馬頭観音を訪れたら、目の病気が治ったという。実は小松原の観音と松原の観音は同木で作られているという。
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オカンノンサン
1996年 神奈川県
時化の時に海岸にあがったお観音さんを拾ってきて供養して祀ると、その海を通る船が進まなくなった。何かお観音さんが気に入らないことがあるのだろうということで、江之浦の石のお地蔵さんと交換した。
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クルソンザン,ヒカリ,カンノン
1975年 山口県
何代も続いている船頭である十兵衛が、沖で船が難破したので助けに行ったところ、遠くの山頂で光が見えた。不思議に思って行ってみると、岩屋の中に一寸八分の観音があったという。
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ヘビ
1979年 岩手県
附馬牛の某家の話。ある日祖母が近くの観音堂の境内で孫の守をしていると1匹の蛇が現れた。祖母はこれを打ち殺した。その後観音堂に孫を連れて行こうとすると激しく泣き拒むようになった。ミコに占ってもらうと、打ち殺した蛇は観音様の守り本尊であり、絵姿を描いて祀るように言われた。ある時町内でお姿を記した絵を求めて観音堂に納めた所、境内に行く事を拒んでいた子供が1人で観音堂に行くようになった。数年前の話。
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ケリアゲカンゼオン
1983年 鹿児島県
日向の国の志布志という里で、日頃から観音を信仰している女がいた。その夫が猟師だったので、夫の悪行を嘆き、何とか善心を起こさせようと観音に祈念していた。嘉吉2年5月に夫がいつものように山に入ると俄に雷が鳴り響いた。恐れた夫は観世音の聖号を唱えると、かの尊像が空中に現れて、夫の頭上に落ちてきた雷火を左足で蹴り上げて助けた。帰って観世音の像を見ると左足を上げていたという。
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カンノンサマ
1983年 富山県
森田に観音様がある観音様は、昔沢連に居られた。宿坊の松田ニゾウの枕元に現れて、千坊寺街道の富崎の少し手前にある森田に行きたい、と言われたので、観音様を連れて行き、森田の人と街道の途中であって観音様の受け渡しをした。その場所を仏坂という。その観音様は今は森田の観音堂にあり、国宝になっている。
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イシ,(アシアトガタノクボミ)
1972年 岐阜県
四角柱の石がある。それには足跡形のくぼみがある。観音様がお通りになったときの足跡であるという。
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タケコマサマ
1964年 秋田県
現在堀之内に住んでいるA氏は石を占いの道具にしているのでイシガミサマともいう。角館にはA氏の姉のカミサマがいる。この人は27、8才のころから目が見えなくなったが、神様や仏様が飛んでくるのが見えるようになった。殿様や切腹した侍がくるとその真似をする。それが治らないので、神様におつかわれするようになればなおるといわれた。その1ヵ月後に竹駒様がついたので、神社に参拝しておつかわれするように決めた。すると2週間で目が開いて、3週間ですっかり見えるようになった。
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フドウミョウオウ,ヤマトタケル
1984年 山梨県
Aさんが18・9歳のころ、天気のよい日に今日桑を切らないと雨が降ると言った。誰も信じなかったがそれが当たり、そんなことが2・3回続いた。そこで屋敷神の不動明王でオウカガイをするようになり、評判になった。そのうち、ネギサマであるBさんが日本武尊の石祠を寄進してくれたので、以降はそれで石占をたてている。戦争中は出征中のAさんに代わって奥さんがかわりにやり、石の上がり具合で良し悪しを決めた。
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