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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

キツネタカリ
1989年 山梨県
Aさんの親父さんが、イチコから聞いた話。狐たかりは茗荷が嫌いということで、茗荷を食べさせるという。

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キツネ
1955年 静岡県
狐憑きが「婚礼の席で食わしてくれなかったので、婚礼を滅茶苦茶にしてきた」と言った。事実婚礼の席は滅茶苦茶になっていた。
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タヌキ,キツネ
1997年 福井県
狐と狸が化かし合いをした。狐が嫁に化けていくと、狸はぼた餅に化けていた。狐がぼた餅を食べようとしたので、「キッちゃん、タのうよの」(狐さん、狸ですよ)と言い、狸の勝ちになった。話者が祖母から聞いた話。
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キツネ
1933年 長野県
狐は蝋燭と油揚げを好む。提灯をつけて右手に持っていくと火が暗くなって、しまいには狐に蝋燭を食べられてしまう。
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キツネ
1952年 神奈川県
キツネッタカリから狐を離すには、茗荷をやればいい。茗荷をくれると狐は離れる。
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キツネ
1980年 秋田県
狐が酒を飲んだ人に馬糞を「団子だ」と勧めて食べさせた。狐は酒を飲んだ人しか化かさない。
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クダギツネ
1984年 山梨県
Aさんが小さい頃に、お蚕がひとりでになくなるということがあった。それはクダ狐が食べたという。
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キツネ
1985年 山梨県
Aさんが子どもの頃、大幡へ婿にいった人が里帰りして、お酒を飲み、キツネだかなんだか分からないが、フラフラと山で道のないところを行き、狐に化かされているのではないか、と言っていた。
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キツネ
1983年 岩手県
1930年前後のこと。話者の父は山で狐が酒盛りしているのを見たという。
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キツネ
1991年 奈良県
狐は「うどんを食べろ」と言って食べさせる。けれどもそれはうどんではなく、ミミズをうどんに見せて食べさせるのである。
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クダギツネ,マンノウギツネ
1955年 静岡県
ある家は働きもせず金に不自由しないので、マンノウ狐という狐を飼っていると評判だった。ある日、その家のおかみさんが猪を捕った人に、はらわたをくれ、と言ったので何にするのかと思ってみていたら、裏の四斗樽の中に入れた。覗いてみたら中には小さな狐が飼ってあった。
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キツネ
1970年 福島県
清六という人が子狐をとってきて狐汁にして食べていた。外で「うまいか清六」といったので、「うまいから、にいさんも入って食え」と言ったら、乳飲み児をさらっていってしまった。子どもは食われてしまったという。
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キツネ
1995年 宮城県
お祭りの帰りなど、魚などの「臭せ物」のお土産を持っていると、狐が馬鹿にしてとる、などということがあった。話者が15,16歳くらいまで。
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キツネノチョウチン
1985年 山梨県
Aさんの実家の方では、キツネの提灯で、山道に狐がいっぱい提灯をつけて行列したなんていう話をよくした。
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キツネ
1938年 長野県
狐にばかされると「ため」のお湯に入って、みみずの「そば」を食べさせられる。
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キツネ,イナリサマ
1988年 茨城県
狐は殺してはいけない。稲荷様のお使いだから祟る。狐の祟りで家が潰れることもある。
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キツネ
1982年 宮城県
話者の祖父は、餅を持って帰る途中に狐に騙され、風呂に入れられて饅頭を食べたと思ったら、溜池に入っていて馬の糞を食べていた。
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キツネ,イナリ
1983年 東京都
小学校4年生の男子が狐にたかられて「うどんが食べたい」と言うので持たせてやると、狐の穴があるゴマ堂に持って行った。次の日、またおかしなことを言うので、王子の稲荷を借りてきて祀ったり背負わせたりすると、狐は抜けた。
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キツネ
1972年 千葉県
お祝い事の帰り、ご馳走を持っていたら、狐に食べられて大根を背負わされて一晩中歩かされた。大根には爪の跡がついていた。
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(イナリサン),キツネ
1959年 秋田県
ある人が小松家のお稲荷さんに供えてあった生きた鶏を取ったら、主人が狐の真似をするようになった。
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キツネ,イナリサマ
1940年 滋賀県
明治10年の頃、狐の死骸がしばしば見られるのは天皇の御行の真似をしたために稲荷様に叱られ、罰として食止めを受けたからであると言う。
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