バケイシ 1987年 山形県 杉ノ入の化け石という石は、男が来ると女、女が来ると男に化けて人を騙したという。確かめにいった人の前に女になって出て斬りつけられ、角を切り落とされた。その石が今でもある。
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バケイシ 1987年 山形県 杉化け石という石は、男が来ると女、女が来ると男に化けて人を騙した。坂上田村麻呂がその石を斬ってしまったという。
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バケイシ 1987年 山形県 化け石という石は、若い女に化けて侍を騙して斬りつけられた。その石が今でもある。
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バケイシ 1987年 山形県 黒森の化け石という石は、侍が通ると若い女や子どもに化けて騙したので、ある侍が斬りつけた。翌日見ると、それは石だったという。
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バケイシ 1987年 山形県 有屋には化け石と呼ばれるものが4つあり、杉ノ入の化け石は美人に化けて侍の柴田清左ェ門を招き、不審に思った清左ェ門が石を斬りつけた、その跡が残っている。
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バケイシ 1995年 山形県 さびしい沢にあった石は、夜通ると女かぶりした人が座っているように見えたり、いろいろなものに見えるので、化け石と呼ばれていた。
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バケイシ 1987年 山形県 下向の化け石という石は、人に化けて新庄の殿様を騙して斬りつけられ、二つに切られた。
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ハサミイシ,ミコイシ,タヌキ 1973年 香川県 はさみのような形の石があり、はさみ石という。昔、そこで狸が巫女に化けて人を化かしたので、巫女石ともいう。
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バケイシ 1987年 山形県 化け石という石は、お姫様に化けて殿様を騙して斬りつけられた。その血を洗った川の魚の目はそれから白くなったという。
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ウバイシ 1967年 福島県 毎夜女に化けたと言うことから、うば石と呼ばれるようになった。
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バンドウタロウ 1982年 群馬県 坂東太郎という石が人間に姿を変えて伊勢参りに行った。この坂東太郎(雄石)と向かいの雌石を切ろうとした石屋が動けなくなったので、だれもこの石を切ろうとはしなくなった。
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バケイシ 1987年 山形県 神室山の化け石は、山中で美女に化けて出た。その石が今でも落合集落にある。
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タヌキ 1981年 和歌山県 炭焼き小屋に泊まっていると、狸が女に化けて笑っていた。翌晩は男と女に化けた狸たちが来て、芝居をした。それに見とれていたら、炭窯がだめになってしまった。
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オバケイワ 2002年 滋賀県 鏡岩の上方にお化け岩とよばれる大岩がある。鏡岩には絶えず女人が近づいて髪や顔の手入れをするので、それを嫉妬してお化けとなって旅人を困らせたという。
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キツネ,タヌキ 1975年 愛知県 狸は坊主に化け、狐は女性に化けると言われている。
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タヌキ,キツネ 1997年 福井県 狸が化けるのは坊さん、狐が化けるのは女の人、という。
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タヌキ 1964年 鹿児島県 化物の中に、タヌキがいる。タヌキは山道を歩いている人の前に、人間の格好をして現れて、人を化かすといわれる。
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タヌキ 1940年 香川県 トーミの大石という所には、昔、狸がいて、人が通るといつも赤児を抱いた女に化けて出たという。
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カエルイシ,ヤマンバ,オンナ 1984年 長野県 山姥の呪いを逃れて去っていた男を待っているうちに、女は石となってしまった。それでも男の帰りを信じて待つ女の姿だといわれる。それが不帰石とも呼ばれている。
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バケイシ 1932年 長野県 上郷村の化石とよぶ家の垣根にある大きな石が、昔いろいろに化けて人を脅かした。
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