シキノデン 1960年 岩手県 天気が変わる時には「ノノリノノリ」という音が響いてくる。「シキノデンがアソバさる」のだという。
類似事例 |
|
カネ 1974年 神奈川県 天候の変わるとき、かすかにゴーンゴーンと鐘の唸りがきこえる。
類似事例 |
|
テング,ゴヒン 1940年 岐阜県 曇天に太鼓の音が聞え、天気が変わる。木を倒す音のこともある。
類似事例 |
|
テング 1987年 富山県 天狗は天気の変わり目に太鼓を叩く。その音を聞くと気味が悪くなり仕事に手がつかなくなる。
類似事例 |
|
キツネ 1967年 石川県 狐は4月5月ごろ、小雨の日に、松の木によりかかってきれいな声で鳴く。
類似事例 |
|
ヒ,オト,イケ 1916年 新潟県 那須某の一族によって開かれたある村には、その宗家で産屋の盥の水の始末が悪かったために、穢れで屋敷が潰れて池になった場所があるという。今も天気の変わり目などには、梭の音が聞こえるという。
類似事例 |
|
カゼノカタマリ 1970年 三重県 天候が変わる時に、風のかたまりがみたいなものを見ることがある。
類似事例 |
|
タヌキ 1975年 徳島県 夜釣りに行くと「ヨイショ」という狸の声がする。
類似事例 |
|
テング 1972年 石川県 季節の変わり目に天狗が太鼓を打つ音がよく聞こえたという絶壁がある。
類似事例 |
|
(ゾクシン) 1961年 静岡県 フクロウが鳴くと天気が良くなる。
類似事例 |
|
テングダオシ 1995年 長野県 天狗が木をきる音や岩がころがる音をたてる。冬に多かったという。
類似事例 |
|
フネ,コエ,レイコン 1970年 神奈川県 南風で波が高く、大雨が降っているとき、夜に声や和船の音が聞えてくることがある。猟師にしか聞えないのかもしれないと言われる。帰れ帰れと霊魂が知らせているのだという。
類似事例 |
|
ヤマンタロウ 1976年 熊本県 雨降りの天気が続いたときに聞える妙な声はヤマンタロウの仕業である。
類似事例 |
|
キツネ 1972年 千葉県 昔は山のすそを歩くと、狐がサーサーと落とす音をさせた。
類似事例 |
|
ヨブコエ 1990年 秋田県 4月の朔日に山へ行ったら、人の声がして雪がおちてきた。
類似事例 |
|
ソロバンボウズ 1956年 路ばたの木の下などで、そろばんをはじくような音がする。
類似事例 |
|
オト 1980年 静岡県 雨の日に山へ行ったときに、ガシャンガシャンと音がする。音のするほうに石を投げると音がしなくなるが、また少し離れたところで鳴り出す。それが繰り返される。
類似事例 |
|
テングノハヤシ 1938年 群馬県 仲木山では6~9月にかけて不思議な音が聞こえる。鳴るのは2ヶ月に1度程度で、薄曇りの日の夜7時頃から明け方3時頃まで聞こえる。笙や三味線のような賑やかで浮き浮きした音色で、付近の人々は「天狗さんの囃し」と呼んでいる。
類似事例 |
|
カッパ 1914年 鹿児島県 春の彼岸の頃、雨のそぼ降る夜にヒョウヒョウと鳴く声がする。水から上がって山に登る河童の声だという。秋の彼岸の頃に、また鳴き声がし、河童が山から里に下るのだと言っている。
類似事例 |
|
キツネ,キツネノヨメイリ 1977年 青森県 日が照っているのに雨が降るときには、狐の嫁入りがあるのだと言う。
類似事例 |
|