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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

カミカクシ
1950年 群馬県
妹が4つの時、神隠しにあった。姿が見えなくなり探したが見つからない。占ってもらうと、弘法さんに聞いて算盤をはじき、命に大事はないとのことだった。翌日、山の高いところで泣いているのが見つかった。子供に登れる場所ではない。妹に当時の記憶は全くないという。

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(ゾクシン)
1973年 香川県
神隠しにあったときは、「戻せ返せ誰それよー」と叫びながら、鉦を叩いて山や川を探すという。
類似事例

カミカクシ
1983年 千葉県
カミカクシ(神隠し)で、Aさんが4・5才の頃、祭りの日にいなくなったので、村中で捜した。大雨が降った後、Bさんの親のおばあさんが畑に行って、大きな椎の木の木の根元で泣いているAさんを見つけた。
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カミカクシ,キツネ
1954年 奈良県
中学生の頃、ある家の4、5歳の子供が、夕方急に姿が見えなくなり、神隠しになったことがあった。狐に入られたというとことになって、村中総出で、桝の底を叩いて子供を捜しに出かけた。
類似事例

カミカクシ
1975年 高知県
泣く子は外へ出すもんではない。もし出しておくと神隠しにあっていなくなるといわれる。
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テングサマ,カミカクシ
1989年 長野県
子供が神隠しにあって帰ってきて、てんぐ様に連れられて大阪に行ったなどと言う。だいたい3日から5日すると帰ってくる。村中で探したところ、家の庭にいたということもあった。神隠しにあって、帰ってこない人もいたという。
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カミカクシ
1977年 神奈川県
畑久保のおダイさんの妹も神隠しにあった。帰ってきたときには井戸桁の上をぴょんぴょんと跳ね回ったりしたという。
類似事例

カミカクシ,キツネ
1926年 奈良県
12、3年前に、北葛城郡五位堂村で座敷に寝ていた10歳の女の子が、夕方に神隠しにあった。狐の悪戯として村中で探したが見つからなかった。帰ってみると、その子はもとのところで寝ていた。
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カミカクシ
1952年 山梨県
7歳の子供が神隠しに遭った。ガンガラを叩いて大規模に探し回ったが見つからない。10日ほど後、内廊下にひっそり立っているのが見つかった。それから3日ほど口も聞かず食べ物も食べずにいたが、段々と元に戻っていった。
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カミカクシ,コウジンガクレ
1973年 香川県
神隠しにあった少年がいた。部落中で探し回ったが見つからず、4日目に近所の便所の近くに立っているのを発見された。神隠しにあったという評判が立った。それ故に子供たちは神隠しに遭うから夜に外へ出てはいけないという。
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テング,カミカクシ
1928年 富山県
大正6年に農家の嫁さんが神隠しにあった。2晩も寝ずに村中で探し回った。3日目の朝に見つかった。
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カミカクシ
1971年 岐阜県
神隠しとは、昔、御岳さんにお参りに行って霧に迷ったりして行方不明になったのなんかをそう言ったんだろう。
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カミガクシ
1937年 青森県
ある家出養子にしていた男の子供が安倍越附近で神隠しにあった。探し回ると、安倍越のヒバ林の中から子供の泣声が聞えたが、養子だから誰も行く人がなかった。
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カミカクシ,テンゴウサマ
1960年 神奈川県
神隠しにあった人を村中で山に入って探した。神隠しとは天狗にさらわれることで、たいてい木の上で発見される。蕎麦だと思いながらミミズを食べていたりする。
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カミカクシ
1975年 長野県
山の手入れを良く手伝ってくれたおじがいた。ある時おじが、一週間ほど行方がわからなくなった。帰ってきたときに尋ねてみたが、自分でもどこに行ったか分からない。神隠しだろうか。
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レイ,レイカン,カミ,カミサマ
1967年 青森県
青森県黒石市のある女性は11歳頃から霊感を覚えた。神から教えられたり、神の姿を見ることがあったので主人の死後は山に入った。断食の行中に神に会えるようになったが、逆に神に疑問をもち、善神、悪神を教えよとご神体を川に流した。神体は戻ってきたが、今度は神体を灰にせよと神に教えられたので焼いて川に流した。「物食うな」という声で断食もした。2週間しても神の許しがないので神社に篭って滝に打たれた。悪神について聞くと周りに恐しいものが出た。許しは1週間後に出た。ミヤは全て神の声の命ずるままにやってきたという。
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カミカクシ
1976年 長野県
かくれんぼなどして遊んでいる時、子供の姿が見えなくなる。行者様に頼んで祈ってもらったところ、ひょっこり出てきた。神隠しだといわれている。
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カミカクシ,テング
1950年 群馬県
神隠しも天狗の仕業とされた。ある家の先祖に周平という男児がいたが、山に入ったまま行方不明になった。法印に見て貰った処、天狗に掠われて帰れないと言う事であった。
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カミカクシ,テングサマ
1938年 福島県
親類が神隠しにあった。夜には村の山にいたが、夜明けごろになると子馬のようなものが現れて一緒にこいというので、これについていくと、隣村の山に入った。天狗様が現れて、ここにいては悪いから村へ帰れと掴まれて投げられた。
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カナジョノボウレイ
1971年 鹿児島県
9月1日の夜、カナ女が坊主と関係していることを知った兄はカナ女の首をはねた。胴体は子どもといっしょに谷底へ落ちていったが、死体は見つからなかった。その後、温泉の小屋に泊まると子どもの泣き声が聞え、窓からニューっと手を出すカナ女の亡霊が出た。
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カミカクシ
1960年 神奈川県
何年も病気で寝ていた人が神隠しにあい、二週間ほどしてから武州高尾山の裏から人力車で送られて帰ってきた。その後気がおかしくなった。
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