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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

ヤマドリ
1960年 岩手県
山鳥が来たので撃とうとしたが、どうしても撃てない。そのうちに頭上を3回、回られてしまった。帰ってくると口が利けなくなり、ついに死んでしまった。

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ヤマドリ,バカサレタハナシ
1981年 和歌山県
谷で山鳥を見て捕まえようとした人が、どんどん奥に誘われて夜になってしまった。何かが山鳥に化けていて、化かされた。
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ヘビ,ヤマドリ
1967年 栃木県
山鳥と蛇はたびたび争う。山鳥の巣に蛇が子を呑みに行き、蛇が親山鳥に巻きついた。山鳥が殺されるかと思ってみていたら、山鳥は急に羽を広げ、蛇を切ってしまった。1950年頃に見たこと。
類似事例

ヒトヲマワルコト
1980年 和歌山県
三人に、三回回られると死ぬ。
類似事例

ヒトヲマワルコト
1980年 和歌山県
人の周りを三回回ると、その相手は死ぬ。
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ヒノタマ
1976年 長野県
山鳥の尾が12節あると、その山鳥は火の玉に化けるといわれている。
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ムジナ
1989年 長野県
15・6年前に亡くなった人が、猟に行ったとき、むじなを見つけた。撃とうと思ったらむじなが木に登ってしまい、引き金を引こうとすると木がどんどん大きくなって撃てなかったという。
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フルツク
2000年
フルツク(ふくろう)が、人の頭上や人家の端、または村境を鳴いて回ると、人が死んでしまう。
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ヤマドリ
1976年 埼玉県
鉄砲撃ちが雄の山鳥を撃ったが羽を「ばさあっ」と広げるだけで落ちない。5発目を撃った時、山鳥は大きくなり、2度羽ばたいてから飛び去った。次の日見に行くと、岩の上に玉が5粒並べて置いてあったという。
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ヒノタマ
1987年 富山県
山鳥が火の玉になって見えるときがある。
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(ヤマドリノタタリ),(フウフノヤマノカミノタタリ)
1984年 山梨県
昔、畑で山鳥をみつけて、鉄砲で1発だけ射ったところ、2羽の山鳥が死んでいた。その山鳥は夫婦の山の神で、射った人は病気になった。その日が1月21日でそれ以来この日は山に入らないようになったという。
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ヤマノカミ
1978年 山梨県
1月17日は山の神様が山で弓を引く日で山仕事はしない、というのを忘れて山に入って山鳥を撃ったら、夜に3回も家を揺さぶられて威された。
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ヤマドリ
1963年 宮城県
山鳥の古いものが火玉になる。
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ヤマドリ,ヒノタマ(ゾクシン)
1916年 愛知県
山鳥の尾に斑点が13あるものは化けたり、人を迷わせたりするという。山鳥の長い尾を魔除けになるといって門口に挿す風習がある。秋冬に火の玉が飛ぶことを、山鳥の谷越しだとも言う。
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ヤマドリ
1971年 茨城県
山鳥も夜、羽根が光る。山鳥が夜飛ぶとその跡が青く光って残り、大きな音がして明るくなる。
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カミサマノキ
1976年 大分県
粟島様の境内には赤い実のなる大木がある。これは年3回実り、婦人病に利くという。しかし神様の木なので、「いただきます」と挨拶をしないと腹を下したりする。
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ヘビ
1975年 福島県
ある猟師が兎を撃ったら蛇が出てきた。蛇に鉄砲を撃ったら睨みつけてきて、猟師は病気になってしまった。
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ヤマドリ
1974年 宮城県
ある夜、生首が戸の隙間から飛び込んできたので、かますの中に入れておいたら、朝になると山鳥になっていた。尾が十二節ある山鳥は人を化かす。
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ヒトヲマワルコト
1916年 山口県
人の周りを回ると、その人が死ぬ。
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キツネ
1938年 青森県
爺に化けた狐を婆が機転を利かせて捕らえ、村人皆で殺してしまった。
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(ゾクシン),クチサケオンナ
1998年 京都府
口裂け女という言葉を口にしたら「ゴメンナサイ」と10回言わなくてはならない。
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ヘビ
1970年 長野県
池に大きな蛇がいた。その蛇を兄弟の鉄砲撃ちが捕りに行ったが、撃っても撃ってもはね返された。最後の一発近くにあったとっこを撃つと、蛇は首を捻った。すると池の水が湧いてきて大水になった。
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