マモノ,ヤマイヌ,(ゾクシン) 1988年 長野県 塩を買って帰るときは、山犬あるいは魔物がついてくるのでできるだけ午前中に買って帰れという。もし夜に家に入る場合は、塩の上に火をのせて入れという。
類似事例 |
|
(ゾクシン),オオカミサマ 1933年 神奈川県 塩を夕方に買うと、狼様があとをつけてくるという。
類似事例 |
|
(ゾクシン) 1961年 愛媛県 夜の間に塩や針を借りに行くのは縁起が悪いといって、これを忌むという。
類似事例 |
|
ニワトリ 1953年 鹿児島県 鶏が夜なきすると、火事があるという。
類似事例 |
|
(ゾクシン),ニワトリ 1936年 栃木県 夜、鶏の鳴きまねをすると火事になるという。
類似事例 |
|
(ゾクシン),ニワトリ 1936年 栃木県 夜、鶏がヨイドキを作ると火事があるという。
類似事例 |
|
イタチ,(ゾクシン) 1939年 和歌山県 いたちが晩に鳴くと火事が起こる。
類似事例 |
|
ヒノケガレ 1939年 宮崎県 火の汚れに対しては、塩をまくという。また、子どもの夜泣きは火が汚れたからだといい、イロリの四隅に塩をまくという。
類似事例 |
|
ネバノカイカ 1987年 山口県 夜、漁に行くと根場のカヤが燃える。翌朝見てもなんでもない。
類似事例 |
|
アタマナシ 1936年 兵庫県 夜、漁に出ると、アタマナシという火が出る。日和の日は出ない。
類似事例 |
|
タヌキ 1975年 高知県 タヌキが夜に火を沸かす。
類似事例 |
|
オニババ 1936年 岡山県 馬子が馬に塩を積んで運んでいると、鬼婆が出てくる。鬼婆が風呂の中で寝たところを、蓋をして火をつけた。そのときの火打石の音を聞いて、鬼婆が「かちかち鳥が鳴きだいた、早や夜もあける」といったという。
類似事例 |
|
(ゾクシン),ニワトリ 1935年 栃木県 鶏が夜泣きをすると火事になるという。夜鶏の鳴き真似をすると火事になる。防ぐには、頭から柄杓で水をかけるとよい。
類似事例 |
|
シオジゾウ 1986年 埼玉県 塩を供えると願い事をかなえてくれる。
類似事例 |
|
シオジゾウ 1986年 埼玉県 塩を供えると願い事をかなえてくれる。
類似事例 |
|
キツネビ 1990年 長野県 夜中から明け方にかけて、雨降りの日によくきつね火が出たという。
類似事例 |
|
ヒダマ 1929年 鹿児島県 夜中に用足しに起きて、手水を使おうとすると、手水鉢の辺を火玉がフワフワ浮き、水をかけると他所の方へ行ったという。
類似事例 |
|
キジムナー 1969年 沖縄県 塩を焚いているとキジムナーが火をもらいに来た。主人が少し残しておけ、と言って去ると、キジムナーは必ず火を残していた。
類似事例 |
|
ヒノタマ 1983年 山梨県 火の玉は宵のうちでなければ通らない。火の玉が柿の木にぶつかってはね返った。
類似事例 |
|
キツネ 1979年 塩屋で塩を焼いていた男が、ふと釜の下の火の間から向こうを見ると、狐が雁を抱いているのが見えた。不思議に思い釜の上から見ると、女が子を抱いていた。また、狐火を狐の提灯ともいう。
類似事例 |
|