カシャネコ 1964年 福島県 10月10日に生まれた男の子は、死ぬと火車猫に食われるという。
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(ゾクシン) 1982年 山形県 10月1日に生まれた人はオオカミにほられる(さらわれる)。
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ダイコン 1958年 東京都 10月9日には亥の子ボタモチを作る。カエルがボタモチを背負って帰る。それを見て大根がドーレと首を出す。
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エベスサマ 1971年 長野県 10月20日はエビスコウと呼ばれる。この日、エビス様が帰ってくるという。
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キツネ 1977年 女に化けて子を産んだことから、「来つ寝」と言われ、狐と呼ばれるようになった。
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(ゾクシン) 1969年 岐阜県 死んだ人の魂は生まれ出てきたものになる、という。たとえば死んだ後に猫が生まれると、死者は猫に生まれ出たことになる。
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イノコルカミ,ルスイノカミ 1982年 新潟県 10月の亥の日には、亥の子ダンゴをつくる。神無月には神々は出雲へ行かれるが、居残る神がおられ、留守居の神への団子が居残りダンゴであるという。
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ルスイノカミ,エビスサマ,ベンジョノカミ 1982年 新潟県 10月の亥の日には、亥の子ダンゴをつくる。神無月には神々は出雲へ行かれるが、恵比寿様と便所の神が居残る。その留守居の神への団子が居残りダンゴであるという。
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(ゾクシン) 1977年 福島県 生まれ月に兎を食べると、子供がぴょんと産まれるといわれている。
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テントバナ 1984年 福井県 卯月八日にさおの先に花を束ねてつけて立てるテントバナが高いと男の子が生れる。
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(ゾクシン),ネコ 1936年 栃木県 猫を殺すと化けて出るという。
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キツネノヨメイリ,ムジナノヨメイリ 1939年 福島県 陰暦10月10日の夕方に、頭にすり鉢を被り腰にすりこぎを差して豆柿の下に立ってみると、狐の嫁入りが見えるといわれている。あるいは、むじなの嫁入りが見えるともいう。
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ヘビ 1993年 岩手県 ヘビが美男に化けて若い女を次々騙して、子を産ませた。娘の腹がふくれて10ヶ月経つと、娘が一人のときに、ヘビが編み笠をかぶって入れ物を持った人の姿になってやってきて、生まれたヘビを連れて行く。ヘビが来なかった時は家の人が生まれたヘビを始末していたらしい。
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ムジナ 1956年 福島県 旧暦10月10日はむじなのご祝儀とも狐のご祝儀ともいい、人のご祝儀はしない。むじなは膳貸せ、椀貸せと行って来て鳴く。
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ヘンシゴ,(ゾクシン) 1975年 愛媛県 懐妊した月から数えて旧暦○月までは男・○月までを女として、それとは反対の性別で生まれた子をヘンシ子という。ヘンシ子が生まれると、こうのしろという魚を祈祷師のところへ持っていき、封じ込む。この子は一生、魚を食べてはいけないという。
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イノコサン 1961年 鳥取県 10月の亥の子さんの日までに子の木をかたずけないと亥の子さんが引っかかってしまう。
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カワランベ 1928年 岐阜県 河童をカワランベという。水中に住むドチに似た動物で、子供に化けて小児のいる家を訪ね水泳に誘う。6月16日に尻の子を取って水神に供えるという。
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ヘビ 1985年 新潟県 女は5月節供に菖蒲湯を飲まないと蛇の子を産む、という。
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サル 1974年 滋賀県 猿を撃ったら、猿のような顔の子どもが産まれた。
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ジュウジボウズ 1956年 群馬県 家の中にも化けものが出る。夜の10時頃出るのを「十時ぼうず」と言う。母親が子供を寝かしつける場合などに、「早く寝ないと十時ぼうずが出るぞ」などと言う。
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