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検索対象事例

ジコウジンサマ
1971年 茨城県
地荒神様は毎年暦を見て、方角を定めて祀る。冬はニワ、春は竈、夏は門にいるので、その方向の普請は避ける。

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ドコウジン,(ゾクシン)
1915年 群馬県
土公神は、春は竈、夏は門、秋は井戸、冬は庭にいるので、その季節にはその場所を手入れしない。
類似事例

〔ドコウジン〕,(ゾクシン)
1915年 群馬県
土公神は春は竈、夏は門、秋は井戸、冬は庭にいるので、その季節にはその場所を手入れしない。
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ヤマノカミコウジン,ヤマノカミ,タノカミ
1983年 岡山県
山の神荒神は山の神の荒神である。古くから、春に山の神を迎えて田の神として祀り、秋の取入れがい終わると再び山に送り返すという習わしがある。
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コウジンノタタリ
1961年 鳥取県
荒神は昔は藪であった塚の上に祀られている。それは塚が家の裏手にあたる1戸のみで祀ってきた。大変祟り、動かすを家人の具合が悪くなるのでそっとしておく。旧3月28日と正月にはシメをはる。近所の人も牛馬が病気になるとお参りに来た。
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ドクジン,ドコウジン,(ゾクシン)
1972年 岐阜県
土公神さんは土の神様である。春はカマド、夏は井戸、秋はカド(門)、冬は庭(土間)にいるから、そういうところにお茶を捨ててはいけないという。土を取るときは、祟りがないようにお祓いをしてもらうという。
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ジヌシコウジンノタタリ
1961年 鳥取県
藪内姓の本家の裏藪に祀る。昔はよく祟ったといい、地主荒神と呼ぶ。現在は部落で牛を持っている者が春と秋の2回籠る。
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ヂコウジン
1983年 岡山県
地荒神は湯原町本庄のある株内の荒神で、竹藪の端に杭を打ち並べ、忌垣をめぐらせて祀っている。その呼称は、地面に祀るところからきたものらしい。伝承によれば、そこには、先祖がその地に土着する際に、背負ってきた石を土中に埋めてあるのだという。
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ドコウジン
1982年 群馬県
土公神は春はカマド、夏は井戸、秋はかど、冬は庭にいる。だから春にカマドをいじると祟る。
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コウジンサマ
1939年 千葉県
荒神様は、カマヤの上に大抵祀っている。煤は荒神様の白粉と言って普段は払わないが、旧師走の13日にだけ煤払いをする。この日にすると大吉だといい、日選びの必要がないという。家人が他所に行っているとき、往きは時間がかかるが帰りは早いといい、これは荒神様が手を引いているからだという。また、9月重陽の午前中にグミの枝を供えると、火難に遭わないという。
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ドウロクジン
1973年 三重県
道ろく神は季節によっている場所が違うという。土用の間に土にくいを打つと、道ろく神の頭にぶつかるので、土にくいを打ってはいけないという。打つと罰が当たるという。また、道ろく神は土の中の神さまなので、どこにでも小用をするものではないという。
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コウジンサマ
1964年 福島県
荒神様は、目・耳・口がきけない三重苦の神できげんが悪いから、たたられないように拝まなければならない。
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テングサマ,コウジン,テング
1950年 群馬県
天狗さまは山の荒神であるので人家の近くに祀ると祟る。
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コウジン
1972年 長崎県
荒神は家を守る神。旅に出るときに、額に荒神様の灰を付けていくと怪我をしないという。戸口を守らすといって、荒神様は常に戸口を向けておくという。カマドの前のある場所は女性は通ってはいけないという。
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フンシガミ
1986年 沖縄県
屋敷に祀っている神をフンシガミという。屋敷の北側に祀るとよいと言われるが、東に祭っている家もある。毎月旧暦の1日と15日に男の人が拝むことになっており、ヒジル・ウコーを供え、火をつけた線香は供えない。神のいる場所に近い場所にある屋敷は、精が強いと家族に悪影響があるので、フンシガミを置く。
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コウジン,ヒジリ,ヤマノカミ,ヒャクショウノカミ,コドモノカミ
1983年 岡山県
楮部落の荒神の社地は部落の東の山の中腹の凹地にあるが、そこには3つの祠が並んでおり、向かって左が荒神、中がヒジリ、右が山の神を祀っている。荒神は百姓の神、子供の神であるという。
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コウジンサマ,カマガミサマ
1979年 長野県
荒神様はカマガミ様ともいう。イロリの所におり、火除けの神様だという。霜月祭りのとき、全ての神が呼ばれていくが、荒神様だけは呼ばれないといわれる。
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コウジン
1984年 島根県
田の中や家のへりに荒神藪というところがある。藪の中には石や大木、祠、土盛りなどがあったりする。これは尼子時代の武将を埋めた墓だといわれている。年に1度掃除をするが、入るときには「荒神さんよけて下さい掃除します」と断ってから入り、掃除する。掃除する人にはたたらないが、知らずに入った人などにはたたる。病気などになったときはそこを掃除したり、横屋さんに拝んでもらったりするし、荒神ヤブを切るときには塩を撒かねばならない。
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ジガミ
1984年 新潟県
地神をまつっていると、盗難や火事などにあわないけれども、粗末にしたり、まつり方が足りなかったりと、よくしないと祟るという。
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ジヌシガミ,ジヌシサン,ジノヌシサン
1961年 鳥取県
地主神は石を積み重ねたもので祠はない。昔は戌亥の方にあったが、病人が出たときに、拝み手が来て、方角が悪いといったので、現在の坤の方にかえた。とても祟るので子どもは近くで遊べなかった。正月はシメを飾る。
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コウジン,イエノマモリガミ,ウシノマモリガミ
1983年 岡山県
阿哲郡神郷町の三坂部落では、各家ごとに荒神が祀られており、それは、牛の守り神とも、家の守り神ともいう。それが祀られている場所は、屋敷の内外であり、方向は特に決まっていない。
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