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検索対象事例

キツネ
1999年 宮城県
1994年のこと。正月準備の松迎えで4人で山に行ったうち、1人が行方不明になった。その人はしばらくして「ハァこええ、ハァこええ」と言いつつ山から下りてきた。服はぼろぼろになっていた。キツネに連れられて山中を歩かされたのだろう。キツネに騙されるのはとても馬鹿な人かとても利口な人。自分は大丈夫だ、と思い込んでいれば騙されない。

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キツネ
1985年 山梨県
キツネに騙されて山のとんでもない所を歩き、気がついてみたらキツネが抜けてどっかいってしまった。
類似事例

キツネ
1983年 東京都
山の中を歩いていると、親戚によく似た人がいて、追いつこうとしたが、いなくなってしまった。キツネにだまされたらしい。
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キツネ
1968年 茨城県
馬の所に辿り着けず足踏みをしていた人。山芋を掘りに行ったが芋だと思って枯れ木を持ち帰った人。便所に行くと言って山中を徘徊していた人。全てキツネに騙された人である。よく騙される人を、キツネかげんと呼ぶ。
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キツネ
1980年 青森県
爺さんがキツネにだまされて、雪の中をあっちゃりこっちゃり歩かせ、高い山の上に連れて行った。酒を飲んでいたのでだまされた。
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キツネ
1982年 三重県
昔山を買いに来た人がいて、夜遅くなってしまった。川の向こう岸へ行くのに浅く見えたので、川を渡ろうとした。少し行くと水が胸のところまで来てどうしても渡りきれないので、川の中をあっちこっち引っ張りまわされてとうとう一夜明かした。きっとキツネにだまされたのだということである。
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キツネ,(ツキモノ)
1989年 長野県
昔、まだ雪が残っているときに老婆が行方不明になり、探したところ山の岩陰にいたがキツネが乗り移っていて追いつけなかったが、やっと捕まえて帰った。この老婆は座敷に寝ていても、外から自分の家に向かってくる人の名前を言い、またそれが当たっていたという。
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キツネ
1988年 岩手県
籠を背負って買い物に行くとキツネに騙されて山へ行ってしまうこともあった。
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キツネ
1976年 宮城県
よくキツネに化かされる人というのがいる。近所にそういう男の人がいたが、1965年ごろ亡くなった。キツネは馬鹿でも利巧でもない、普通の人を騙す。
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キツネ
1977年 秋田県
年をとり頭のぼけた人が山菜取りに行き、歩いているうちに川が逆流する感じがしたり、寒気を感じたり、木を伐り倒す音を聞いたりして、自分がどちらに歩いていくのかわからなくなり、山の中を夜通し歩いた。キツネが朝になったら離れて、帰ってこられた。
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キツネ
1991年 奈良県
ちょっとおとなしい、おっとりした人が、狐に騙されて夜に山へ入った。帰ってこないので、みんなで大騒ぎして探した。一晩探して見つかった。
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キツネ
1973年 山梨県
キツネに化かされていつまでも山を歩いた人がいた。山の中に持っていたアブラゲを食べられてしまった。
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キツネ
1985年 山梨県
Aさんが娘の頃、おばあさんがお湯に行ったのを峠を越して迎えに行くのに、小さい息子を連れて行って、キツネに騙されて道に迷い、夜じゅう山を歩いて、足も傷だらけになった。
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キツネ
1985年 和歌山県
あるお婆さんがキツネに化かされて、広い道を歩いていると思わされて山中に連れて行かれ、一晩中歩かされた。山中で寝てしまったら、畑のズイキの中で寝ていた。
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キツネ
1985年 山梨県
深田の清泉寺のあたりに悪いキツネがおり、とおるひとは必ず騙された。ある気の強いおじさんが絶対にキツネに騙されないといって、腰に鎌をつけて真っ暗な中をいった。そうしたら、赤ちゃんをおぶった女の人が来たので、鎌で赤ちゃんの首を落とした。しかし、お母さんが泣いて訴え、仕方がないのでお寺へ行って髪の毛を切って謝ることにした。村の人がいっぱい集まったがそのときにはもう化かされていて、髪の毛を切った途端に誰もいなくなって、自分の横には首ではなく大根がきれて転がっていた。
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キツネ
1985年 和歌山県
山にシタガリに行ったときのこと。姉が迎えに来た声がしたから帰ろうかと思ったが、周りはまだ仕事をしているのでおかしいと思い、キツネかと思って声のほうに石を投げたら、声はしなくなった。それから家に帰って確かめたが、姉は迎えに来ていなかった。キツネの仕業。
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キツネ
1998年 奈良県
1986年ごろのこと。バイクで山を通ったら春先なのに雪が積もったところに木がたくさん倒れていた。そのまま知らぬ山奥に迷い込んでしまい、大平尾集落に出てしまった。キツネの仕業。
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キツネ
1991年 石川県
ある男の人が狐にだまされて行方不明になった。太鼓を叩いて探したら山で見つかった。木の実なども食べていたが、狐に騙されて糞を食べさせられたのだろう、ということになった。
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キツネ
1975年 岩手県
山を越えてきたら立派な女の人が乳を飲ませていた。そばへ寄っていくと消えたのでキツネにだまされたと思ってタバコを吸った。すると、シューと音がした。キツネが怖がって、石になって声を出してしまったのである。
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キツネ
1985年 和歌山県
山にシタガリに行ったときのこと。山に登っていくと、下から「戻ってこい」と呼ぶ声がしたから戻ったが、誰もそんなこえはかけていなかった。キツネの仕業。
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キツネ
1971年 福島県
きつねに騙された話であるが、ある人が山へ行って、お婆さんに化けた狐に山中ひっぱりまわされたことがある。
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