(ゾクシン) 1973年 三重県 獅子舞は、2月1日から4月19日まで、三年に一度行う。お獅子様に長襦袢を噛んでもらうと、健康で賢くなるといわれていて、よく噛んでもらったという。
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タカミサン,クビ 1916年 奈良県 高見様は荒い神様である。首を切られてその首が高見山の上まで飛んで上がったという。今でも願を掛けると首から上の病気を必ず治してくれるという。
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(ゾクシン) 1979年 静岡県 シャクジ神様は首から上の病を治す神様である。特に、口の中の病気に効くといわれている。お参りに行って、祠に供えてある石を1つ持ってきて、治ったら2つにして返すという。しゃもじを供える場合もあるという。
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(ゾクシン) 1965年 高知県 病気に関する俗信一束。イビラは明神様のシキビの水をつけると治るというなど。
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シシマイ 1941年 栃木県 大日堂の獅子舞に関する俗信。獅子舞の風にあうと疫病にかからないという。この獅子舞は疫病除けになると信じられていて、伝染病患者の悪疫払いに出張して舞ったが、獅子舞の人たちには伝染病患者が出たことがないという。
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トンボガミ,ガミ,トンビヨガミ,トウビョウ 1950年 香川県 トンボガミを祀る家の近隣に急病人出たとき、祈祷者に見てもらうと「どこそこのトンボガミだ」というので、そこの主人に頼んで連れて帰ってもらう。すると痛みが治ってしまうと信じられている。
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ヤツラサン 1965年 高知県 八頭さんとは、頭がうずいて八つに割れて死んだ人を祀ったもの。首から上の病に効くという。
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ムジナ,トンチボ 1994年 新潟県 ムジナ(トンチボ)は様々な願いを受け入れる神でありながら、人々を化かし、人々に憑く。ムジナを用いて祈られた場合には化かすなどの異常性は低く、苦痛、疾患などがある。ムジナはカミサンだが、善悪の基準が「バカ」なので、供え物欲しさに人に操作され、邪な祈りも聞き入れ、悪事も行なうという。
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(ゾクシン) 1975年 愛媛県 しびれが切れたら、眉につばをつけるという。しゃっくりが止まらないときは茶碗に箸を十字に置いて四隅から茶を飲むと治るという。のどに骨が刺さったときは、その人の頭に魚を置くと治るという。土用の丑の日に薬草を採るとよく効くといわれ、ヨモギ(血止め)・ゲンノショウコ(腹薬)・ドクダミ(コシケとデキモノ)などがよく効くという、など。医療に関する俗信。
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(ゾクシン) 2002年 香川県 一宮の俗信。正月に歯が抜ける夢を見るのはよくないという。くどの火を吹くと人が来るという。蛇が木に登ると雨になるという。大水の夢は良いという。烏鳴きが悪いと、人が亡くなるという。流れ星の間に早口で何か言うと、金持ちになるという。七夕に髪を洗うと、髪が長くなるという、など。
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オサキガミ 1938年 長野県 山中で怪我をするのは、オサキ神という魔神に誘われたためである。そのため、怪我人を家や小屋へ入れるときは、オサキ神を追い払うために、トボ口へ箕を伏せて桃・よもぎあるいは桑の小枝(または3つ一緒に)で三度叩き、また箕が無いときは怪我人の頭を三度叩いて「千里先き、七里が島へ送り申す、オサキ神どけどけ」と言いながら、叩いた枝と箕を外へ放り出す。それと同時に怪我人を小屋へ入れるという。
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(ゾクシン) 1972年 長崎県 三月節句に関する俗信。タミナは最低3つ以上食べると、流行病にかからないという。また、カラスが鳴かないうちにワラビと一緒にたくといいともいう。大蛇の子を身ごもったとき、モモ酒やヨモギ餅は子供をおろすのに効くという、など。
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ミノムシリ 1937年 秋田県 旧正月の12日に地主らに年賀に行った帰りの百姓たちから蓑やケラを奪ってカマクラに焚けば悪病退散、災厄から逃れることができる。それを蓑毟りという
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クダン 1933年 香川県 小豆飯と手首を糸でくくる厄除けがある。また山の中にいるくだんという人身牛頭の怪物から出たという点が変わっている。
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オヤクシサン,(ゾクシン) 1961年 愛媛県 お薬師さんはイボを除いてくれたり、乳を出してくれたりするといわれている。願掛けをして病気が治ったら、タコの絵を描いて供えるといわれている。
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(ゾクシン) 1975年 愛知県 年中行事に関する俗信。元旦に七宮めぐりをすると、病気をしないといわれている。節分の豆を年の数だけ食べると、夏病みをしないという。ひいらぎ(ねずみさし)か馬酔木(あせぼ)の頭に、魚の頭をさして、戸口に置くと魔除けになるという。旧4月13日・14日はオンゾで、この日に籾を播くとはじき出されてしまうという。冬至十夜といい、南瓜を食べると中風にかからないといわれている、など。
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ミコガミサン 1978年 岡山県 ミコ神のことをニコガミサンという。アダノマの隅に祀り、他の神さんとは分けてある。棚に御幣だけを祀る。ニコガミサンの機嫌が悪いと子供にカサが出る。カサが出たらサンゲンボイトゥということをする。これは近所の家3軒ほどを廻り、小豆や米をもらうことである。これをご飯に炊いてニコガミサンに供えればカサが治るという。
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ダルマ,ツク,タイグルマ,セキハン,ホウソウ 1935年 東京都 嬰児が疱瘡にかかると、張子の達磨や木兎、鯛車などを枕元に飾る。方法はさん俵を敷き、その上に達磨や木兎を祀る。そして幣帛を立てたり赤飯を供えたりして、疱瘡の治ることを祈る。半月経つと疱瘡も峠を過ぎたものとして供えた赤飯から3粒をとって紙に包み、三つ辻の角へ持っていって捨てる。この赤飯をまだ疱瘡の終わっていない子供を持つ母親が見ると持って帰って子に食べさせる。そうすると疱瘡が軽く済んだ小児にあやかることができるという。
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ヤマノヨウカイ,タヌキ 1958年 香川県 木割りにはマショウヨケがつけてある。山の妖怪に会った時これを頭上で三回振り回すとマショウが落ちる。ある時、狸に化かされて目が見えなくなった人の頭の上を、ハザエを取り除いた木割りで大きく三回振り回すと明るくなったという。
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スバコオクリ 1940年 新潟県 病気に関する俗信。足が痛んだり腫れたりするとスバコ送りをする。未明に村の本通りに送り物を置くが、、スバコが上りか下りか意志に反すると祟るといい、予め調べるかどちらとも取れる真ん中あたりに置くという。送りものを踏むとスバコが移るといわれ、恐れられている。
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