国際日本文化研究センター トップページ
怪異・妖怪伝承データベース
データベース検索ページ 更新情報 お知らせ 怪異・妖怪とは データベース検索 異界の杜 製作者
データベース検索ページ

検索対象事例

(ゾクシン)
1985年 福島県
5月4日の夜にはとろろ芋と蕗の煮物を食べる。これを食べないとうじ虫になるという。

類似事例(機械学習検索)

タンゴノセック
1965年 岩手県
五月五日に赤飯か柏餅、あるいは土芋の料理を食べると、体内の寄生虫が絶滅するという。
類似事例

(ゾクシン)
1982年 新潟県
ツツガ虫病の予防方法。五月節供に煮〆に長芋を入れて食べる。
類似事例

(ゾクシン)
1980年 岐阜県
年中行事に関する俗信。5月の節供には団子を笹でまいて笹巻きを作るが、これをゆでた水を家の回りにまいておくと、長虫が出ないという。酒の中に菖蒲をつけた菖蒲酒を女性が飲むと、孕んだ子が蛇の子ならこれを飲むと下りるという、など。
類似事例

トロロ
1965年 岩手県
一月二日にとろろを食べると中風にならないという。
類似事例

タンゴノセック
1965年 岩手県
五月の節句にジャガイモを食べるとらい病になるという。
類似事例

ヘビ
1985年 新潟県
女は5月節供に菖蒲湯を飲まないと蛇の子を産む、という。
類似事例

ミノヒ,ミソ,(ゾクシン)
1915年 宮城県
6月の巳の日が3つあるときに味噌を煮ると、死んでしまってその味噌を食べないものが出るといわれている。
類似事例

イリゾメ
2000年 香川県
正月14日(小正月)の朝に、取り下ろした正月の飾り物(花がら)を用いて五穀を炒り、それを挽いて粉にする。これをイリゾメという。その粉を家の周囲に撒くと、虫除けと悪魔祓いになる。これをムシノクチヤキという。
類似事例

カッパ
1957年 宮崎県
5月5日につののぼうをつくって食べないと河童に引かれるという。これは昔ある人が河童に会って相撲をとろうと誘われた時、家に帰ってつののぼうを食べなければならない、といって断った為、河童に引かれずに済んだ事によっている。
類似事例

ミノヒ,ミソ,シ,(ゾクシン)
1915年 宮城県
6月に巳の日が3回あるとき味噌を煮ると死ぬ。
類似事例

(ショクニカンスルキンキ)
1956年 宮城県
舞玉の木(正月の行事でミズの木に餅をつけて座敷に飾る木のこと)で団子を刺して食べると死ぬという。味噌を踏めば足が腐る。トロロを食べた茶碗で茶を飲むと中風になる。熱い湯を飲み過ぎれば毛髪の薄い子が生まれる、などの禁忌がある。
類似事例

ヘビ
1940年 千葉県
昔、男に化けた蛇がある人間の娘を孕ませ、そのことを仲間の蛇に告白したところ、人間とかかわりを持ったことを厳しく糾弾され、絶好を申し付けられたが、5月の節句に草もちを食べれば腹の子は「こける」と教えられた。このことがあってから、この地域は5月の節句になると若い娘は特に草もちを食べるようになったと言う。
類似事例

ヒョウスボ
1965年 宮崎県
12月1日の師走川の日には、そばを湯でねったものを朝食べる。これを食べないと、川を渡るときヒョウスボにつけられるという。
類似事例

アクセイ,ボタンモチ
1983年
5月の中旬に、南の空に悪星が出現したという。これを見た者は必ず死んでしまうといって大いに恐れられたが、家ごとに牡丹餅をこしらえて食べるとその難を逃れるという。
類似事例

カンノムシ
2001年 青森県
子供のカンのムシが起きたときは、焼いて串に刺したマゴタロウ虫を食べさせたりした。
類似事例

(ゾクシン)
1939年 新潟県
正月5日間のうちに、トロロを食べると、中風にかからないといわれている。
類似事例

タベナイヒト
1988年 埼玉県
お六所様の日(5月始めの卯の日)に田植えをすると食べられない人(死者)がでるという。
類似事例

アマチャ,(ゾクシン)
1960年 愛媛県
4月8日にお寺で甘茶をもらい、家の周りにそれをまいて、虫除けにするといわれている。
類似事例

アズキガユ
1940年 千葉県,茨城県
正月15日に小豆粥を炊く。小豆を煮た汁を、家の周囲にひいておくと、蛇など長虫の類が来ないといわれている。
類似事例

(ゾクシン)
1964年 福島県
節分でまいた豆は拾い集めて粉にし、いりこがしにして食べると風邪をひかないとか、ぶよに刺されないなどと言われた。
類似事例

国際日本文化研究センター データベースの案内