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検索対象事例

ブナガヤ
1985年 沖縄県
家の裏に大きなジックンの木があった。旧暦8月のシバサシーの日の前後には、その木を根城にしてブナガヤがよく出没した。ブナガヤは時々、お粥鍋の飯粒だけを食べ、水だけにした。そこでブナガヤにウンダ山に移住してくれるように頼んだら、それからはブナガヤの被害はなかった。

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ブナガヤ
1985年 沖縄県
旧暦8月のシバサシという年中行事の頃や、住んでいる所が火事になったとき、ブナガヤが山沿いに移動するのを見た人々がいる。
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ブナガヤ
1985年 沖縄県
8月のシバサシの行事の夜には、ブナガヤを見物に行った。小屋を作って食べ物を持って行って見物をした。
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ブナガイ,ブナガヤ
1985年 沖縄県
ブナガイ・ブナガヤは海と山に住む。火玉を放ったり、骸骨を歩かせたりする。魚取りを断ると人家を焼く。
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ブナガヤ,キジムン,ヒ
1974年 沖縄県
部落内では古い大木にいる。山野の大木にもいる。ウンダ山の麓の川沿いにブナガヤの火が見える。背は低いが力持ちで家を作るのを手伝ってくれた。蛸を嫌う。
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ブナガ,キノセイ
1989年 沖縄県
ブナガが毎晩家を訪れ、材木を運んだり家の手伝いをしてくれる。しかしそのような交際が嫌になった家の人が、この世で一番嫌いな蛸を投げつけると二度と訪れなくなった。それ以降毎年8月は蛸を飾りお祓いをするという。
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ブナガヤ,キジムン,キノセイ
1985年 沖縄県
ブナガヤやキジムン・木の精は縮れた赤毛をしており、山や人家・大きな老木に住む。山仕事の手伝いをしてくれる。樫の木の炭に藍を混ぜたものやタコなどを嫌う。住んでいる木を倒したりするといたずらをし、タコをぶら下げたり水をかけたりする。
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ブナガヤ
1985年 沖縄県
ブナガヤは痩せ型で小さく赤毛で、裸でおり金玉をぶら下げている。山や川・竹やぶ・岩穴に住む。火玉を放ちやけどさせたり、相撲を取ったりする。屁や爆竹を嫌うが、屁を放ったり竹をはぜらしたりと災難も起こす。
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キジムナー,ブナガヤ
1985年 沖縄県
キジムナーやブナガヤは山に住み、斧で木を倒して材木を運び、きれいな家を作ってくれる。
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ブナガヤ
1985年 沖縄県
薪を取りに行ったら、ブナガヤを見た。髪は真っ赤で顔も赤く、3・4・5歳くらいの子供と同じくらいだった。山の神だと思ってお祈りをし、薪を取ることができるようにお願いしたら、消えていなくなった。
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ブナガヤ
1985年 沖縄県
ブナガヤが出没する近くの野原にはブナガヤの巣があるという伝承がある。
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ブナガヤ
1985年 沖縄県
10歳の頃、川岸で芋を洗っていたら、ブナガヤが現れ、それはまるく真っ赤なものであった。驚いて芋をほったらかしたまま逃げ帰ったが、姉は信じてくれなかった。それで姉と2人で川に行ったら、姉もブナガヤを見てびっくりして、芋を置いて家に戻ってきた。
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キジムナー,ブナガヤ
1985年 沖縄県
キジムナー・ブナガヤは昼は山に住み夜は人家に住む。山仕事や魚釣りをする。タコを嫌う。
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ブナガヤ
1985年 沖縄県
夜、みかんの木の下でブナガヤを見た。体は真っ赤で、髪の毛の赤く首のあたりまで垂れていた。顔は三角で、耳のあたりまで口が裂け、真白い魚のような歯がぎっちり並んでいた。手はやせ細っており、ほんの子供くらいの大きさだった。
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キジムナ
1966年 沖縄県
中嘉地に大屋という屋号の家がある。その家の奥には一本の木があり、昔大屋の主人の妻は、この木に毎日煮立ての芋を置いていた。するとその木にはキジムナが住みつき、やがて大屋の主人はキジムナと仲が良くなった。キジムナは漁にでれば大漁をもたらしたことから、これを大切に扱った。すると大屋はますます栄えたという。
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ネガミ,ヤマノオンカミ,アカゲモノ,ブナガヤ
1989年 沖縄県
昔、謝名城村の根神である老婆が山へ薪をひろいにいくと、身長1メートル未満の赤毛者と出会った。山の御神であるらしいので「今日は薪を取りにきた。一度で薪が取れるところを教えてくれ。そして無事に帰してくれ」と頼んだ。するとその赤毛者は消え、それが居た場所には大きな蟹が1匹いて、ブナガヤだとわかった。山を降りる途中、たくさんの薪がある場所にでくわし無事に帰った。
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ビンボウガミ
1957年 新潟県
1月2日にミヅクサとヌルデを山から迎え、15日に燃やして粥を煮る。昔貧乏な親爺が生木を燃していると、天井にいた貧乏神が燻されたのに怒って「親爺何が嫌いだ」と言う。「俺は金に困っている」と答えると、貧乏神は千両箱を三つ投げつけて帰っていった。それからこの行事をするようになった。
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タマガイ
1970年 沖縄県
ヨウカビーには山の上に登って火の玉(タマガイ)が上がるかどうかを見た。火の玉があがった時は、あがった所の家に不幸が起こるとして、神人に申し入れ、魔よけのウガンをかけてもらった。ウガン日は10日から15日である。現在は行なわれていない。
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ウナグソ,ダイジャ
1936年 兵庫県
ウナグソは煙草が嫌い。山に行くとき味噌を少しでも持っていると巻き付いたり、女が山で寝ると必ず入ってくるという。夢のお告げで、谷の出口の橋に梨の木がありウナグソが出られないので、取り払ってくれたら千軒の町にするとあった。しかし、ウナグソを殺そうとしてウナグソの嫌いな梨の木の杭を打ち込んだので、それ以来人家は増加しない。
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タノアカミアガリノヒ,トシヨリノババサ,ジジサ
1982年 新潟県
11月6日のタノカミアガリの日に子持ちのトトサとカカサは日暮れまで田んぼの稲刈りをしていた。カカサは先に上がったが、タノカミサマにあげる十六団子も作れないと鍋に火をかけていた。田んぼのトトサの隣を年寄りのババサが通り、さらにジジサが、団子ひとつおれにこしらえないとは、おもしろくない。子供を一人ゾウスイ鍋のなかへぶち込んできたわといった。トトサがもしやとおもって家へ来るとカカサが子供のやけどの手当をしていた。
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ブナガヤ
1985年 沖縄県
おじいさんが岩の穴に落ちたら、中からブナガヤが出てきた。ブナガヤは足を捻挫したおじいさんにいたわりの声をかけてくれた。そしてブナガヤは家に帰る途中までおじいさんを背負ってくれた。
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