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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

バシャノオト
1986年 東京都
りんどうの間に寝ていると馬車の音が聞こえてくる。昔、この部屋で寝た女の子が二段ベッドの上から落ちて死んだのだという。

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テンジョウカラタレテクルチ
1986年 東京都
林間学校で、りんどうの部屋に寝ると、天井から血が垂れてくる。昔、女の人がこの部屋で死んだという。
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チイサナオンナノコ
1984年 秋田県
夜なべをしていたら家の太い柱から小さな女の子が出てきて、2度ほど廻って見えなくなった。娘に似ていたので布団を見に行ったが、すやすや寝ていたので気にとめなかった。その後、娘は急死してしまい、あの時もっと注意していればと親は嘆いた。
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アブ,ウマデヤッテキタモノ
1939年 岩手県
男が地蔵の前で寝ていると、馬でやって来た者が地蔵に予言のような話をしているのが聞こえた。その後、その話のとおり、虻が口から入って子供の命を奪った。
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アシオト
1966年 東京都
学校の寮で、寮生が事故で亡くなった。他の生徒がいなかったので、1人でお通夜をしていると、足音が聞こえたが、部屋の前で止まり、誰も入ってこない。戸を開けてみたが、誰もいなかった。その晩は2,3度足音が聞こえた。
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キツネ
1938年 長野県
ある春の夕暮れ、女児が狐に化かされ、裏の木の根で眠っているのを夜中になって発見された。
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シノヨチョウ(ゾクシン)
1976年 宮城県
真夜中に戸がガタンと鳴ったり、何かが倒れたような音や戸が閉まる音が聞こえると人が死ぬ。
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ヒトダマ
1951年 兵庫県
ある女がトラックに跳ねられて死んだ。その前日、その女の家に人魂が飛び込んだという。お通夜の時、「実は…」とその話が出たという。
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(ゾクシン),ウマ
1933年 岩手県
出棺の時に厩で馬が嘶くと続けて人が死ぬ。だから厩の戸は堅く締め馬には風呂敷で目隠しする。それでも往々にして嘶くのである。
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ガ(ゾクシン)
1990年 福島県
寝ているところに蛾が舞い込んで来て、人が目を覚ますと死者が出る。
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キバノカミサマ
1939年 岩手県
地蔵の前で寝ていると、騎馬の神様がやってきて子供の死を「水で死ぬ」と予言した。それを聞いた家の者は手を尽くすが、結局は水という字が染め抜かれた暖簾で首をつって死んでしまい、予言のとおりになった。
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ユウレイ,デンワ
1999年 栃木県
親友だったA子とB子がいた。ある日の夜、B子はA子の家に行く途中、交通事故で死んだ。数日後、死んだはずのB子からA子に電話がかかった。「私B子、今1階にいるの」A子はは4階に住んでいたが、電話がかかってくるたびに階が上がってきた。そして電話が鳴り、「私B子、今お前の後ろにいるんだ」と言い、A子を窓から突き落とし、A子は死んだ。
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ユウレイ
1935年 新潟県
2階にあった額が、突然落ちた。そのときに、愛娘が亡くなったということを聞いた。
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フミキリ,カナシバリ
1986年 東京都
飛び込み自殺をする人が多い踏切の近くに住んでいた。夜遅く寝ていたら、事故があったらしくサイレンが聞こえてきたが、そのまま眠った。その夜、夜中に目がさめて体を動かそうとしたが、金しばりにかかり助けを呼ぶこともできなかった。
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キツネ,オーサキ
1995年 群馬県
大尽家の娘にオーサキだの狐だのがついて、病み付き、15年以上床についてとうとう死んでしまった。
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レイ,イナリ
1978年 京都府
ある人の娘が死に、死体を鳥辺野に送ったところ、いつしか棺から出て、もとの家に臥していることが何度もあった。
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シノヨチョウ
1946年
下宿屋に帰る途中で靴の紐が切れ、縁起でもないと思っていたら、乗った自動車が田んぼに落ちた。下宿屋に帰ると誰かが死んで大騒ぎしていた。
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シンヤノヨロイノオト
1992年 広島県
昭和20年終戦後、大雨の降る晩に二階で寝ていると裏から鎧を着ているのか、足に鎖を付けているのか「ガシャンガシャン」という音が聞こえてきた。それが裏門を倒して出て行った。朝見ると門は倒れたままになっていた。
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キツネ
1995年 群馬県
病人が寝るときは狐が出入りするように、布団をあけておく。狐によって死んだ人の横っ腹には穴があいていて、布団のしたは毛だらけになっている。
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キツネ
1954年 山梨県
今はもうない家だが、大きな旧家が、二階に狐を飼っていて人につけると噂されたことがある。嫁に来た人がそれを気にかけて自殺してしまった。1910年代の話。
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テングサマ,スイテングウ
1975年 新潟県
手綱で馬を殴ったら、床の間にあったローソクが立って飛んできて、殴った人にぶつかって2つに折れた。その人が動けなくなっていると、馬は突然その人を噛んだ。
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