カッパ 1997年 青森県 古川で多くの人が溺死したのはの河童のしわざ。
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カハツヅミ 1922年 長野県 河童は龍神の使いであり、狙った人物を必ず溺死させて尻子を取る。鼓を打つ音が聞こえると近日中に溺死人が出るといい、その川鼓の音は河童が人を取る2日前に祭を行っているのだという。
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タタリ 1991年 神奈川県 延宝年間、溺死した瞽女のたたりで、溺死者が多くあった。そこで水難除供養塔が立てられた。弘化2年に流れ者の侍が人柱になったが、侍の霊が埋葬された墓地からは川の土手が見えないので土手番ができないというので、今の場所に墓場を移した。
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シチニンミサキ,サンニンミサキ,シチリコッパイ 1943年 高知県 七人みさきには盆の16日に川や田、芋畑の中で必ず出会う。空気のじめじめした梅雨期に憑かれることが多く、憑かれると熱病になる。溺死した子供のみさきが別の子供を溺死させた実例がある。類例に三人みさき、シチリコツバイなどがある。
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ガワッパ,カッパ 1977年 鹿児島県 ガワッパは人の子を引きずり込むという。数人の子が溺死したことがあり、ガワッパの仕業と言われた。
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ミサキ 1984年 愛媛県 溺死した者はミサキになる。ミサキは人を水中に引っ張り込む。
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カッパ 1940年 秋田県 溺死するという意味の忌言葉を「カッパニトラレル」という。
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ウミデシンダヒト 1956年 東京都 海で死んだ人の霊が、人に憑いて「水をくれ」と言った。
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レイ,(ツキモノ) 1989年 長野県 霊が人に憑くことがあった。祈とうして離してもらったという。
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センチュウノケイ 1976年 溺死者の霊が船を沈めようとする。特に、7月15日夜、12月晦日夜は、海上に怪しいことがたくさんあるという。試みに船を出して鬼火を見た船頭の体験談。
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イシガミジンジャノイシ 1977年 神奈川県 石神社の境内にある堅石は、もともと由比ガ浜の沖に沈んでいたものである。この浜では毎年溺死する者が跡をたたなかったが、寛政3年9月のある夜に海面が光り輝いたので、村人がこの石を引き上げ、石上神社に祭ったのだ。以来、ここで溺死する者がなくなったのだと言われている。
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カッパ 1957年 新潟県 子供たちが溺死するので、河童の仕業だろうということになり、これを領主の命令で祀ることにした。これが神社で行われる河童祭りであり、それから河童による被害はなくなった。
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マジムン 1970年 沖縄県 マジムンはほとんど犬の形をしており、死後の霊を祀る人がいないために成仏できずに迷って化けて出る死人の霊といわれる。
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シチニンミサキ 1943年 高知県 ミサキ堂というのがあり、村誌には明治維新後に溺死者を祀ったものとある。
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ネコノレイ 1982年 山形県 昔、死んだ人の霊が抜けた後に猫の霊が入って死体が立ち上がったのを無理に棍棒でおさえて寝かせたことがある。
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シシャノレイ,シリョウ,(ツキモノ) 1989年 長野県 死者の霊が人に憑くことがある。いつまでも病気が治らなかったり、薬が効かずに長引いたりすると死者の霊が憑いたといった。離すときは、祈とうしてもらうという。
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(ヒトヲイキカエラセルホウホウ) 1963年 愛媛県 川に流されて溺死しそうになった人を生き返らせるには、カラカサの骨で火を焚いて温めると、蘇生するといわれている。
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タタリ,レイ 1974年 山口県 難破船の船員を殺してものを取ったため、その霊を鎮めるために建てた神社を浄土宗の僧が寺にしてしまった。すると霊が人を取り殺したり人をたぶらかすことが続いて今も絶えない。
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ウミボウズ 1973年 香川県 海坊主が出ることがある。これは水死者の霊であるという。
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カッパ,テンオウサマ 1957年 新潟県 川の合流点で溺死者が多いので、河童の仕業だということになり、胡瓜の初なりを天王様に供えて除難の願いをした。この日以前に泳ぐことを中止した。
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シシャノレイ,(ツキモノ) 1989年 長野県 死者の霊が人に憑くことがあるという。離すときは、御嶽教の人に祈とうしてもらったという。
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