国際日本文化研究センター トップページ
怪異・妖怪伝承データベース
データベース検索ページ 更新情報 お知らせ 怪異・妖怪とは データベース検索 異界の杜 製作者
データベース検索ページ

検索対象事例

〔セッキ〕
1975年
夜戌刻、北方に赤気があった。暫くして東西に映り、扇の骨のように中に白い気が交わり、丑刻を過ぎて消え失せた。公にも、天文家にお尋ねがあったという。京都では7日間潔斎が行われたという。

類似事例(機械学習検索)

アカキキ,アカキキザシ
1974年 京都府・北海道・長崎県・石川県
明和7年7月28日夜戌の時に北の空が赤くなった。同じ時刻に松前や長崎でも同様の事があった。加賀では海上に夕刻から黒雲がたちこめ中に赤い光が見えていて、夜になると立ち満ちたという。
類似事例

ガッショク,コクキ
1975年
文化丙申7月の月蝕は、月の中に一筋の黒気が現れてまた暗くなり、元に戻る時にまた現れた。この黒気は月の中だけに見え、外には見えなかったという。
類似事例

〔セッキ〕
1978年 千葉県
安永9年12月12日夜、酉の半刻から戌の刻まで戌亥の方向から少し子の方向へ赤気が出た。下から見ると長さは凡そ9尺5寸、地上から5,6丈離れていた。関宿城中より見渡すと、色は朱色で、上下はぼんやりしていた。
類似事例

(ソラニアラワレタモジ)
1982年
享保14年8月17日寅の4刻より、東方日の出る辺り3、4町程の間が一面赤色となり、その中に「蚕裳茷日国」という6字がほのかに現れて暫くして消えた。直接は見なかったが、世上にこの風説があるので記す。
類似事例

アカキホシ
1978年 東京都
元文元年7月下旬頃から、東の方角に赤い星が夜5つ刻より出る。
類似事例

ホウキボシ
1978年 東京都
寛保2年正月下旬より東の方角に夜7つ刻、箒星が出る。長さ1尺5寸程。
類似事例

テング
1974年
天武天皇の御世にも星が東方に落ちたこと、天平7年5月に星が乱れ飛んだこと、宝亀2年に星が西南に落ちたことなどは、火気の仕業を真似て天狗が怪しい様を見せたのであろう。
類似事例

ヘビ,アラレ
1975年 京都府
京都で文化2年3月21日、東六条善久寺の妻女の頭痛がひどく、その髪際から這い出た小虫はみるみるうちに小蛇となり、戸外へ掃き出したところ、たちまち黒雲が降りて蛇を乗せ天へ昇っていった。妻女の頭痛はすぐに治ったという。その時に降った雹で、田畑のものは全滅してしまったという。
類似事例

ホシ
1974年
午十月二十九日夜、星が多く飛んで雪が降るようであった。十一月三日の夜にも前ほど多くはないが星が飛んだ。飛ぶものは凶事の前兆であり、十二月には関東で疫病が流行した。
類似事例

ニッショク
1975年
寛保2年5月の日蝕は、白昼で真っ暗になったが、星は爛々と輝いており、夜空のようだったという。星が見えたことを天文家も怪しんだ。
類似事例

セイウ
1980年 福島県
寛政10年(1798)10月29日の夜に、甚だしく星が飛び、まるで星の雨のようであったという。また江戸でも同じことがあったという。
類似事例

(レイセイ)
1982年
享保14年5月頃より夜7ツ時に丑寅の方向に霊星が出るようになった。種々の説があるが、ある人が言うにはこれは団扇星と俗に称し、西国方にはたびたび出るという。吉凶には関係は無いとも言う。
類似事例

ヒノタマ,ヤマノカミ
1964年 福島県
明治28年秋、南の空から60センチメートルくらいの火の玉が飛んできて、虎捕山の本殿のあたりにぶつかって非常な音をたてた。火の色は赤いが普通の色とも違って見え、ぶつかった後はかたまったりはなれたりボーっと見えたが、やがて消えた。山ノ神がお社に灯明を奉るのだろうといわれた。
類似事例

ヨバイボシ,(テングボシ)
1980年
昔、こすげ野の御狩に随伴した際、丑三つ時に大きな流れ星が降る途中に砕け、多くの星となって飛び散ったという。砕けた時には大きな雷鳴がとどろいた。これは天狗という星だろうという。
類似事例

(ヒカリモノ)
1981年
正徳4年11月11日夜5ツ刻過ぎ、辰巳の方角から戌亥の方角へ光物が飛んだ。末に至って2つに分かれて雲中へ入った。大鉄砲のような音がした。
類似事例

ヒノタマ,ヒカルモノ,イケルカミ
1974年 京都府・三重県
明和7年7月18日夜戌3時に西から火の玉が現れ北東へ飛んだ。ある人は北野の方から現れ室町一条に落ちたといい、又堀川二条から寺町東に飛んだという人もある。伊勢の菰野や桑名で見た人もいる。
類似事例

リュウ,(タツマキ)
1935年 三重県
弘化2年4月、庄屋の兼次郎が三浦坂を登っていた時に、俄に雲が起き、海上で龍が水を吸い上げるのを見た。それは一条の黒い気のようなもので、忽ち雲は治まり、日光が心地よく差してきたという。
類似事例

ヒノタマ
1937年 福島県
明治28年、南の空から径2尺くらいの火の玉が飛んできて、虎捕山の本殿のあたりにぶつかり、大きな音を立てた。火の色は赤く、普通の色とは異なっているように見えた。集まったり離れたり、ぼうっとしてしばらくして消えた。
類似事例

ケイウン
1973年 東京都
文政8年8月15日に、外岡北海が小石川伝通院の境内を通っていると、空に五色の雲が棚引いていた。一村の白雲が薄く棚引いているところに日光が当たり、様々に色が変わっていった。この雲がどこから来たのかを聞いたが、自分が見つけた時にすでにあったという。
類似事例

ヒノタマ,カイイ
1978年
1月6日の夜丑三つ時に家に帰り戸の前でふと後ろを見ると月も無いのに影が出ていた。不思議に思い道に出て空を見ると西側に火の玉があった。音も無くどこかへ飛んで行った。
類似事例

国際日本文化研究センター データベースの案内