ヒカリモノ 1978年 東京都 享保12年3月1日夜5つ半刻、光り物が東から西へ雷のような音をともなって飛んだ。
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ヒノタマ,ヒカルモノ,イケルカミ 1974年 京都府・三重県 明和7年7月18日夜戌3時に西から火の玉が現れ北東へ飛んだ。ある人は北野の方から現れ室町一条に落ちたといい、又堀川二条から寺町東に飛んだという人もある。伊勢の菰野や桑名で見た人もいる。
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ヒカリモノ 1978年 東京都 享保13年正月16日夜、光り物が飛んだ。
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(コネコノゴトキモノ),ヒノタマ 1982年 京都府 享保19年6月6日夜半頃より風雨になり、雲の中に火の様な形をした小猫の様な物があり、艮の方へ大きな音を伴って飛んだ。あるいは火の玉が飛ぶようでもあった。このため7日の祇園会の山鉾は包み隠し、賀茂川も洪水になったので御輿は三条を廻った。
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(ヒカリモノ) 1982年 享保15年9月10日夕暮れ、丑寅の方角より、長さ1間余り、幅1尺程の光り物が現れて未申の方角へ飛んだ。その音は地震のようだった。
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ヒカリモノ 1982年 享保12年2月15日朝、光り物が東から出現して雲に入った。大きな音がした。
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ヒノタマ 1958年 神奈川県 明治前期、8月24日の三島さまのお祭りの晩に素人芝居を見ていたら、急に傘くらいもある火の玉が出て境内を転げまわった。見物していた人は誰でも見えた。
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セイウ 1980年 福島県 寛政10年(1798)10月29日の夜に、甚だしく星が飛び、まるで星の雨のようであったという。また江戸でも同じことがあったという。
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(ヒカリモノ) 1982年 享保4年7月2日夜5ツ前、丑寅の方角に大きさ大茶碗のような光物が出て、未申の方角へ飛んでいった。通っていった跡はしばらく消えなかった。
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ヒノタマ 1974年 東京都 江戸、鎧の辺りを舟に乗っていると申の刻に丑寅の方角から未申の方角へ3尺程の火の玉のようなものが空を飛んで山の崩れるような音がした。後日ある人が八王子の近くの家の庭に大きな石が降って来たと語った。
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ヒノタマ 1986年 愛媛県 夜の10時ころに火の玉が山のほうに飛ぶのを見たことがあるという。
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ヒカリモノ 1964年 福島県 昭和19年、おはやさんという人が亡くなる前の日、大きなひかりものが飛ぶのをみなが見たという。
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カジノヨウニミエルアカイヒカリ 1983年 秋田県 享保14年12月28日夜5ツ時、上空に上った火事のように見える赤い光は2本筋が入っていた。津軽や南部、江戸、仙台、西国でも見えた。
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ヒノタマ 1992年 奈良県 昭和19年だっただろうか、夜に便所へ行って出てきたら、愛宕神社の上から大きな青白い火の玉が家の前まで飛んでくるのを見た。その後なにも起こらなかったが、よく考えたら、ちょうど主人の妹の婿が亡くなった時だった。
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ヒカリモノ 1982年 京都府 文政13年7月の京都大地震の際に、丑寅から辰巳の方へ光り物が通り、その光の中は燃えているような火が見えたという。
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ヒトダマ,ヒノタマ 1981年 茨城県 夜、水戸の雷神様のカーブで、黄色い火の玉が波を打って飛ぶのを見た。尾はなく、数秒で消えた。その時は晴れていた。
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チュウコ 1960年 岡山県 午前4時頃、チュウコ(火の玉)が飛ぶのを見た。青色で小提灯ほどの大きさで、2つが3つ、さらに4つになったかと思うとまた1つになったりした。地上から3、4尺の高さでふわふわ漂っていた。ある者はチョウコがぶつかりそうになり、雨傘を広げると飛び去った。
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ヒノタマ,ムジナダマ 1981年 茨城県 竹薮から大きな火の玉が飛んで来た。急に周囲が明るくなり、火の玉は赤黄色でその周りは青みがかっていた。波打って飛び、上に行くと光は広がった。近くの人はむじな玉だと言う。
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(カキ) 1980年 群馬県 享保の頃、江戸で大火事があった4年後の正月。赤城山で夜な夜な火が燃えた。その後4月14日に青山から火が出て大火事となり、赤城あたりで人が死んだ。正月に見えたのは、火気が集まっている様子だったものと思われる。
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ヒトダマ,ヒノタマ 2003年 長野県 大正5年6月頃、夜中家の池にたたずんでいると、隣家の庇からファーンと揺れながら火の玉が出た。翌朝になって隣家の少女が亡くなっていた。目撃した火の玉は人魂だったと世間一般の事として聞かされた。
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