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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

ヒカリモノ
2001年 青森県
夜に外を歩いており、ふと目を上げた拍子に、空を鮮やかな青さのくけ毬くらいのものが流れていき、墓所の真上で消えた。その墓のすぐ隣に、忌中札の貼ってある家があった。

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キツネ
1988年 長野県
きつね人にがついたことがある。そうしたきつねを離すときには神札を貼った。
類似事例

ヒトダマ
1981年 福岡県
人魂には赤いものと青いものがある。その家から青い炎が出ると、そこで死人が出るという。
類似事例

ヒノタマ
1964年 福島県
家のばあさまが夜に水引にいくと、目の前を青い火の玉が飛ぶのをみた。青い道を引いて通ったが、星の光のようだった。
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エイジヲミトルハハノユウレイ
1956年 宮城県
昭和の初め頃,若い婦人が料金も払わずバスを降りて駆け出していった。翌日も同じ場所で同じ人が降りていくので後を追いかけていくと,忌中の札を貼った家に入っていった。車掌がその家でバス料金のことにつき話したが要領を得ないのでよくよく話し合ってみると,若い母が赤ん坊を残して一週間ほど前に死んだが,あの世に行ききれず赤ん坊をみとりに来たのだという事がわかった。バスの運転手と車掌は青くなって三日ほど休んでしまった。
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ヒトダマ
1987年 奈良県
人魂を見たことがある。晩に買い物に行った帰り、青い火の玉が墓のほうから来て、飛んで行った。建て前をしてある家があり、その扇を立ててあるところまで来たらぱっと消えた。
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(ゾクシン),シ
1935年 島根県
人が死ぬと、地蔵様の版書を押した小さな札を1里四方にある地蔵様に貼って歩く。こうしないと、また、不幸があるという。版木は在家にある。
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フクノカミサマ,ウシ
1938年 青森県
朝早く起きていると、自分の家から大きな牛が2匹出て、隣の家に入った。福の神様が隣に行ったのだと思ったら、それから隣が繁昌して、自分の家は何時ともなく廃れていった。
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オオキナヒカリ,アオイタマ
1966年 群馬県
人が死ぬ前、家の屋根から光をおびていない青い大きな玉が登り、ふわふわと飛びながらその家のお墓の所で消えてなくなった。
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コワンカネエコエ
1974年
ある村の街道で「流れる流れる」と恐ろしい声で叫んで歩く者がおり、村人におそれられていた。勇気ある若者が何が流れるかときくと、「渕の金甕が流れる」と答える。翌朝渕へ行くと金甕が今にも流れそうになっていたが、中のお金は流れたらしく何もなかった。
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ヒノタマ
1981年 愛知県
夜、浜辺へ出てきて大きな声で「かりやたろう」と叫ぶと火の玉が来る。初めは沖の方へ小さな火が見えるが、みるみる大きくなって真上に来たときには、風呂桶の様な大きさになり、ぐるぐる回りだす。出会って逃げ遅れた時は草履を頭にのせて這っておれば、帰っていく。
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ヒトダマ
1958年 香川県
葬式のとき、ヒトダマが飛ぶことがある。青いものがぼうっと飛んでいく。
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ヒカリダマ
1974年 山梨県
夜、空を光り玉が飛ぶことがある。
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(ゾクシン),モウジャ
1933年 愛媛県
墓所を広くすると、亡者が迎えに来るという。
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シラヌウチ,カイジン
1972年 沖縄県
シラヌウチ(産褥中、産の忌中)である内に漁に出ると不漁になる。
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シノヨチ
1969年 高知県
隣の家に子供が生まれた夢を見ると不幸がある。
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テング
1956年 静岡県
この辺りでは、片拍子や、山での笛吹きや太鼓鳴らしは、するものでないと言われている。
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キツネ
1983年 岩手県
ある人が山で人に誘われ、家に上がった。気がつくと裸足で山にいて、手には栗の毬が刺さっていた。狐の仕業。
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キツネ
1988年 長野県
きつねが人についたことがあり、つかれた人はきつねの真似をした。きつねを離すときには神札を貼った。
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オンナ
2000年 埼玉県
武士が川を越えようとしていたら、手で這って歩く女が現れ、川の向こうの家の門に貼ってある祈祷札を剥がしてくれるように頼まれた。武士が女を背負って川を渡り、札をはがすと、女は家の中に入り女の生首をくわえて出てきた。話を聞いてみると、無実の罪で磔にされて殺されたので、恨みを晴らしたということだった。
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タタリ
1956年 東京都
ある家の子が、隣の家の米をつかんで生米を食った。隣の家はその子を殺せと言い、親が首を締めて殺した。隣の家はその祟りを受けて七代悪いことが続いた。
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ヒトダマ
1982年 岩手県
人魂は青くて盆のように丸く、ふわふわしたもので、屋根よりあまり高くなく、ゆっくり飛んでいくものであるという。
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