国際日本文化研究センター トップページ
怪異・妖怪伝承データベース
データベース検索ページ 更新情報 お知らせ 怪異・妖怪とは データベース検索 異界の杜 製作者
データベース検索ページ

検索対象事例

クモ
1956年 宮城県
鯖雲(鰯雲のこと)が出ると大漁になるという。立春の日、四方の雲が黄色く見える時は豊作、青く見える時はイナゴの害が多いという。

類似事例(機械学習検索)

ツケビ
1967年 愛媛県
沖で、海に山が見えたり家が見えたりすることがある。つけ火といい、仏が迷っている。焚火を振ると見えなくなるという。
類似事例

ムジナノチョウチン
1989年 茨城県
暖かい晩に黄色い光を放つ2つの月が出た。爺さん達は、むじなが月夜に出て来たと言っていた。むじなの尻尾がふさふさしていて黄色く光っているので、月に見えると言う。
類似事例

イジュウ
1978年 長野県
信濃の更科山では夏の雷の時期に、小獣が石穂に現れ、イナゴのように飛んで雲に入る。
類似事例

キツネ
1990年 福島県
狐は遠くにいる人に見えて、近くにいる人には見えない。
類似事例

イニンビー
1966年 沖縄県
戦前まではイニンビーがよく見られたという。それは人が提灯を持って歩いているような感じの丸い火の玉で、遠くからはよく見えるが、近づくと見えなくなったという。大体9時前後に見えたという。
類似事例

(ゾクシン)
1974年 愛媛県
夏の稲光は稲の豊作だといわれている。シャシャブがよくなる年は麦が豊作だといわれている。大豆の花盛りに雨が降ると豊作だといわれている。夏の日照りはビワの豊作だといわれている。
類似事例

キツネ
1997年 奈良県
子供が夜道を歩いていると、前から2つ3つの光が見えた。これは狐だと思っていると、母の持っている提灯の明かりが見え、その時には前にあった光は見えなくなった。
類似事例

マショウ
1975年 愛媛県
正月16日には、猟場が魔性に見えるという。獲物がよく取れるが、同時に人が猪に見えたりもするので、怪我をするものが多いという。
類似事例

アカイカミ,アオイカミ,キイロイカミ
1999年 栃木県
「赤い紙、青い紙、黄色い紙、どれがいい?」と言う人に出会ったとき、「赤い紙ください」と言うとナイフで殺される。「青い紙ください」と言うと首を絞められる。「黄色い紙がいい」と言うと、全身黄色くなる病気になるという。「何もいらない」と言うのが最も良い。
類似事例

ヒトダマ
1981年 福岡県
人魂には赤いものと青いものがある。その家から青い炎が出ると、そこで死人が出るという。
類似事例

キツネ
1956年 宮城県
稲荷神社で狐が鳴くと、大漁になるという。
類似事例

ツクバカクシ
1939年 茨城県
高道祖村からは筑波山がはっきりと見えるはずなのに、一ヶ所見えない所があるという。遮るものは何もなく、一間手前からはよく見えて、一間過ぎるとまたよく見えるのに、そこからだけはどうしても見ることができないという。
類似事例

リュウ
1976年 千葉県
上総の海中で竜が昇るのを遙に見た。全身は雲に隠れていたので見えなかった。尾の大きさは傘ほどに見えたという。
類似事例

オメンサマ
1984年 福井県
例年2月16日に区長宅でお面様の祭りが行われ、ここでは4つのお面が拝観される。この祭りはインネンといわれ、面が笑顔に見える時は豊作であり、険しい顔に見える時は凶作であるといわれる。
類似事例

オメンサマ
1984年 福井県
例年2月1日に区長宅でお面様の祭りが行われ、3つのお面がまつられ、ムラの人が参拝する。この祭りはインネンといわれ、面が笑顔に見える時は豊作であり、険しい顔に見える時は凶作であるといわれる。
類似事例

ガラッパ
1984年 鹿児島県
岩の上に裸の赤ん坊がいたが、親には見えず子供にだけ見えたので、それはガラッパではないかということになった。
類似事例

フナダマ
1983年 愛媛県
天変の予兆や大漁の時は船霊がイサム。天変の予兆の時はチリンチリンと音を発する。大漁の時はそれと違う合図をする。
類似事例

(ゾクシン)
1975年 愛媛県
土用入りは天気が悪いという。土用3日に雨が降らなかったら、豊作だという。大豆が豊作の年は、米も豊作だという。枇杷がよくなる年は、麦がよいという。もち苗を苗代田へ植えると、不幸の餅になるという。つばめが長く巣をたらすと、秋がよいという。梅の花が下向きに咲くと年は、雨が多いという。竹に実がなると、旱魃だという、など。予兆に関する俗信。
類似事例

ウテンノキザシ
1956年 宮城県
朝焼けがしたとき、日暈(ひがさ)月暈(つきがさ)が出た時、蔵王に帯のごとき雲が連なる時、頭痛や打ち身などが痛む時、諸病が悪しき時、からだの痒い時、夕方に子供が騒ぐ時、馬がよく眠る時、猫が顔を隠して眠る時など。
類似事例

〔アレビ〕
1967年 石川県
荒火は海上に出る1mほどの青い火。小雨の晩などに出る。害はない。
類似事例

ツキ
1956年 宮城県
旧暦の元旦前後の月が黄か青に見えれば飢饉か大風、赤く見える時は火災、黒く見える時は水害の兆しがあるという。また月の傍らに星が近ければ近いうちに人が死ぬという。あるいは月食の時に大風が吹くと伝染病が発生するなどの俗信がある。
類似事例

国際日本文化研究センター データベースの案内