タコ 1982年 宮城県 小浜海岸で夜釣りをしていた人が、光る皿のようなものが二つ飛んでくるのを見た。それは蛸で、光るものは蛸の眼だった。
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イシ,セキカ,ヘキセキ 1980年 いつぞや鯛をくれた人がいて、その鯛を調理してみると、腹の中から鯛の口より大きい石が2つ出てきた。直径8~9寸ほどの青色をしたきれいな丸い石だったという。これは人間でいうところの結石に似たものか、という。
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ジングウコウゴウ,ウキダイ 1978年 広島県 神功皇后が鯛に酒をそそいだので、鯛は酔って浮いた。
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ヒカリダマ 1974年 山梨県 夜、空を光り玉が飛ぶことがある。
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ヒカリダマ 1988年 長野県 山には光り玉が出る。
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ニチレン 1972年 長崎県 日蓮が枯れ木の枝を逆さまにさしておいたら、根がついて銀杏になったという。また、焼いた鯛を生かしたことがあり、今でもこの鯛はどこかで生きているという。
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サカナノヌシ 2000年 愛知県 日間賀島の海にさかなのぬしという大きな鯛がいた。この鯛は何度も同じ岩の上で寝ていたので、岩に鯛の形がついた。村の人はこの岩をたいのかたと呼ぶようになった。この岩をまたぐと波に押し切られて溺れるといい、今でも避けて通る。
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タヌキノヒ 1975年 高知県 夜、暗い山に青い火がポッと光るのをタヌキの火という。おしっこをして振りまくとなくなる。タヌキのよだれが光るとも、眼が光るともいう。
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ヒカリダマ 1974年 栃木県 人が亡くなる3日前に光り玉が飛んで落ちた。山鳥の尾が光るのだとも言う。
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カッパ 1975年 熊本県 河童は大層光る物が嫌いだといっている。泳ぐ際には仏様のご飯を食って行くと目が光るので河童は尻を取ることができないという。
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ヤマドリ 1971年 茨城県 山鳥も夜、羽根が光る。山鳥が夜飛ぶとその跡が青く光って残り、大きな音がして明るくなる。
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ヨルヒカルトリ 1939年 新潟県 女中が豆腐を売りにいく途中で、向うから光りがやってきた。人の気配がすると消えると思い、勇気を出して走ると、光りは消えて、鳥が飛び立つ音がした。夜光る鳥がいるのは確かである。
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ヒカリダマ 1988年 長野県 墓地には光り玉が出る。
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ヒカリダマ 1988年 長野県 墓地には光り玉が出る。
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ヒカリダマ 1988年 長野県 墓地には光り玉が出る。
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ヒトダマ,ハト 1981年 茨城県 人魂はハトが夜飛ぶと光るのだといわれている。
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キツネビダマ 1975年 京都府 元禄のはじめ、上京の人が夜、東川へ漁に出た。加茂の辺りで狐火を網で捕らえた。持ち帰って翌日見ると、うす白い鶏の卵のような形で昼は光らなかった。夜になると光り蝋燭より明るいので重宝した。それをもって漁に出たとき、どこからか大石が川に落ち同時に光るものを失った。
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リュウトウ 1991年 山形県 龍燈といって、古い松の樹が夜ボーッと光ることがある。発光する理由は不明だが、近寄ると消え、離れるとまた光りだす。時として龍のような形になることもある。
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キツネッピ 1985年 山梨県 キツネッピは、Aさんが子どもの頃、光るのをたくさん見た。今考えると山鳥の尾が光るのではないかと思う。
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シオノミ 1973年 富山県 夏から秋に多く、海辺で光っている。まらなどにも着いた。守山の山の方で光るものはミオノシという。これは南西風の前兆である。
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ミノモス 1977年 富山県 ミノモス(蓑虫)は、雨の夜に濡れた衣類が光り出す現象である。水滴が光り、すぐに消える。これに取りつかれた人もいる。
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