国際日本文化研究センター トップページ
怪異・妖怪伝承データベース
データベース検索ページ 更新情報 お知らせ 怪異・妖怪とは データベース検索 異界の杜 製作者
データベース検索ページ

検索対象事例

ハヤマノシンタク
1964年 福島県
松川町金沢の羽山ごもりなどでは、羽山の神託として、天気や作物の豊凶をきいて作付け計画をたてている。

類似事例(機械学習検索)

ハヤマゴモリ,ノリワラ,タクセン,カミ
1964年 福島県
羽山ごもりでは、結願の行事として羽山大神の前で託宣が行われる。俵にすわったのりわらが祈祷し、はじめは神官が託宣を聞く。神様のつごうによって、毎年出てくる神様がちがうという。どの神様に聞けばよいか羽山大神にうかがうこともある。神官が聞き終わると、小姓、一般信者が聞いても良い。終わると結願となって山を下る。
類似事例

ハヤマゴモリ,ノリワラ
1964年 福島県
羽山ごもりのりわらは大姓の中から信仰の厚い人が選ばれてなる。神がついたり、のりうつったりすることが必要なので、旧11月17日のこもり堂の託宣で、羽山大神にきき、神官・先達・かしき(司会役)世話人で選ぶという。人によってつかない者もあり、気がある者については、3、4年試みて見込みがでたところでひきつぐ。
類似事例

シンメイサマ
1964年 福島県
信夫郡松川町金沢の羽山ごもりのこもり堂には、2組ほどのしんめいさまがまつってある。
類似事例

オヤマノボリ,タイマツ
1956年 宮城県
山上の奥の院にお籠りをして、一晩中松明を燃やす。その火が麓から見えるときはその年の農作物は豊作だといわれる。
類似事例

キンポクサンノカミサマ,オニ
1984年 新潟県
昔、佐渡を治めていた金北山の神さまが、もし節分に撒いた豆から芽が出たら佐渡の国を譲ろうと鬼に約束する。このときの約束状が金北山のお堂の下に埋めてあるともいい、いくら鬼がとりに来ても、神さまは決してわたさないという。
類似事例

ダイジャ
1964年 福島県
1121(保安2)年、あゆ滝という阿武隈川沿岸の川原に大蛇がすみつき、害を与えた。在家の人々が黒沼神社におこもりして退治した。羽山ごもりの由来譚。
類似事例

オオカニ
1964年 福島県
1021(治安元)年、黒沼神社の南700メートルほどの蟹沢という部落に径8尺以上の大かにがすみ、農産物や人畜に被害をもたらしていた。当時の在家7軒が黒沼神社におこもりし、神の御威光で退治した。これによって地名を蟹沢と改め、現在もその跡に蟹沢という屋敷がある。羽山こもりの起源。
類似事例

アマゴイジゾウソン
1987年 長野県
昔,雨が降らないときには村の四辻に座っている大きな丸い黒石をがんじがらめに縛って千曲川に放り込み,雨を降らせてくれるよう祈った。するとその夜更けから大雨となったという。黒い石は引き上げられて丁重に祀られ,「お助け地蔵尊」とか「雨ごい地蔵尊」とか呼ばれた。今でも農家の人たちが「水神様」として祀っている。
類似事例

ヤマノカミ,ヤマノカミノキ
2001年 青森県
某家の山の神は、祖父が朝比奈岳の麓で木を伐採したところ、家で病人が出て不幸が続いた為モノシリに占ってもらったところ、山の神の木を伐採したことによるさわりだと言われた。そこで祠を建てて祀ることとしたのだと言う。
類似事例

オオカニ,ダイジャ
1964年 福島県
1021(治安元)年、黒沼神社の南700メートルほどの蟹沢という部落に径8尺以上の大かにがすんで被害をもたらしていたが、在家7軒が黒沼神社におこもりし退治した。また、1121(保安2)年にも、あゆ滝という川原にすむ大蛇を在家の人々が黒沼神社におこもりすることで退治した。これが羽山ごもりの起源といわれる。
類似事例

ハヤマゴモリ,ノリワラ
1967年 福島県
羽山ごもりの託宣のとき、こもり人たちが祈願のことばを唱和すると、のりわらの手にしている白幣がさらさらと音をたてて動くので、神ののりうつったことがわかる。
類似事例

ノウシンマツリ
1965年 岩手県
三月十六日、山の神様が山に帰り、代わりに農神様が里に降り、農業を保護してくださるので、各戸が朝早く起床して火をたく。煙を空高くあげると吉事がおこるという。
類似事例

アマゴイ
1935年 熊本県
産山付近では、雨乞いのことを「潤ひ祭り」をするという。村内の淵に御神酒を持って行き、祈願する。また、奥まった所の水源地では、大分から人が来て、水をかき混ぜたり、地蔵様を叩いて、神や地蔵の勘気にふれて雨を降らそうとする。村内のある地では水を貰うのに途中で休むのを禁じている。
類似事例

タケノノボリ
1987年 長野県
昔,日照りが続いたとき,村人達が夫神岳と女神岳に「大雨を降らせてくれればあらん限りの供物をささげます」といって祈願した。そして長い布を竹の先に張って竜神をあらわし,幾つかの幟を立ててまず夫神に登って祈った。すると不思議なことに,夫神岳の上空に九頭竜のような形の霊体が現れて女神岳の上空に進み,山を包んだ。すると間もなく大雨が降ってきて村人達は助けられた。
類似事例

ヤマノカミ
1982年 新潟県
1月8日に各戸一人が集まり、藁で蛇を作って山中の奥の院にのぼり、後から神で作ったさまざまなものをもって、「山の神様山行きやる 山繁盛 里繁盛」とはやしていく。奥の院では頭を村に向けて老杉に蛇を縛り、木で作った鉈や鎌などをこれに結んで酒を飲み、2本のタラの木をそこに立て、帰りは振り向くと長いものに巻かれるといって山の出口まで一目散に下る。また、それから4日目が山の神様の種蒔きの日である。
類似事例

イシ
1990年 山梨県
稲子沢では昔の人は石をよくひろってきて「-の神様」と決めて祭った。戦争中には「戦地に行った人が無事ならばこの石が軽く持ち上がる」などといったりした。
類似事例

テンニョノハゴロモ
1933年 鳥取県
天女が地上に降りたとき、羽衣を農夫にとられた。天女は天上の記憶を無くし、人間になって農夫と結婚した。二人の子供もできたが、ふとしたことから羽衣を着た途端天上の記憶が戻り、天に戻ってしまった。それが、羽衣石山の名前の由来である。
類似事例

ウマノナキゴエ,ウマニノッタシンタイ,ヨブコエ
2001年 青森県
松林家の祖先が馬を連れて草を採集していたところ、北方から馬の鳴き声が聞こえたので行ってみると、神服を着て馬に乗った神体を見つけた。ある馬が病になった際、この神体に祈ると平癒した為、馬の病の全快、繁殖等をめぐる信仰が広まった。ある時、この神体がなくなったが、夜に外から「キンナンソウニアリ」と呼ぶ声がした。その声の通り南方を探すと見つかったので、一宇を建てて祀った。
類似事例

コマユミダケ,カンジャダケ
1987年 長野県
干天の時,この山霊に祈り,千駄焼きをすれば必ず雨が降ったという。
類似事例

ニジュウサンヤサマ,ツキマチシンコウ,ニジュウサンヤコウ,ニジュウサンヤトッコウ
2001年 青森県
田子町山口では、飲食しながら月の出を待って農作物の吉凶を占う。二十三夜様をお産の神とするところもあるが、これは、祭日を同じくする子安信仰と結びついたのではないかと考えられる。中には、日待ち、月待ちの関係から、庚申様との結びつきが見られる場合もある。以上から、二十三夜様の世の中占いは、各家ごとの行事となっている。
類似事例

国際日本文化研究センター データベースの案内