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検索対象事例

リュウグウ
1982年 群馬県
水沼のかまのふちは竜宮まで続いていると言われた。膳椀が必要なとき、この渕に頼むと貸してくれた。

類似事例(機械学習検索)

リュウグウ
1982年 群馬県
一峯神社の権現沼は竜宮まで続いていると言われた。膳椀が必要なとき、この渕に手紙を流して頼むと貸してくれた。あるとき吸い物椀の蓋を割ったまま返したので、もう貸してくれなくなった。
類似事例

リュウグウ
1982年 群馬県
鴨渕の随道は竜宮まで続いていると言われた。膳椀が必要なとき、この渕に頼むと貸してくれたが、ある時欲深な人が返さなかったので貸してくれなくなった。
類似事例

リュウグウ
1982年 群馬県
追貝の吹割の滝は竜宮まで続いていると言われた。膳椀が必要なとき、この渕に手紙を流して頼むと貸してくれた。あるとき欲深な人が1人前返さなかったので、もう貸してくれなくなった。
類似事例

(リュウグウ)
1982年 群馬県
一峯神社の御手洗(みたらせ)の膳棚という池は竜宮まで続いていると言われた。膳椀が必要なとき、この渕に手紙を流して頼むと貸してくれた。あるとき吸い物椀の蓋を返さなかったので、もう貸してくれなくなった。その椀の蓋はまだある。
類似事例

リュウグウ
1982年 群馬県
追貝の浮島の観音様の滝壷は竜宮まで続いていると言われた。膳椀が必要なとき、この渕に手紙を流して頼むと貸してくれた。あるとき1人前返し忘れたので、慌てて返したがもう受取って貰えず、以来貸してもくれなくなった。その膳は星野家に伝わる。
類似事例

リュウグウ
1982年 群馬県
広瀬川の下がり松の渕は深く、竜宮まで続いていると言われた。膳椀が必要なとき、この渕に頼むと貸してくれたが、ある時傷つけて返したので貸してくれなくなった。
類似事例

リュウグウ,カメ
1982年 群馬県
一峯神社の権現沼は竜宮まで続いていると言われた。膳椀が必要なとき、沼の膳棚の大きな亀に頼むと、竜宮から運んできて貸してくれた。あるとき椀の蓋を返さなかったので、亀が出なくなった。
類似事例

リュウグウサマ
1982年 群馬県
竜宮の渕は、膳椀が必要なとき、この渕に頼むと貸してくれたが、ある時欲深な人が1膳返さなかったので、貸してくれなくなった。
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リュウグウ
1943年 群馬県
寛平元年に大洪水があり、水がぬけた跡が大きな沼となった。龍宮城へ通じているといい、灯りがともったりした。手紙を書いて流せば、食器を貸してくれた。返すときも手紙に書いて流せば、椀はひとりでに沈んだ。ある者が借りた盃を1つ返さなかったところ、二度と貸さなくなった。その者の家では、盃を家宝としている。
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シンジャ,イケヌシ
1974年 富山県
越中蓑谷山の縄池で、貧乏な者が宴用の器が無い事を池の傍で呟いたところ池から朱椀朱膳が現れた。以来人々の願いに応じて食器を貸してくれたので家具貸の池と呼ばれるようになった。ある時老婆が返さなかったら洪水により老婆は死に、食器は貸さなくなった。
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リュウ,タタリ
1990年 長野県
かま沼には昔竜が住んでいて、人の欲しいものを何でも用意してくれた。しかしある時、借りたお膳の足を折ったままで返したら、その家の人に祟ったという。
類似事例

リュウグ,リュウグサラ
2003年 山梨県
本堂の下藪の中にウバアナとよばれる、竜宮とつながっていると考えられた洞穴があり、昔村人の欲しい食器・品物を貸してくれたという。
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カワランベ,(カッパ)
1989年 愛知県
話者の実家にはかっぱが持ってきてくれた椀があった。川原の淵のそばの橋で、「お膳何枚貸してくれ」と言うと、岩の上に並べて貸してくれた。用が終わって岩の上に返して礼を言うと、誰にも見られないようにして淵の中に入れてしまったという。
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ゼンワンカシノフチ
1916年 岐阜県
亀淵という所があり、龍宮に通じていると言われている。龍宮神社に行って膳椀を貸してくれるように頼み、翌朝行くと水上に浮いている。返すときも水上に浮かべる。ある時、借りた品の内1つを破損し何も言わずに返却したところ、それ以後貸してくれなくなった。今日ではこの竜王に願掛けをすれば下の病気が治ると信じられている。
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(ゼンワンヲカシテクレルイケ)
1990年 長野県
板越に天池がある。ここに、膳椀を貸して欲しいと書いた紙を浮かべておくと、翌朝、池の端にきちんと膳椀がそろえられていたという。
類似事例

(ゼンワンヲカシテクレルイケ)
1990年 長野県
宮の前の田んぼの中に池があり、寄り集まりなどで膳椀が必要なときは、前の晩に必要な数を頼むときちんと用意してくれたという。昭和30年ごろまで池の形になっていたという。
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ヘビアナ
1979年 岐阜県
冠婚葬祭の際、借りたい膳椀を蛇穴にお願いすると貸してもらえた。あるとき、返さなかった人がいて、以来何も貸してくれなくなったという。
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カッパ
1992年 宮崎県
小払とどろの主の年を経たかっぱが、膳椀を貸してくれた。
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カッパ
1987年 長野県
昔,十人村の男が甲田池の傍に馬を繋いでおいたところ,かっぱが馬を池に引きずり込もうとした。馬は暴れながら馬屋に帰ってきたが,かっぱは引っ張られてくる途中で頭の水をこぼしてしまって力が抜け,馬屋の隅にじっとしていた。男が来るとかっぱは謝り,「何かおふるまいのある時は必要な膳椀をそろえるから許してください。」と詫びた。許してやると,それから振舞いのあるたびにかっぱが前夜膳椀をそろえ,使った後は持って帰った。ところが,近所の男が一膳分だけ隠しておいたので,それ以来かっぱは膳椀を貸してくれなくなった。
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ワンカシブチ
1965年 宮崎県
観音崎の龍神に頼むと、椀や膳を滝の上から貸してくれた。ある時それを返さなかったので、貸してくれなくなった。
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