ミサキ 1983年 岡山県 高梁市高倉飯部の御鋒神社のミサキも、船頭が必ず祈願するものとして有名である。
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ミサキサマ 1983年 岡山県 新見市石蟹ハリガ瀬の山道に祀られているミサキ様の祭りは、高瀬舟の船頭たちの祭りとして、1年に1回、旧暦の10月に催される。正月のハツフネの際には、高瀬舟を停めてこのミサキ様に参拝し御幣をたてたのだという。
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ミサキ 1963年 岡山県 笠神岩には、筏流しのとき座礁して死ぬ人が多いので、ミサキを祀る。
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ミサキ,スイジン 1983年 岡山県 高梁川の高瀬舟の船頭はミサキを信仰するが、これはミサキが水神と習合しているからである。
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ミサキ 1966年 山口県 ミサキは目に見えず、知らずに逢うと寒気がしたり熱が出たりする。これを「ミサキに逢った」という。その時は家に入る前に蓑でさびてもらうと良い。箕の中にオカマ様の御幣や飾り、ごみ、金物を入れたりもする。もしくは、オカマサマの花立の水をなめるとよい。大抵は太夫様、坊様に拝んでもらうようだ。
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ミサキ 1983年 岡山県 家に災難が続いた場合、それは何らかの祟りによるということがあるが、その祟るものをミサキとして祀ることもある。
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ミサキ,ミサキサマ 1983年 岡山県 中部落では、屋敷の西北の入り口付近に、屋敷神としてミサキの小祠を祀っている。
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ミサキドリ,ミサキ 2000年 香川県 ミサキは水死人、祀り手のない仏、無縁仏である。また、ミサキギリという行事があり、拝む人に頼んで拝んでもらったというが、口寄せの話は絶えて久しく、何十年も前のことで記憶もたどたどしい。
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ミサキサマ 1966年 山口県 茅刈のミサキ様は蛇を祀ったものと言われ、雨が降らないときにはセンバタキが行われる。
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ミサキ 1983年 岡山県 湯原町粟谷の杉成では、屋敷の外れの大木の下にミサキを祀っている。これはツルギとは言われてはいないが、その祠は剣をかたどったものである。
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ミサキ,ミサキマリシテン,ウシロガミ,ゲドウ 1983年 岡山県 落合町栗原余河内では、本家の屋敷の北西隅にある榊の古木のところに小祠を設けてミサキを祀っている。先祖のようにも言われているが、ミサキ摩利支天とも呼ばれている。これはウシロ神(守護神)であり、祀ればその威光によって他人はこの人物に立ち向かえなくなり、またゲドウ(悪霊)も近づけなくなるのだという。
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ミサキ,ミサキダイミョウジン 1983年 岡山県 倉敷市下津井の松島でも、ミサキが憑くとか、ひっぱるとか、人をとるなどというが、御崎大明神を祀ると、そうした悪いミサキが近寄らなくなるのだという。
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ミサキ 1970年 岡山県 ミサキについて。不慮の死をとげた人をフリョミサキといったり、願をかけて拝んだ木をミサキと言ったり、病人が出ると“ミサキにさわっている”と言ったり、各家で祀ったりする、など。
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ミサキ,コウジン 1983年 岡山県 久世町三坂では、ミサキと荒神を祀っている。
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ミサキサマ,テング,ヤテイ 1983年 岡山県 落合町栗原余河内部落の鎮守であるミサキ社のご神体は天狗の面である。精進の悪い者や不浄のある者、女性が近づくと天狗が谷底に投げ落としてしまうと言われ恐れられているが、部落の信仰は篤い。部落に危難があると、ミサキ様のヤテイが鳴くという。
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ミサキギリ,カンバラ 1983年 岡山県 ミサキギリはカンバラ(上原大夫)でないと出来ないのだという。依頼に従ってカンバラは拝み、死人に語らせると、島中の人々が集まって聞いた。これを聞いてやらないと供養にはならないのだという。
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ミサキ 1983年 岡山県 勝山町原方では、木の小祠に石仏を納めて、ミサキとして祀っている。
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ミサキ 1975年 岡山県 ミサキ様は仏様の古いのを言う。近寄ると頭痛がするという。
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(ゾクシン) 1982年 新潟県 一般に船霊様は女だといわれているが、名立町では、不漁のとき女性の髪の毛を船長室に飾ると必ず大漁になり、また災難除けになる。
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ミサキ,ミサキ 1983年 岡山県 ミサキは主神や本尊の御前であり、お使いしめから発生したものである。主神を直接に拝して祈願することを憚る感覚から起こったものかと考えられる。
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